ハイキングクラブの定例山行で八海山に出かけました。
9月18日(日)昭島駅を6:30にマイクロバスで出発。
台風15号の影響で週間予報では、曇り後雨で降水確率50~70%でしたが、
リーダーの決断で午後は雨天山行を覚悟しての決行となる。
快晴の関越自動車道を走り、「トンネルを抜けると晴れだった」と話しながら
関越トンネルを抜けると本当に青空が広がっていました。
先日の越後湯沢を通過して、9:30に八海山ロープウェイ山麗駅に到着。
直ちに9時40分発のロープウェイに乗車。
三連休を楽しむ観光客や登山者で一杯です。
スキーシーズンと比較するとゲレンデの斜度が緩く感じる。
いつも急なコブ斜面になって苦戦しているせいでしょうか。
7分程で山頂駅に到着。
恒例のヤベッチ体操で体をほぐす。
当初は、初級/千本檜小屋まで、中上級/八ツ峰鎖場コースに分かれる予定でしたが、
鎖場コースの希望者が少ないため全員で千本桧小屋+地蔵岳往復コースに変更。
【山頂駅-池ノ峰-女人堂-薬師岳-千本檜小屋-地蔵岳-千本檜小屋-薬師岳-女人堂-池ノ峰-山頂駅】
10:00に邪魔にならぬよう三班に分かれて ロープウェイ山頂駅 (1146m)を出発。
すぐ上にある避難小屋の遥拝場にて安全祈願。
池ノ峰(1296m)を通過すると山頂が見えてきます。
台風の影響なのか、想定外の強烈な陽射しを浴びて汗が吹き出ます。
池ノ峰の樹林帯ルートを振り返る。
所々に石柱や石碑がありますが、ほとんど読み取れませんでした。
11:10に女人堂(1470m)に到着。
きれいな避難小屋とトイレがあり、泊まりたくなる小屋です。
女人堂脇に八海山大神の大きな石碑もありました。
11:30に薬師岳に向かって出発。
小屋から10分程で水場に到着し、喉を潤します。
気持ちの良い開けた草原脇を通過。
法螺貝の練習音が響いてきましたが、まもなく行者姿の方が降りてきました。
滑りやすい急斜面の鎖場で、初級者には厳しい登りです。
9月とは思えない暑さはメンバーの体力を消耗させます。
八海山スキー場が見えています。
12:35に薬師岳(1654m)に到着。
石碑が並ぶ山頂から八海山に向かいます。
八ツ峰の第一峰となる地蔵岳と千本檜小屋が迫ってきました。
12:50に八海山9合目となる千本檜小屋(1630m) に到着して昼食。
大勢の登山者が行きかっていきます。
千本檜小屋より越後三山の主峰となる越後駒ケ岳を望む。
30年前の会津在勤時にはテントと水を背負って八海山まで四回ほど縦走した懐かしい山です。
千本檜小屋から八つ峰の最初の一峰、地蔵岳を希望者9人で往復します。
13:10に地蔵岳(1707m)にて記念撮影。
直江兼続の天地人にて空撮ロケに使われた場所です。
地蔵岳より越後三山の中岳を望む。
昔の中岳から八海山へのルートでは転落事故や荼毘に遭遇しました。
地蔵岳より千本檜小屋。 帰り支度のアルコ本隊が見えます。
13:15に第二峰の不動岳に登りました。ここまでは小学生も登れるそうです。
信仰の山ですね、山頂では白装束の信者が参詣していました。
下山路は渋滞していて鎖場の順番待ちが続きます。
地蔵岳直下の鎖場です。
13:30に千本檜小屋に戻り、直ちに本隊を追って下山開始です。
13:40に地蔵岳(1707m)を通過、
ここから一気に下っていくと、やがて女人堂が見えてきました。
14:15に女人堂到着。眼下に漕池が見えます。
体調不良で待機していたメンバーと合流して14:25に出発。
漕池に立ち寄り。モリアオガエルには会えませんでした。
山頂駅のすぐ上にある展望台に到着。
振り返ると八海山は黒い雲に覆われてきて、山麗も雲が増えてきました。
15:30に山頂駅に到着し、15:40のロープウェイに乗車。
ここで小雨がぱらついてきましたが、山麓駅にて集合写真。
背景の八海山は黒い雨雲に覆われて不思議な雰囲気です。
濡れないうちにマイクロバスに乗車して温泉に向かいます。
途中に激しい夕立がありましたが、今回は濡れずにラッキーでした。
五十沢温泉の「さくり温泉健康館」にて入浴、
関越自動車道の谷川SAで名水を5L汲み取って持ち帰り。
渋滞中のバス内では色々とご馳走になりながら9:20に昭島駅帰着。
雨予報ながらほぼ快晴で濡れずに済みました。リーダーの決断にに感謝!!
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