5:30に起床して荷物をまとめます。高千穂は小雨模様です。
6時に朝食を頂き、6:30に宿を出発。二日間お世話になりました。
四座目は300名山・傾山。登山口まで狭い峠道を40km走行します。
【5/31、高千穂宿-上畑登山口-傾山-九折越-上畑登山口- 阿蘇くじゅう高原ユースホステル】
峠越えまでは霧雨モード、しかし大分県側は濃いガスと雨降りでした。
7:50に小雨降る上畑登山口-384mに到着。
今日は高低差1220mの周回登山を予定。
先行車は工事関係者で、今日は一人ぼっちの山旅になりました。
雨具を着用し、8時に出発。九折鉱山道をしばらく歩きます。
排水溝沿いの道になりました。
下山予定の九折越分岐点を直進、三ッ尾に向かいます。
山道に入り濡れたズルズル坂を登ります。
尾根筋に出ました。滝つぼ見学に急斜面を降りてみます。
すぐに道が消えてしまい、滑り落ちるように沢に降りました。
沢は倒木と岩崩れで荒れており、滝つぼに近づけませんでした。
四足で分岐点まで登り返し、15分のロスです。
尾根筋を登っていくと観音滝が見えてきました。
濡れた岩場を登りきると観音滝の上に出ます。
滝の上は小さな渡渉になっていました。
観音滝を覗き込む転落事故が多発との注意書きがあります。
更に登ると林道を横切りました。二ヶ所目の登山届けがあります。
ここから三ッ尾までひたすら尾根筋を登ります。
急登が続き、徐々に緩い登りに変化します。
濃いガスと雨で展望無し。花も見られず我慢の登りです。
急登になり、三ッ尾が近づいたようです。
10:15に三ッ尾-1171mを通過。右折して傾山に向かいます。
ここから緩やかな尾根で、小ピークを左側に巻くように進みます。
10:40に坊主尾根分岐に到着。危険な岩場コースを避けて水場コースに左折。
左斜面をトラバースする安全道で水場に立寄れます。
と思いきや急なアップダウンだらけの荒れたルートになりました。
離れた赤テープで道迷い一回。慎重にマークを見つけながら進みます。
11:10に水場-1220mに到着して休憩。
ここから傾山への急登が始まり、マーク不明で二回道迷い。
11:50に坊主尾根合流点-1450mに到着。
左折して山頂を目指し、最初のピークを通過。ここを降りてから道迷いになりました。
マーク、踏み跡が消えてしまい、岩尾根を巻いたりして山頂を探します。
荒れた登山道の先で山頂への道標を発見。
12:30に300名山・傾山-1605mに辿り着きました。
傾山(かたむきやま、かたむきさん)は、大分県と宮崎県の県境にある祖母傾山系の山。山頂は大分県豊後
大野市に位置し、標高1,605m。祖母傾国定公園に指定されている。山頂は3つの岩峰からなり、南から後傾・
本傾・前傾と呼ばれる。大分県豊後大野市、佐伯市、宮崎県西臼杵郡日之影町等からの登山ルートがある。
また、伝承「吉作落とし」の舞台でもある。山頂部が傾いて見え日本三百名山及び大分百山に選ばれている。
道迷い三回で九折越周回を中止し、安全な三ッ尾に戻ることにしました。
12:50に坊主尾根合流点に到着。ここで昼食を摂ります。
右折して水場に下りましたが、マークが消えて道迷い一回。
雪解け、大雨等でマークが流されたり移動したりしているようです。
水場で小休止。ここから坊主尾根分岐点に戻れば一安心です。
しかし、真上・真下へのアップダウンが原因で道迷い一回。
14時に坊主尾根分岐点に戻りました。
後は尾根筋をゆったりと気楽に下れます。
落ち葉が厚く覆っていて足に優しい下り道です。
少し空が明るくなり、雨具の上着を脱ぎました。
15:10に林道交叉の登山口を通過。
更に山道を下って観音滝を通過します。
水量が少なかった観音滝の上を渡渉。
ここはズルズル道で慎重に通過します。
右下の観音滝に日差しが当ってきました。
分岐を左折して最後の登山道を下ります。
明るくなった九折鉱山道に出ました。
最後は舗装道を歩いて駐車場に向かいます。
15:50に上畑登山口・駐車場に帰着。
道迷い5回、高低差1220m、7時間50分、25000歩の梅雨入り登山でした。
体を吹いて着替え、16:10に阿蘇くじゅう高原に向かいます。
約50kmを走行し、17時過ぎに阿蘇くじゅう高原の展望台に到着。
快晴の展望台で一息入れます。
17:20に阿蘇くじゅう高原ユースホステルに到着。
チェックイン、シャワー浴び後、近くのコンビニで明日の食料買出し。
100名山一筆書きの田中陽希氏が宿泊したそうで、山ガイド・講演会等で時々来ているようです。
18時30分からボリュームたっぷりの夕食。
北海道、神奈川、大阪、九州から来た登山者5人と山談義で盛り上がりました。
明日は日本晴れ予報、ミヤマキリシマ咲き誇る五座目の大船山に登ります。
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