熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

北九州山行・梅雨入りの傾山

2015年06月09日 | 登山

5:30に起床して荷物をまとめます。高千穂は小雨模様です。

6時に朝食を頂き、6:30に宿を出発。二日間お世話になりました。

四座目は300名山・傾山。登山口まで狭い峠道を40km走行します。

【5/31、高千穂宿-上畑登山口-傾山-九折越-上畑登山口- 阿蘇くじゅう高原ユースホステル】

峠越えまでは霧雨モード、しかし大分県側は濃いガスと雨降りでした。

7:50に小雨降る上畑登山口-384mに到着。

今日は高低差1220mの周回登山を予定。

先行車は工事関係者で、今日は一人ぼっちの山旅になりました。

  

雨具を着用し、8時に出発。九折鉱山道をしばらく歩きます。

排水溝沿いの道になりました。

下山予定の九折越分岐点を直進、三ッ尾に向かいます。

山道に入り濡れたズルズル坂を登ります。

尾根筋に出ました。滝つぼ見学に急斜面を降りてみます。

すぐに道が消えてしまい、滑り落ちるように沢に降りました。

沢は倒木と岩崩れで荒れており、滝つぼに近づけませんでした。

四足で分岐点まで登り返し、15分のロスです。

尾根筋を登っていくと観音滝が見えてきました。

濡れた岩場を登りきると観音滝の上に出ます。

滝の上は小さな渡渉になっていました。

観音滝を覗き込む転落事故が多発との注意書きがあります。

 

更に登ると林道を横切りました。二ヶ所目の登山届けがあります。

ここから三ッ尾までひたすら尾根筋を登ります。

急登が続き、徐々に緩い登りに変化します。

濃いガスと雨で展望無し。花も見られず我慢の登りです。

  

急登になり、三ッ尾が近づいたようです。

10:15に三ッ尾-1171mを通過。右折して傾山に向かいます。

  

ここから緩やかな尾根で、小ピークを左側に巻くように進みます。

10:40に坊主尾根分岐に到着。危険な岩場コースを避けて水場コースに左折。

左斜面をトラバースする安全道で水場に立寄れます。

と思いきや急なアップダウンだらけの荒れたルートになりました。

離れた赤テープで道迷い一回。慎重にマークを見つけながら進みます。

11:10に水場-1220mに到着して休憩。

ここから傾山への急登が始まり、マーク不明で二回道迷い。

11:50に坊主尾根合流点-1450mに到着。

左折して山頂を目指し、最初のピークを通過。ここを降りてから道迷いになりました。

マーク、踏み跡が消えてしまい、岩尾根を巻いたりして山頂を探します。

荒れた登山道の先で山頂への道標を発見。

12:30に300名山・傾山-1605mに辿り着きました。

傾山(かたむきやま、かたむきさん)は、大分県と宮崎県の県境にある祖母傾山系の山。山頂は大分県豊後
大野市に位置し、標高1,605m。祖母傾国定公園に指定されている。山頂は3つの岩峰からなり、南から後傾・
本傾・前傾と呼ばれる。大分県豊後大野市、佐伯市、宮崎県西臼杵郡日之影町等からの登山ルートがある。
また、伝承「吉作落とし」の舞台でもある。山頂部が傾いて見え日本三百名山及び大分百山に選ばれている。

   

道迷い三回で九折越周回を中止し、安全な三ッ尾に戻ることにしました。

12:50に坊主尾根合流点に到着。ここで昼食を摂ります。

  

右折して水場に下りましたが、マークが消えて道迷い一回。

雪解け、大雨等でマークが流されたり移動したりしているようです。

水場で小休止。ここから坊主尾根分岐点に戻れば一安心です。

しかし、真上・真下へのアップダウンが原因で道迷い一回。

14時に坊主尾根分岐点に戻りました。

後は尾根筋をゆったりと気楽に下れます。

  

落ち葉が厚く覆っていて足に優しい下り道です。

少し空が明るくなり、雨具の上着を脱ぎました。

15:10に林道交叉の登山口を通過。

更に山道を下って観音滝を通過します。

水量が少なかった観音滝の上を渡渉。 

ここはズルズル道で慎重に通過します。

右下の観音滝に日差しが当ってきました。

分岐を左折して最後の登山道を下ります。

明るくなった九折鉱山道に出ました。

最後は舗装道を歩いて駐車場に向かいます。

15:50に上畑登山口・駐車場に帰着。
道迷い5回、高低差1220m、7時間50分、25000歩の梅雨入り登山でした。

体を吹いて着替え、16:10に阿蘇くじゅう高原に向かいます。

 

約50kmを走行し、17時過ぎに阿蘇くじゅう高原の展望台に到着。

快晴の展望台で一息入れます。

17:20に阿蘇くじゅう高原ユースホステルに到着。

チェックイン、シャワー浴び後、近くのコンビニで明日の食料買出し。

    

100名山一筆書きの田中陽希氏が宿泊したそうで、山ガイド・講演会等で時々来ているようです。

18時30分からボリュームたっぷりの夕食。
北海道、神奈川、大阪、九州から来た登山者5人と山談義で盛り上がりました。

明日は日本晴れ予報、ミヤマキリシマ咲き誇る五座目の大船山に登ります。


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