景鶴山に続いてP社の200名山・毛勝山ツアーに参加。
【5/17、昭島駅-越後湯沢駅-魚津駅泊り】
11:11に昭島駅を出発し、16:19に魚津駅に到着。
駅前のビジネスホテルにチェックイン。
午後6時の集合まで買出しです。
日本海の日没です。
明日登る毛勝山方面は雲の中ですが、明日は快晴予報です。
18:00にフロントに集合して顔合わせ、イケメンのガイドさんと7人の参加者です。
立山連峰の北に位置する200名山・毛勝山は残雪期によく登られる山です。
【5/18、魚津駅前-阿部木谷-毛勝谷-毛勝山-毛勝谷-阿部木谷-魚津駅-昭島駅】
4:00に起床し、快晴の毛勝山方面を確認して朝食。
4:30にガイドの車でホテル前を出発。
山並みは快晴です。
阿部木谷の林道を走行。
ガイドさんの前日チェックでは、車止めまで入れるようです。
登山口まで狭い林道を詰めていきます。
車止め手前の橋に到着。
5:20に駐車場所-750mを出発。
ここから毛勝山山頂まで1700mの高低差を登ります。
しばらく舗装された林道を歩きます。
稜線や沢の残雪が見えてきました。
林道と残雪を交互に歩いていきます。
6:20に石堤で小休止して衣類調整。山頂まで残り1400m地点です。
阿部木谷の中央付近を進みます。
徐々に谷間と雪渓が広くなってきました。
7:30に大明神沢の出合に到着。
ここでアイゼン、ハーネスを装着し、ガイドのチェックを受けます。
いよいよ高度差900mの毛勝谷に入ります。
太陽が当り始めて眩しく、風も無いため暑くなりました。
傾斜がきつくなると落石や雪崩の跡が増えてきます。
残雪を1400mも登り詰めて山頂に立つ毛勝山のスケールに感激。
背後を見ると数人のスキーヤーや登山者が登ってきています。
テレマークスキーヤーが滑り降りてきました。
雪崩跡の凹凸と斜度に注意しながら慎重に滑走していきます。
予想した谷風が弱く、真夏のような暑さの中で急斜面を登ります。
雪が溶けて両側で小さな雪崩が頻発しています。
稜線直下は45度を超える急斜面で、凍結していれば滑落注意ですが
今日はロープ確保無しで登れました。
高度差900mの毛勝谷を登り詰めて11:45に稜線到着。
前方に剱岳や鹿島槍ヶ岳など北アルプスの大絶景が広がります。
全景を写真撮影後、稜線を辿って山頂に向かいます。
12:15に200名山・毛勝山-2414mに到着。
剱岳を背景に記念撮影。
かすかに白山が見えています。
剱岳-後立山連峰-右手前に猫又山。
双耳峰の鹿島槍ヶ岳。
五竜岳。
白馬三山と不帰キレット。
左から雪倉岳-白馬三山-唐松岳-五竜岳-鹿島槍ヶ岳-剱岳-後立山連峰と
素晴らしい眺めを楽しみながら昼食。毛勝山の表示板は消えかけて読めません。
振り返れば日本海と僧ケ岳方面。
右手に昨年登った爺ケ岳、左手に鍬崎山が見え、毛勝山は中間に位置するようです。
最後に雪に覆われた剱岳をアップで撮影。
絶景に別れをつげて12:45に下山開始。
高度差900mの毛勝谷を降ります。
ツェルマットでの1500m滑走を思い出し、スキーがあればと思います。
下山もザクザクの斜面で、ロープ確保無しで降りられました。
女性一人にロープを付けて慎重に降りたため、我々はフリーステップで先行。
尻滑りも楽しみながら二股まで降りて後続を待ちます。
出合でハーネスを外し、朝方より土砂崩れが増えた沢を下ります。
沢の近くで踏み抜きが発生し要注意。
以前、五月連休に歩いた飯豊連峰・石転び沢の大雪渓を思い出します。
あの時は薄皮歩きの連続で恐怖でした。
石堤でアイゼンを外します。
林道に出て舗装路を歩きます。
林道脇の彫刻のような残雪塊。
女性がふきのとうの芽を大量に採取しています。
天ぷらにすると美味しいでしょうね。
16:20に車止めゲートの橋に帰着。
高低差1700m、30,000歩の残雪山行に大満足です。
往復8時間の予定が11時間となったため、温泉入浴をパス。
羽虫が飛び交う中で急ぎ体を拭いて着替えます。
16:40に魚津駅に向かい、17:20に到着して解散。
駅舎で軽く腹ごしらえし、18:09の電車に乗って22:30に昭島駅に帰着。
週間予報は雨でしたが、快晴に恵まれて思い出に残る山行となりました。
雪焼けと日焼けで顔面と口元、耳たぶがピリピリしています。
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