チロルでスキー(5)

今日はオプションでインスブルック観光です。

サンアントンからバスで2時間程移動しましたが、谷の両側には雪の岩山やスキー場、
ジャンプ台、村の教会、インスブルック空港などが点在していて車窓から楽しめました。

現地在住の岸さんがガイドとして合流してからベルクイーゼルのジャンプ台に到着。
2度の冬季オリンピックが開催されたジャンプ台ですが、近代的な台に生まれ変わっていました。
二つの聖火台と五輪マークを写真に収めましたが、三度目もありそうですね。

・オリンピックジャンプ台

　

ジャンプ台から見えるゴージャスな内装のヴィルテン教会、郊外にある美しいアンブラス城、
マリアテレジアの亡き夫や息子への思いが詰まった凱旋門などを見ました。

背景にそびえるチロル山脈は雲がかかっていて最後まで見えませんので絵葉書を購入。
市街の各建物には黒い旗が架けられており、旧市長の葬儀が行われているとのことでした。

　

　

　

相変わらず塩辛い昼食後にマリアテレジア通りの中ほどに建つ聖アンナ記念柱、
チロルアルプスの古い山岳写真展、ホーフブルク王宮をじっくりと見学。

マリア・テレジアをはじめ、皇妃エリーザベト、マリー・アントワネットなどハプスブルク家の
肖像画を見ながらガイドさんの丁寧な歴史説明を聞いていましたが結構気疲れしました。

　　

マリアテレジア通りでマクシミリアン1世が、広場の行事を見物するために
他人の家に嫁さんの資産で造ったという黄金の小屋根、

街名の語源となったイン川や旧市街の建物飾りなどを見ました。

　

　

結局、最後の買い物タイムは小一時間になってしまいました。
各店ではバーゲン開催中で民芸品等もサンアントンより安いようですがあっという間に時間切れです。

結局、適当な土産物はミュンヘン空港で探すことになりそうです。

・土産物通り

今夜も夜8時から4回目のデモ演技が行われます。

2011インタースキー(4) 
 
 ホテルの夕食はコース料理とバイキングが交互に出ますが、
今晩はバイキング料理のため問題なく午後8時前にデモ会場に到着しました。

障害物のない撮影場所として、一番遠い距離になりますが観客席の石段の最後尾に立ってデモ演技を見ました。

二日目のデモ演技に参加した日本等は今夜は出場せず、他の国が中心のようです。
各チームは国旗を掲げたり、フィンランドはサンタクロース、コリアの女子は民族衣装チマチョゴリを着てのデモ滑走です。

・デモ滑走

　

・サンタクロース、火吹き男も登場

　 　　　

コース脇のジャンプ台では転倒者が多く、怪我人が出ていないか気になります。

　

カービングターンの集団交差では、さすがに各国のデモクラスだけあって衝突事故は見られません。

デモ演技の前後に期待していたピンバッチを交換するような機会はなく、このまま持ち帰りになりそうです。