四日目についに天気が崩れました。
今日はバスでオーバーレッヒに移動して「ホワイトリング」を周回します。
地元スキースクールから四人の先生がきてガイドしてくれました。
関さんと幸ちゃん、アメリカ人(名前?)と地元のベンジャミンの四班に分かれました。
オーストリアのスキー教師資格は四段階で、地元、州、国家、山岳スキーの認定があるとのこと。
関さんとアメリカ人は最高位、22才の幸ちゃんと19才のベンジャミンは地元で一年目で
今年は州認定試験を受けるそうです。
イケ面バリバリで一番人気のベンジャミン班について滑りました。
高級リゾート地のZurs村からスタートしましたが、山は荒れ模様で肌寒くついに手袋を着けました。
リフト、ゴンドラ、ロープウェイ、Tバーリフト10本程を乗り継いで周回する「ホワイトリング」ルートですが、
空も斜面も真っ白で凹凸が見えません。
アイスバーン、ブルーアイスバーン、新雪、氷塊、時々登りで変化に富んだコースでした。
・ホワイトリング滑走スタートの2438m地点に向う ・ホワイトリングのルートマーク
Zug谷を越えたお昼頃には冷たい風雪が真横から吹きつけて、雪山遭難みたいになり、
アルプスの寒さを初めて実感しました。
お昼は関さん推薦の四星レストランで食べましたが、温かいカプチーノはとても美味しく、肉料理も一味違いましたね。
午後には天候が少し回復し、残りのルートを滑りました。
午後三時に出発地のZurs村に帰着してホワイトリング完遂です。
他のグループが追いつくまでフリーで滑りましたが、結局予定時間から遅れて集合したため、
帰り道でのサンクリストフ五星レストランのティータイムは無しになりました。
・幸チャン先生と高級リゾートZurs
夕食時に関さんと幸ちゃんがホテルを訪れ、皆さんが供出した日本から持参のカップラーメン、ソバ、
せんべい等のお菓子を両手一杯に持ってニコニコで帰られました。
夕食はミートフォンジュでしたが、チーズフォンジュが食べたかったです。
デザートは豪華で食べきれない程の大量のケーキや大きな菓子類が出ました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます