まだ暗い 4時に起床。パンで軽く朝食後、4:30にホテルを出発。
【5/12、ホテル-中蒜山登山口-中蒜山-上蒜山-中蒜山-下蒜山-中蒜山登山口-出雲大社】
4:50に中蒜山登山口に到着。まだ雨は降っていません。
今日は高低差690mで、蒜山三山を変則縦走します。
登山者用の駐車エリアに車を止めて登山準備。
登山口にある塩釜冷泉で水を補給し、5:00に登山口-510mを出発。
林道を経由して間もなく一合目の登山口に入ります。
水が少ない沢を渡渉して進みます。
緩やかな樹林帯の二合目を通過。
木の根階段が続く三合目を通過。
左から吹き抜ける風が強くなりました。
5:30に五合目-800mに到着。
日留神社に天候回復と登山の安全を祈願。
標高が上がる度に強風が吹きぬけていきます。
午後の降雨予報が外れることを願いながら進みます。
右手の尾根から日の出が見えてきました。
木々の間から裾野も見えてきました。
6:00に八合目-1150mを通過。
樹林帯が切れて展望が開けました。
尾根筋へ最後の登りになりました。
縦走路の分岐点に到着。かなりの強風で踏ん張りながら左折して中蒜山へ向います。
右手には下蒜山が確認できます。
強風に煽られながら6:10に中蒜山-1122mに到着。
残念ながら上蒜山はガスに覆われて見えません。
山頂横にある避難小屋を覘いてみました。
避難小屋横の分岐点を左折して上蒜山に向います。
開けた縦走路を下って正面の上蒜山に登り返します。
登り返しの樹林帯が風除けになり、ほっと一息入れます。
6:50に200名山・上蒜山-1202mに到着。強風撤退せずに登れて感謝!!!
蒜山(ひるぜん)
岡山県真庭市北部と鳥取県倉吉市南部に跨って位置する火山である。中国山地の主峰より北側に独立して
主に象山(1,085m)・擬宝珠山(1,110m)・皆ガ山(1,159m)・上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,123m)・
下蒜山(1,100m)の各主峰で構成されるが、通常は上蒜山・中蒜山・下蒜山を総称して「蒜山」または
「蒜山三座」と呼ばれる。南側斜面中腹に風光明媚なリゾート地である蒜山高原を抱える。
蒜山および蒜山高原一帯は、岡山県下では倉敷美観地区や後楽園・岡山城と並ぶ屈指の観光地であり、
観光客数では倉敷(約300万人)に次いで2番目となる約250万人となっている。また、近接する
大山とセットにした観光も盛んで、蒜山から大山結ぶ観光道路である蒜山大山スカイラインがある。
蒜山は大山とともに大山隠岐国立公園として国立公園に指定されている。
西側の樹林帯を進んで三角点を目指します。
笹薮を漕いで三角点に到着。ここも展望はありません。
撮影後、笹薮道を戻ります。
ガスで視界の無い山頂で小腹を満たします。
7:10に中蒜山-下蒜山への縦走開始。今のところ雨は降っていません。
強風が吹き荒れたこの日は登山者を見かけませんでした。
時折り小雨が混じるようになりました。
すると中蒜山のガスが晴れて山頂が見えてきました。
鞍部を過ぎて上蒜山を振り返ります。三角点は右奥のピークでしょうか。
7:45に中蒜山-1122mに到着。今度は上蒜山が見えています。
小雨混じりの強風続きですが、麓の視界はあります。
分岐点を通過して下蒜山に向います。
ここから高低差300mのアップダウンになります。
雲の流れは早いですが、これ以上の天候悪化はなさそうで一安心。
踏ん張り歩きしながら下蒜山への縦走路を進みます。
8:10に鞍部の「フングリ◎」を通過。記録用のボールペンを落としたようです。
登り返しは快適な縦走路になりました。
樹林帯に入ると強風除けになり安心します。
稜線に出るとすさまじい強風に煽られます。
振り返ると中蒜山-上蒜山が望めました。
その右奥には100名山・大山が見えました。ラッキーです。
下蒜山へ最後の登りになりました。
9:00に下蒜山-1100mに到着。
展望を確認しながら小腹を満たし、蒜山三山の縦走達成です。
9:10に中蒜山の下山路に向って戻ります。
強風の勢いはそのままですが、小雨は降ったり止んだりでした。
鞍部を通過。その先で落としたボールペンを回収できました。
予備のペンが必要かと思いながら最後の登りを頑張ります。
10:15に下山路分岐に到着。
左折して下り出すと強風から開放されます。
この日の強風で、JRのスーパー特急が区間運行休止となったそうです。
急斜面の根っ子階段をどんどん下ります。
緩やかな樹林帯になり、やっと強風から開放されました。
山陰遠征で目的の七座を無事に登れました。
後は出雲大社に立寄って夜行バスに乗るだけです。
11:00に中蒜山登山口に帰着。高低差690m、6時間、38,000歩(出雲大社含む)の山旅でした。
商売用でしょうか、大量に水を持ち帰る人が訪れています。
私は空いたペットボトルに塩釜冷泉の水を戴き、吾妻山の水と一緒に持ち帰ります。
塩釜冷泉
蒜山三座の真中、中蒜山(1,122m)の裾の谷間から湧き出る天然水。湧水は、東西12m、南北5m、
面積約60m2のひょうたん池を形成し、最深部は1.9m、湧水量は毎秒300リットル、水温は年中11度前後と
冷たいことからも冷泉という名の意味がよくわかります。昭和60年には日本名水百選(環境省)に認定。
車に戻って体を拭き、着替え終了と同時に豪雨になりました。
三瓶山と同様に車に戻った後に降りだすという幸運に恵まれました。
11:30に駐車場を出発、米子自動車道を使って120 km先の出雲大社に向います。
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