九州最終日も晴れました。これで無事に七山登れそうです。
5:30に起床して朝食後、二日間お世話になったビジネスホテルを6:10に出発。
長崎道経由で登山口まで約50kmを走行。
(6/4、早岐駅-黒木登山口-経ヶ岳-多良岳-黒木登山口-博多駅-、6/5、新宿駅-昭島駅)
7:10に黒木登山口-310mに到着。今日は高低差700mの周回予定です。
地元の方に登山口を聞いて駐車場を7:20に出発。
前方に最初のピーク・経ヶ岳が聳えています。
沢の左斜面を進み、聞いた通りに家屋を通り過ぎて沢沿いを辿ります。
15分程進みましたが、踏み跡とマーカーが見つかりません。
已む無く林道まで戻り、傾山の道迷いから本命の多良岳往復に変更。
30分のロスでしたが、下山後に駐車場P3とP2を間違えたことが判りました。
多良岳に向かって舗装林道を進み、8:10に八丁谷-470mに到着。
ここから右折して金泉寺・多良岳への登山道に入ります。
緩やかな樹林帯に入りました。
チョロチョロと水が流れる沢のような山道になりました。
急斜面のジグザグ道になり標高を稼ぎます。
また沢を利用した登山道になり、赤テープを目印に進みます。
8:40に水場に出ました。沢水ですが一口頂きます。
明るい稜線が見えてきました。
9:10に西野分岐点-880mに到着。左折して金泉寺に向かいます。
金泉寺までほぼ平坦な道になりました。
9:20に金泉寺山小屋-870mに到着。
山小屋は施錠されており、営業時間外のようです。
隣の金泉寺に御参りして安全祈願します。
ここも無人のようです。多良岳山頂に向かいます。
9:30に鳥居と石段の参道に到着。
役の行者座像と一本歯の下駄が祀られています。
長い崩れかけた石段の先に山頂への急斜面がありました。
木々の間から東側に有明海が望めます。
滑りやすい岩場には補助ロープと鎖があります。
十六羅漢でしょうか。
最後の立派な石段も崩れていました。
9:45に300名山・多良岳-996mに到着。
多良岳(たらだけ)は、九州の山。長崎県と佐賀県の県境、多良山地の中央に位置する。標高 996 m。
周辺は多良岳県立自然公園に制定されており、山頂には太良岳神社がある。
北西側に経ヶ岳への稜線が見えます。
西側には大村湾と長崎空港方面。
小腹を満たして10:00に下山開始。役の行者座像に御参りします。
役の行者は修験道の開祖として崇められており、この石像は当時多良岳が修験道の霊地として信仰されて
いたことを物語っています。役の行者は奈良時代の頃、一本歯の下駄を履いて全国の山々を巡り歩いて
庶民を救済した修験者であり、人々は今も役の行者の脚力にあやかろうと腰痛、関節炎、神経痛等の
平癒祈願をし、治癒のお礼に一本歯の下駄をお供えしています。
10:20に金泉寺に到着。ここで単独男性とご挨拶。
今日も真夏のような快晴です。梅雨入りの北九州山行も幸運に恵まれました。
経ヶ岳逆縦走も考えましたが、高速道の居眠り防止のため西野分岐点に向かいました。
西野分岐点から八丁谷まで高低差400mを下ります。
10:50に沢水の水場に到着し、喉を潤します。
石ゴロゴロ沢の道から樹林帯に入り、緩やかになりました。
11:15に八丁谷を通過。舗装林道になりました。
11:30に多良岳登山口を通過。
P2駐車場にはバードウォッチの人達が休んでいました。
多良岳往復登山は、高低差680m、4時間10分、18000歩の道迷いでした。
遠征山行での正しい登山口の見つけ方、山頂周辺の詳細ルート確認が反省点になりました。
体を拭いて着替え、11:50に長崎道から博多駅に向かいます。
帰路に萱瀬ダムに立ち寄り。
多良岳の遠景をパチリ。これで200/300名山の七座登頂を完了。
残りの南九州五座は台風が落ち着いた11月頃に訪れる予定です。
長崎道から九州道を経て130kmを走行し、14時30分に博多駅到着。
レンタカーを返却して博多駅で休憩と夕食。
博多駅の高速バス停で三列シートバスに乗車し、18:00に出発。
新宿駅まで12時間30分の移動になります。八日間の疲れから結構寝られました。
少し遅れて翌朝8時40分に新宿駅到着。数々の幸運やお天気に恵まれた山旅に感謝。
次はサハラ砂漠の星空を楽しみにモロッコ世界遺産観光に出掛けます。
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