ハイキングクラブの月例山行で小楢山に出かけました。
三日間続いた晴天が終わり、雨予報の10/30(日)にマイクロバスで昭島を出発。
中央高速の勝沼I.Cで降りて塩山市を通過、三日前に登った乾徳山へのバス道路を走ります。
周辺はぶどう園だらけですが、ぶどう狩りのシーズンは終わったのでしょうか。
国道140号-県道210号-クリスタルラインを経て8:30に焼山峠・駐車場(1540m)に到着。
【焼山峠-小楢山-小楢峠-幕岩-大沢山-父恋し道-オーチャードビレッジ】
空は高曇りのままで山々の展望は良好です。
恒例のヤベッチ体操後、8:40に小楢山に向かいました。
駐車場には無料トイレと案内板があります。
登山口にあった案内板をチェックしてます。
焼山峠まで車で入れましたので、山頂まで残り180mの楽チンハイキングと思っていましたが、
下りは標高差850mの厳しいルートでした。何人が気付いていたのかな。
無数のお地蔵さんが並ぶ「子授け地蔵」。 真新しい赤ちゃん着があり、お参りする方がいるようです。
伐採して造られた防火帯の中にあるハイキング道を辿ります。
樹林帯は枯れた秋の風情一色で、贅沢な散歩になりました。
リーダーのSU-SANを先頭に余裕のアルコ隊をパチリ。
日差しはありませんが、ススキとくすんだ紅葉の色彩も味わい深いです。
黄と赤と緑の組み合わせが一段と映えます。
山頂まで180mの標高差ですが、小さな登り降りを繰り返します。
小楢山(古那羅山)八景の的岩です。古くは古那羅山と表記します。
私はオナラ山と呼んで持参した薩摩芋を食べながら最後尾を歩きました。
針葉樹帯の秋道もありました。
降り積もった落ち葉の風情は、古里の山が懐かしくなります。
山頂への分岐を通過。その先にある一杯水は枯れていました。
山頂へ最後の登りです。
10:00に開けた平坦な小楢山(1713m)山頂に到着。
忘れないうちにとすぐに集合写真を撮りました。
素晴らしい眺望を前にして昼食と写真撮影で皆さんはしゃいでいます。
墨絵のような塩山の町並みと富士山。
ぽつりぽつりと登山者が到着します。手軽で人気の山のようです。
鳳凰三山のオベリスクも確認できました。左裏には北岳ですね。
10:40に小楢山峠-大沢山頭へと向かいます。
小楢山峠を通過、幕岩の標識があります。
幕岩の手前に幕石の標識があり、ここでクライミングの体験学習です。
岩の上には登れないようで、途中で引き返しました。
少し歩くと幕岩への分岐があり、ここから鎖場を使って幕岩に登ります。
斜めに傾いた巨大な岩尾根になっています。
小楢山の山頂広場を見ると、登山者が増えて賑わっていました。
幕岩からの全方位の展望は最高でした。金峰山の五丈岩です。
まるで千切り絵のような紅葉。
富士山頂に小さな傘雲が掛かってきました。
予報通りに雨が近いのでしょうか。
ここで富士山を引き立てるため、アルコ隊の記念撮影です。
鎖場を降ります。下で皆さんの荷物を守ってくれためんごチャペさんが撮影中。
いきなりパラパラと小雨が降り出しました。
やむなく雨具とザックカバーを付けて歩きます。
幕岩から少し歩いて大沢山頭(1673m)に11:50に到着。
雨はすぐに小止みとなり、高曇りの穏やかな秋空は続きそうです。
ここから父恋し路の急登を下ります。
山頂直下に雨宿りできそうな羅漢岩がありました。
苔むした岩、根っ子、落ち葉の下山道は滑りそうで油断できません。
小楢山八景の奇岩や石仏が次々と現れます。
白雲の滝。 さすが信仰の山で石仏が各所にありました。
途中の分岐に、左は景勝地、右は迷道の標識がありましたが悩みますね。
姫百合地蔵の掲示板は消えかけて読めませんでした。
12:40に林道に出ました。父恋し路と母恋し路のいわれが書かれていました。
ここから更に400mを下ります。
再度林道に出ました。ここが旧道父恋し入り口で、右に行くと母恋し路になるようです。
信仰の山ですから母恋し路も歩いてみたいですね。
舗装の混じった林道歩きで、面白味も無くひたすら下ります。
左の沢に小屋が見えましたが廃屋のようです。
林道脇には記念碑や石仏がチラホラとあり、コンビニ袋の投げ捨てゴミも多いですね。
人家の屋根が見えてくると鹿・熊避けフェンスに着き、チェーンを巻き戻して通過。
13:30に登山者用無料駐車場(842m)に到着。
小雨に少しあたりましたが、概ね晴天に近い山歩きでしたね。
リーダーのお天気運に感謝!!
日帰り温泉で一時間程楽しみ、ミニトマトと葡萄を購入して昭島に帰宅しました。
素晴らしい秋の山行が続きますが、今年も残り15座完登を目指して頑張ります。
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