新宿19:15発の高速バスで山陰地方の遠征登山に出掛けました。
【5/7-5/8、昭島駅-新宿駅-出雲市駅-三瓶山-吾妻山登山口泊り】
三列シートで結構寝られました。高速バスの窓から朝の宍道湖が見えてきました。
8:15 に出雲市駅前に到着。5分程歩いてレンタカーを借用し 8:30に出発。
快晴の中、45 kmを走行して 9:30に島根県・三瓶温泉登山口に到着。
近くの空きスペースに駐車して登山準備。
今日は高低差640mで、三瓶山を右回りで周回します。
【5/8、登山口-孫三瓶山-子三瓶山-男三瓶山-女三瓶山-室内池-登山口】
三瓶温泉登山口-490mを 9:45に出発。
熊とまむしに注意とありますが、まさか出ないでしょう。
樹林帯の整備された登山道を進み、10分程で東屋を通過。
半袖で十分な気温で、急坂のない樹林帯を進みます。
高度を稼ぐと麓の三瓶温泉方面が見えてきました。
10:35に孫三瓶山-907mに到着。展望が開けた丘になっています。
左側に子三瓶山、正面に男三瓶山が聳えています。
ここから子三瓶山へのコルまで100mほど下ります。右下に室内池が見えてきました。
その背後には電波塔が並ぶ女三瓶山が見えます。
10:45に風越-800mを通過。ここから160mほど急坂を登り返します。
11:00に子三瓶山-961mに到着。強い横風が吹きつけてきます。
今度は主峰の男三瓶山へのコルに向って100mを下ります。
11:15にコルとなる赤雁山-850mを通過。
ここから高低差360mの急坂を登り返すと主峰に着きます。
ここで単独男性とすれ違い「横風注意ですね」とご挨拶。
背後の子三瓶山を振り返りながら残りの高低差を確認します。
急登から緩やかな笹原になりました。
まもなく山頂の標識が確認できました。
11:55に200名山・三瓶山-1126mに到着。(男三瓶山)
三瓶山(さんべさん)
島根県のほぼ中央部、大田市・飯南町にまたがりそびえる大山火山帯に属する火山。2003年(平成15年)
の活火山の定義見直しで活火山に指定された。火山噴火予知連絡会の火山活動度による活火山の分類では
ランクCに位置づけられている。主峰・男三瓶(1126m)をはじめ、女三瓶(957m)、子三瓶(961m)、孫三瓶
(907m)、太平山(854m)などの峰が室の内と呼ばれる火口を囲んで環状に配列している。
室の内火口には室の内池と呼ばれる火口湖がある。火口はこのほか奥の湯火口があり、
ここに三瓶温泉の泉源がある。麓には浮布池と姫逃池がある。
無人の広い山頂広場です。強風を受けながら北側の麓方面を撮影。
女三瓶山へのルートに避難小屋がありました。
小さな祠に登山と交通の安全を祈ります。
明日登る吾妻山方面でしょうか。
風を避けるため、三瓶山頂小屋にお邪魔して昼食を摂ります。
綺麗な小屋で、ノートにメモ書きを残しました。下山時の落下事故注意の表示があります。
12:15 に女三瓶山に向って下山開始。
この崩落地では砂混じりの強風が吹きつけるため目を覆いながら通過。
女三瓶山への下山ルートです。
綺麗な花の後に黄色い大きな夏ミカンがありました。なぜ?
とりあえず持ち帰って宿で美味しく頂きました。重い荷物を軽くしたのでしょうか。
お腹に異常もなく、天の恵み(当時者の方)に感謝しました!!!
30名程の団体さんとすれ違い、東の原スキー場のリフトを使ってきたようです。
砂混じりの強風に注意するよう声を掛けました。
12:30に兜山-920mを通過して30mほど登り返します。
12:40に女三瓶山-957mに到着。電波塔施設が目障りですね。
女三瓶山から男三瓶山を振り返ります。
ここから太平山への周回ルートを下っていくとゲレンデが見えてきました。
五月連休明けの木曜日ですがリフトは稼動中。さらに10名程の登山者が登ってきました。
この分岐点から火口内にある室内池に下ります。
近くの立派な展望所から池は見えずで、分岐点から200mほど下りました。
ジグザグの緩やかな下り道で、リフト観光客向けの散歩道のようです。
火口の底に下りて樹林帯を進みます。
13:10 に室内池-680mを通過。
大きな鯉でしょうか、ボチャンと跳ねました。可愛いおたまじゃくしが一杯です。
樹林帯では伐採作業のモーター音が鳴り響いています。
間欠ガスが噴出するという「鳥地獄」を通過して風越峠に登ります。
ガス噴出の兆候はありませんでした。
今日最後の登りで 高低差220mを頑張ります。
13:40に風越-800mを通過。孫三瓶山を迂回して三瓶温泉に下ります。
孫三瓶山の右斜面を緩やかにトラバースするルートです。
樹林帯の歩き易い道でした。
14:00に子三瓶山ルートとの分岐点を通過。
東屋を通過すると登山口は間もなくです。
ここで快晴なのに雨粒がパラパラと落ちてきました。
14:15 に三瓶温泉登山口に帰着。
高低差640m、4.5時間、25,000歩の強風に吹かれた山旅でした。
四度のアップダウンが精神的にきついルートです。
車で着替えていると強めの雨粒になりました。ラッキーです。
14:30 に登山口を出発。途中で小雨の女三瓶山を振り返ります。
天気予報には無かった雨ですが、夕立とのことでした。
小雨の中、狭い峠道を二度越えて84 kmを走行し、広島県の比婆道後帝釈国定公園に移動。
狭い林道を登り詰めて16:20に吾妻山ロッヂに到着。
フロントで夕立に遭いませんでしたかと聞かれました。
入室後、カメラを持って池の原周辺を散歩しました。明日の登山口になります。
小坊主の丘に登ってロッヂと原池を撮影。
ロッヂ前の小さな池には水芭蕉が咲いていました。
綺麗な水芭蕉を選んで撮影。
温泉入浴後、18:30から比和の晩ごはんを美味しく頂きました。
献立表です。下にはハイキング案内図が敷かれています。
食堂の窓から見事な入道雲が見えました。予想外の夕立に納得です。
二度目の入浴後、21時に就寝。
幸先良く最初の三瓶山を快適に登れました。残り六山も無事に登れますように。
明日は300名山・吾妻山と300名山・道後山の二つを登ります。
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