山陰山行・二座目は吾妻山

6:30に起床して登山準備。7:30の朝食を待っての出発となりました。

【5/9、ロッジ登山口－吾妻山－大膳原－烏帽子山－御陵比婆山－大膳原－登山口】

美味しい朝食と吾妻山名水のコーヒーをいただきました。
快晴の中、7:45にロッジ左側の登山口1000mを出発。

吾妻山－御陵比婆山は高低差263mのハイキングコースとなります。

　

ゴルフ場のような草原の池の原を進みます。

原池を横目に通過します。 

草原の先から本格的な階段状の登山道になりました。 

　

ベンチのある休憩ポイントを8:00に通過。丘のような山頂が見えています。

　

尾根道からは登山ルートが見渡せます。

8:15に300名山・吾妻山-1239mに到着。

300名山・吾妻山（あづまやま）
広島県庄原市と島根県仁多郡奥出雲町との境にある標高1,39mの山。比婆道後帝釈国定公園に属している。
伊邪那岐命（いざなぎのみこと）が比婆山に眠る妻の伊邪那美命（いざなみのみこと）を「ああ、吾が妻よ」と
山頂に立って生前を偲んだことが山名の由来とされている。

　

山頂から360度の展望が広がりますが、ガスで霞んでいます。

　

記念撮影後、南の原への下山ルートを進みます。

少し下りた地点から左折して御陵比婆山へ向います。

　

烏帽子山－御陵比婆山はガスに隠れています。

大膳原まで下る途中からガスが晴れてきました。

気持ちの良い大膳原を通過。ここもゴルフ場のような草原です。

大膳原から吾妻山を振り返ります。 

少し下ると 8:45に峠のような横田別-1015mに出ました。

　

ここから烏帽子山へ200mの登りになります。

途中に御陵比婆山への分岐がありますが、左折して烏帽子山に向かいます。

　

9:15に烏帽子山-1225mに到着。広い空き地のような山頂です。

山頂名の表示は方位盤のみです。命名された巨石があり、これは条溝石とあります。

　

大きな烏帽子岩でした。

目指す御陵比婆山が見えます。 

　

コルまで下っていくと単独女性とすれ違いました。吾妻山では唯一の登山者でした。

御陵比婆山へ100m程の登りになり、巨石伝説の岩が点在しています。

また、比婆山連峰は1970年に未確認動物であるヒバゴン目撃騒動の舞台ともなったそうです。

　　

9:30に神話の地、御陵比婆山-1264mに到着。イザナミの墓陵が祭られています。

比婆山（ひばやま）
広島県庄原市から島根県仁多郡奥出雲町境にある比婆山は国定公園として有名。
日本神話においてイザナミが葬られたと記される地である。古事記において「かれその神避りし
伊邪那美の神は、出雲の国と伯伎の国(伯耆の国)の堺、比婆の山に葬りき」と記される。

　

イザナミの命神社にお参りし、柵に囲まれた巨石の墓陵を一周してみます。

　

9:40に大膳原に向って下山開始。

　

途中で「産子の岩戸」に立寄りました。

烏帽子山とのコルから左折して大膳原に近道します。 

200m程の下り道になります。

　

10:05に峠の横田別を通過。

大膳原に戻ってきました。本当に居心地のよさそうな草原です。 

吾妻山の手前から左折して吾妻山ロッヂへ戻ります。

大膳原と烏帽子山－御陵比婆山を振り返ります。

10:25に分岐点を左折して南の原方面へ向います。

ロッヂの方が推奨していた気持ちの良い散歩道とのこと。 

　

確かにどなたでも楽しめる体に優しいハイキング路です。 

　

途中から南側の展望が開けました。

　

吾妻山山頂ルートとの分岐点を直進して宿舎（キャンプ場）に進みます。

　

静かな散歩道でのすれ違いはありませんでした。 

やがて吾妻山キャンプ場に入り、直進してロッヂ登山口に進みます。

　

広いキャンプ場で、コテージや炊事棟、トイレが整備されています。 

水源の小川でしょうか。美味しいと評判の吾妻山の水です。

　

池の原に出ました。

原池を迂回して吾妻ロッヂに向います。 

11:05に登山口の吾妻山ロッジに帰着。

　

二座目は高低差263m、3時間20分、20,000歩の気持ち良いハイキングでした。

空いたペットボトルに吾妻山の美味しい水を詰めて持ち帰ります。

登山靴を履き替え、午後の道後山に向って11:30に出発。