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今日はどこへ行こうかな 

山陰山行・危うかった氷ノ山

2014年05月22日 | 登山

5:30に起床してパンとコーヒーで朝食を済ませます。
6:00に鳥取駅のホテルを出発し、39 kmを走行して氷ノ山キャンプ場に向います。

【5/11、鳥取駅-氷ノ山登山口-氷ノ山-登山口-扇ノ山へ】

何故かナビが示したのは仙谷登山道入口で、6:40に到着。

空きスペースに駐車し、最短コースだから良しと判断して登山準備。 

6:55に仙谷コース登山口-850mを出発。五座目は高低差660mの登山になります。

  

すぐに氷ノ山スキー場に出て、左側の樹林帯に向います。

5分ほどで樹林帯に入りました。

 

少し荒れた登山道で、上級向けのためあまり利用されないようです。

 

標識が何箇所かあり、順調に高度を稼ぎます。

 

狭い沢沿いに道が続き、雪渓が出てきました。

沢を渡って左側を進みます。 

 

徐々に沢を覆う雪渓が増えてきました。

最後の標識から雪渓歩きになりましたが次の目標が見つかりません。

 

周辺を三度探りましたが夏道・踏み跡が見つかりません。

大規模な倒木と沢を覆う雪渓で、踏み跡を見つけるのは困難と判断。 

左斜面を辿ると夏道に出ることを期待して7:50に取り付きました。

木の枝や根っ子、草群を掴んで登りましたが、ズルズルの土が滑り落ちて苦戦。

垂直の岩壁を迂回し、獣道に惑わされながら 8:30に左尾根の上に登りました。

 

転落の危険は無くなりましたが、次は逆笹の藪漕ぎに突入。

氷の山越登山道に8:50に出られてほっとしました。
短パン半袖のためタイツに無数の穴が開き、擦り傷多数の60分でした。

快適な登山道を見えてきた山頂に向って進みます。

9:00に仙谷コースとの合流点-1390mに出ました。かなり手前の斜面を登ってきたようです。

残雪の残る階段道を登ります。

最後の階段道で、特徴ある山頂避難小屋が見えます。

9:15に200名山・氷ノ山-1510mに到着。

氷ノ山(ひょうのせん)
兵庫県養父市と鳥取県八頭郡若桜町との県境にある山である。須賀ノ山とも呼ばれる。ふるさと兵庫50山の
ひとつ。標高1,510mは兵庫県最高峰で、中国地方においても大山に次ぐ高峰。瀞川平や那岐山などとともに
氷ノ山後山那岐山国定公園を形成する。日本二百名山、兵庫50山の一つ。豪雪地帯に位置するため
近代以降、西麓および東麓とその北隣の鉢伏山にかけて多くのスキー場が建設されているがそれ以外は
原生林が保全されており「21世紀に残したい日本の自然100選」や「日本の秘境100選」等に選ばれている。

 

氷ノ山国際スキー場が見えます。両側にスキー場が造られていますね。

山頂避難小屋を見学。快晴の日曜日で次々と登山者が登ってきます。

 

午後に登る扇ノ山が見えます。彼方の日本海は霞んでいます。 

こちらはトイレ兼展望台のようです。

  

気持ちの良さそうな三ノ丸縦走コースです。

軽くお腹を満たして9:30に下山。

途中のこしき岩に登りましたが、真上には登れないようでした。 

こしき岩から見た氷の山越ルートです。

氷の山越ルートを進み、途中から山頂を振り返ります。 

暑い日差しを浴びながら整備された登山道の有難さを実感しました。

  

10:10に氷の山越-1250mに到着。

一応小屋の中を見学。周辺は大勢の登山者で賑わっています。

 

この峠道は、旧伊勢道と書かれていました。 

道標に書かれた「ぶん廻し」の意味が判りません。

  

駐車した仙谷コース登山口を目指してキャンプ場登山口に下ります。

 

こちらも整備された歩きやすい登山道です。

 

次々と登山者が登ってきます。山頂はかなり混みあいそうですね。 

 

涼しい樹林帯の登山道を快適に下ります。

 

鹿避け電気柵の扉を開けて通過します。 

  

10:40に氷ノ山キャンプ場登山口-940mに出ました。

ここからキャンプ場を通過し、舗装道路を歩いてスキー場に向います。 

大規模なキャンプ施設でした。左折してスキー場に進みます。 

氷ノ山スキー場が見えてきました。仙谷登山口は道路の奥になります。 

 

仙谷コースの沢が見えます。この左斜面から尾根に辿り着いたようです。

 

10:55に仙谷登山口に帰着。道を失って子供の頃のヤブ漕ぎを思い出しましたが、
高低差660m、4時間、17,400歩の危うい山旅でした。

登山靴を履き替え、11:10に次の扇ノ山登山口に向います。


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