幽邃神秘な雰囲気の檜峯神社をお参り。
国道137号線から桃畑を通り過ぎ、神座山林道を3kmほど進むと檜峯神社へ辿り着く。「檜峯」の名
のとおり、辺りをヒノキ林に囲まれ標高1,090mと山間部に位置する。昭和10年、県文化財委員により
「ブッポウソウ」と啼くコノハズクが確認された地として有名。神座山の奥深い杉林の中にたたずむ古社。
鎮座地は幽すい神秘な環境で、毎日夕方になるとコノハズクの「ブッポウソウ、ブッポウソウ」と幽幻
神秘な鳴き声が山の奥に響き渡る。境内に湧き出る薬王水は、知る人ぞ知る清水。飲み水として利用。
甲斐国志によると「八代郡尾山村の杵衝神社(きつき)が美和神社の古廟で山宮様といい、景行天皇の
御代、甲斐国造(くにのみやつこ)の塩海足尼(しおみたるに)の手によって、大和の御室山の大三輪
明神を勧請したもので、更に古社地は黒駒郷檜原にある現神座山檜峰神社(ひみね)だった」と云う。
檜峯神社の大スギ。
薬王水を一口頂きます。
第三登山道の駐車場に下ります。
今日も一人の山旅でした。
11:45に第三登山道・駐車場に帰着。高低差570m、5時間の周回。
靴を履き替えて次の達沢山に移動。扉をしっかりと閉じます。
向かいの達沢山の稜線が見えました。
一旦、国道137号線(御坂みち)を河口湖方面へ進み、
脇道に左折して採石場の前を通り過ぎ、荒れた達沢山林道へと入ります。
12:25に危険等の看板前-1000mに駐車。
登山靴に履き替えて12:35に出発。
林道の突き当りまで歩きます。
達沢山まで高低差350mのピストン。
12:40に林道終点の登山口に到着。
熊鈴を付けて涸れた沢を渡り、明瞭な登山道を進みます。
針葉樹林帯が続きます。
熊と間違えた黒い根っ子がありました。
目立つ巨木の横を通ります。
稜線が近づくと急傾斜になり、踏み跡が薄くなりました。
道を外れた様で、尾根まで直登。
木々が薄い尾根を藪漕ぎし、13:20に山梨百名山・達沢山-1358mに到着。
達沢山(たつざわやま)は富士・御坂山系の山梨百名山。釈迦堂遺跡を中心に広がる京戸川扇状地の
源流に深い谷をもつ山。静かな山頂からは御坂山塊の上に富士山が見える他、甲府盆地を隔てて南
アルプスの峰々が展望できる。桃の里の山である。夏の陽が高いときでもなかなか光が差し込まない
ほど深い林に囲まれているため、湿度が高く足元には苔が生えていたり、滑りやすくなっている。
九十九折の路の途中にそびえ立つ大きな栗の木はその佇まいがとても神々しく感じられる。山頂手前
の分岐地点から京戸山方面へ向かうこともでき、由来は不明ですがナットウ箱山と呼ばれる山がある。
三座目は、何もない山頂で展望も無し。
13:30に下山開始、正しいルートで13:40に稜線分岐に出ました。
急傾斜の下山路になります。
深い沢の下で迷ったポイントを確認し、
後は来た道をどんどん下ります。
達沢林道の突き当たりが見えてきました。
14:00に登山口を通過し、荒れた林道を下ります。
14:10に駐車ポイントに帰着。
高低差350m、一時間35分、三山で28,000歩の山旅でした。
朝の脱輪で、より慎重に荒れた林道を下ります。
ブドウ狩りで渋滞する中、勝沼ICから中央道に入って5kmの渋滞。
順調に16時に帰宅できました。今年はあと幾つ登れますか。スキープランも始まります。
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