8日目、たった5時間滞在した成都のホテルを専用バスで出発し、峨眉山(ガビサン)に向かう。
・成都の朝モヤとホテルフロントの綺麗な花飾り
2時間半かけて峨眉山へ到着しました。
予定より1時間遅れのスケジュールのため早速、今夜のホテルで昼食です。
素材の味が生かされた料理でご飯もふっくらで美味しかった。
峨眉山の入り口となる報国寺でエコバスに乗り換えて移動します。
本当に広い駐車場がありましたが今日は空いているようです。
峨眉山の雷洞坪まで標高差2,000mを2時間程走ります。
途中からガスと小雨の中となり、連日の雨かと覚悟しました。
雷洞坪に到着するといきなり快晴で素晴らしい青空になりました。
どうやら雲海の中を走ってきたようです。
ここから金頂ロープウエー乗り場まで20分ほど歩きます。
周囲にはサルの縫いぐるみと竹杖を売る土産店とサルが歩き廻り、かなり凶暴とのことです。
・ベニガオザルと名物のサルの縫いぐるみの紹介板
ロープウエー駅から金頂まで一気に上昇です。
周囲の下界は雲海の中で、中国で初めての本当の青空がありました。
金頂は峨眉山で2番目に高い峰で、標高3,077メートルです。
富士山の雲海上にロープウェーで登ったような印象です。
ロープウェーから降りると林の上に金ピカの仏像が見えました。
◆峨眉山の紹介文
峨眉山は中国仏教四大聖地の一つです。
寺院の建立は漢代より始まり、各時代ごとに増改築が進み現在に至っています。
明と清の時代には、大小百近くの寺院が建立され、普賢菩薩の道場として一躍有名になりました。
山間には、急崖絶壁と渓流、滝があり、中国では「峨眉は天下に秀たり」と称えられています。
山の形が少女の眉毛のように見えるため、峨眉山と名づけられました。
峨眉山の主峰は万仏崖で、標高は3099メートルです。
頂上と山麓は2500メートルの落差があり、気候区分がそれぞれ異なります。
山麓は亜熱帯に属し、中腹は温帯で、頂上近くは亜寒帯です。
少し階段を上ると、広い階段と広場が見えてきます。
ここで中国の卓球スーパーリーグ参戦中の福原愛選手に遭遇?
リーグ戦の翌日でもあり、どうやら本人のようですが・・・・。
周囲は雲海に包まれていてその上には、西側の海螺溝の「ミニヤゴンガ」山がうっすらと見えました。
金頂には、16面普賢菩薩と華蔵寺と臥雲庵の寺院があります。
金頂賓館からさらに最高峰3,099mの「万仏崖」に行けます。
我々は遠景だけで我慢です。左側にミニヤゴンガが見えているようです。
峨眉山の自然特異現象
天候の変化により、日の出、雲海、「ブロッケン現象」、「聖燈」が見えます。
「ブロッケン現象」、日本では「御来迎 (ごらいごう)」とも呼ばれ、見る人の背後から差し込んだ光で、
その人の影の周囲に、虹に似た光の輪が見える山岳気象現象です。
1年の間のうちに77日間このような日があるそうです。
「聖燈」とは、夜間しかみることの出来ない、月の無い夜、暗やみの夜中に豆粒のような光が見え、
これが百、千になり、谷や山にあふれる現象です。
中国の若い女性が日本人と知り、記念写真を求めてきました。
地方の女性は皆さんスリムで足がとてもきれいです。
北京に近いほど太目になるようで、食生活と運動量が影響しているのかな。
素晴らしい雲海に恵まれてとてもラッキーな一日でした。
帰りもロープウェーに乗って下ります。
エコバスで今夜のホテルまで送ってくれました。
★夕食は精進料理とのことですが違いがわかりません
前夜の寝不足解消で今夜はぐっすり眠れます。
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