白馬山行二日目、3:30に起床して朝食に並びます。
時折り、食堂の外に出て朝焼けを確認。
山頂方面は青空です。
4:30からバイキング形式の朝食。納豆と大根おろしで美味しく頂きます。
5時に小屋の外に出て出発まで朝焼けを撮影。
八ヶ岳連峰の奥に富士山が望めます。
5:20に白馬岳頂上宿舎-2730mを出発。今日は高低差900mのアップダウンを繰り返す縦走です。
【8/3、頂上宿舎-白馬岳-三国境-雪倉岳-朝日岳-朝日小屋泊り】
朝焼けの杓子岳-鑓ケ岳を見ながら縦走路分岐に出ました。
昨夜の雨に降られたキャンプ場。後の小ピークには朝焼け狙いの方達が登っています。
西側に剱岳の雄姿。素晴らしい景観です。
その左に杓子岳-鑓ケ岳の縦走路。
鑓ケ岳の裏には槍ヶ岳も望めます。
登山道にはお花畑。フラワーウォッチの再開です。
西側には立派な旭岳。昨日登っておけばと後悔しました。
5:45に白馬山荘に到着。トイレと土産買いで時間を潰します。
まだ朝食待ちの放送が流れており、出発準備や体操する方で大混雑です。
6:20に100名山・白馬岳-2932mに到着。記念写真の順番待ちで混雑中。
白馬岳(しろうまだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2,932mの山。長野県と富山
県とにまたがり、中部山岳国立公園内にある。南に続く後立山連峰の山々とともに、南北に伸びる稜線の両側
の傾斜が著しく異なる非対称山稜が発達している特徴的な山容を持つ。山頂を含む南北700 mの地帯は県境
が設定されていない。山頂には一等三角点があり、一等三角点百名山に選定されている。 東側の谷筋には
冬季の膨大な積雪と周囲の山塊からの雪崩が集積した日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある。雪渓の
上部は夏期には日本有数の高山植物のお花畑が広がる。日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び
新・花の百名山に選定されている。 鑓ヶ岳中腹の標高2,100m地点には、日本有数の高所にある温泉である
白馬鑓温泉があり、白馬大池の北麓には蓮華温泉がある。雪渓、お花畑、岩場、山の温泉と様々に楽しめる
要素があり、交通の便も比較的良いことから、夏季にはたくさんの登山者が訪れて混雑する。なお、山頂直下
に位置する白馬山荘は日本最大の収容人員を誇る山小屋である。夏期の登山者の大半は大雪渓を経由して
登るため、夏休みの時期には大雪渓上は長蛇の列となることが多い。しかし、雪渓上は数年ごとに落石事故に
よって死傷者が出ているので、注意が必要である。
白馬岳は素晴らしい快晴に恵まれ、三度目の正直に感謝。
大混雑の白馬岳を後に三国境に向います。
小蓮華山への稜線が素晴らしく、ドラマの映像に使われたそうです。
白馬岳山頂を振り返ります。この大行列は白馬大池まで続くようです。
登りのすれ違いもあり、結構な渋滞で時間が掛かりました。
今日の縦走路、鉢ケ岳-雪倉岳-朝日岳が見渡せます。
こんなにお花畑が続くのは白馬連山だけでしょうか。
7:15に三国境-2730mを通過。ここで大行列とお別れです。
雪倉岳への縦走路は数人が歩いている状況です。左手に富山湾が広がります。
雪解け水で出来た長池です。
このフラワーロードには紫色が目立ちますね。
右に左に寄ってはフラワーウォッチが続きます。
左の鉢ケ岳は裾野をトラバースして右の雪倉岳に向います。
8:05に蓮華温泉への分岐を通過。これが鉱山道でしょうか。
1894年7月にウォルター・ウェストンが蓮華温泉から鉱山道を利用し外国人としての初登頂をした。
その著書で、白馬岳の山名を「オオレンゲ」と記している。
鉢ケ岳のトラバース道は少しヤブっぼくなります。
雪解け水が豊富でお花畑が続きます。
待望のライチョウに遭遇できました。子供は一羽だけのようです。
首をキョロキョロしながら警戒しています。人間の声には無関心のようです。
9:20に鉢ケ岳の先にある雪倉岳避難小屋-2390mに到着。
トイレが壊れており、室内はトイレ臭に包まれています。
9:30に雪倉岳に向って高低差220mの登りを頑張ります。
強い横風が吹き付けて登りを助けてくれました。
歩いてきた縦走路を振り返ります。今日も夕立警戒です。
10:30に200名山・雪倉岳に到着。東側の展望はガスの中です。
雪倉岳(ゆきくらだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)後立山連峰にある標高2,611mの山。日本二百名山の一つ。
富山県と新潟県にまたがり、山域は中部山岳国立公園に指定されている。「雪」の字がつく日本の山のうちでは
最も標高の高い山である。また、標高2,600m以上の山としては国内で最も北にある。国内では、雪倉岳より
北に、それより高い地点はない。積雪期には雪の間のところどころに岩が顔をのぞかせる。その岩を地元猟師
らが「倉」と呼んでいたことから、雪と倉の山という意味で「雪倉岳」と呼ばれるようになったという。
山頂から東に1.4km程の位置に銀鉱山跡があり、天保のころまで採掘が行われており、その作業道が登山
道となっている。山頂から北北東1km程の位置に雪倉の池がある。(1917年に木暮理太郎が命名。)
日本で初めて氷河地形の存在が示された山であるとする説がある。
朝日岳と白馬岳との中間に位置し、縦走の経由地として通過されることが多いが、高山植物が非常に豊富で、
登山者も少なく、静かな山歩きが楽しめる。周辺は白馬岳連山高山植物帯となっている。
三組の登山グループやトレランの方達がいて、縦走者はポツリポツリとやってきます。
フラワーウォッチの我々は最後尾になって歩きます。
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