先週は9/3の多摩川バーベキュウ、9/4の箱根・神山/駒ケ岳山行が
台風により中止となる散々な週末でした。
9/5(月)に台風明けの晴天を期待しながらM社の日帰りツアーに参加しました。
M社では先週の20のツアーを全て中止したため、大損害を被ったそうですが
北海道の荒れた様子等を見ても正解でしたね。
新宿駅西口に集合し、7:15に貸切バスで出発。
中央高速は台風の影響からか車が少なく、8:00にガラガラの談合坂SAに立ち寄り。
諏訪からビーナスラインを通って10:20に三峰山展望台に到着。
曇り予報の通りに展望台はガスに覆われており、視界はまったくありません。
観光客が少ないため売店も暇そうでした。手作りのマーガリンを購入。
今年のM社は参加したツアーの8日間全てが雨中山行となりましたが、
今回も長野県全域に大雨注意報が出されていたようで、終日雨の山行となりました。
【三峰山展望台-三峰山-悪沢分岐-二ツ山-前二ツ山-鉢伏山分岐-鉢伏山-鉢伏山荘前P】
10:40に三峰山展望台向かいにある登山口(1750m)を出発。
美ヶ原らしい草原の気持ち良い道ですが、視界なし。
昨年は無かったという「中央分水嶺トレイル」の新しい道標がありました。
コース全体の整備が進んでいるようです。
11:00に三峰山(1887m)山頂に到着。
真新しい石碑の前で昼食です。
11:20に三峰山から二ツ山へ向けて尾根を下りますが、
山頂直下は一転して笹に覆われた急降下になります。
樹林帯の中にある細い笹尾根の濡れた嫌な道が続きます。
ここで小雨が降り出し、遠雷も聞こえてきました。
以降は雨具着用となりましたが、風が弱いので私は傘で代行。
やがて右斜面に造られた迂回路に入りますが、見事に整備された水平道です。
登降差が無いため疲れない快適な森林浴歩きとなりますが、見晴らしはありません。
明るい雰囲気の登山道で、標識は少ないですが道は明瞭です。
ここから縦走コース唯一の二ツ山への300mの急登が始まります。
登り切ると笹原の二ツ山分岐点に到着します。
分岐点から少し先の二ツ山(1826m)山頂に薮漕ぎして14:30に到着。
分岐点に戻り、二ツ山から前二ツ山に向かいます。
晴れていれば展望の良いであろう尾根道が続きます。
15:15に笹尾根の前二ツ山(1842m)を通過。
15:55に鉢伏山への分岐点に到着し、山頂を往復します。
16:00に三百名山の鉢伏山(1929m)山頂に到着。
少し先の展望台からは諏訪湖や富士山、北・中央・南アなど360度の展望が見られるそうですがガスの中。
鉢伏山から東方および南方に延びる尾根は中央分水嶺となり、
日本海へ注ぐ河川である犀川・千曲川水系と、太平洋に注ぐ天竜川水系を分けています。
笹に覆われた山頂近くにお社がありました。
16:15に山頂を降りていくと、まもなく鉢伏山避難小屋を通過。
16:20に鉢伏山荘前の駐車場(1820m)に到着して山行終了。
標高差300mの水平縦走は足への負担が軽くてダメージが残りません。
鉢伏山・高ボッチ周辺はレンゲツツジやマツムシソウで有名ですが、シカの食害で激減しているそうです。
16:45に貸切バスに乗車して上諏訪温泉すわっこランドに向かいました。
道の周辺には増えすぎている犯人のシカがうろついていました。
温泉入浴と夕食後、19:10に新宿に向かいましたが、運悪く笹子トンネルが通行止めです。
自家用車が燃えているとのことで、前週の最終電車騒動の再現かと思いました。
高速から一般道に下りて迂回しましたが、国道も空いていて助かりました。
予定より遅れましたが、石川SAでバスを降ろしてもらい八高線経由で22:30に昭島に帰着。
今回は行き帰りとも人に遭わないマイナーなミニ縦走でした。
美ヶ原や北アルプスを眺めながら、森林浴の静かな散策を味わうのには良い所です。
これからの紅葉時期や春の芽吹きの頃は最高と思われます。
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