テレビなどで時々「優勝ボランティア」という言葉を耳にします。
ウェブでは膨大な数が流れています。
「有償ボランティア」って何?本来ありえない言葉をくっつけた造語。
ボランティアはボランティアであって、有償・無償の言葉をつけること自体間違いなのに、日本人は平気で使っている。
以前、AKTでTBS系の番組を放送していて、地域起こしとか、そんな番組だったと思うが、青森で独居老人への宅配弁当を行っているグループを紹介していた。その中で、時給700円の有償ボランティアが宅配を担当している。と言うものだったが、変じゃあありませんか。これが5年位前
3年前、NHKでは確か、ある団体が仲介して、託児を近所の子育てを終えた主婦が時給800円の有償ボランティアで行っている。これも変。
去年は、フジテレビ系朝の番組はぴふるで同様に託児を時給ウン百円で、有償ボランティアが行っている。NHKもフジも要は保育所などに入れない待機児童が多く、民間のNPOなどが、働く母親の育児を肩代わりしている時代であると言いたいようだ。それはそれでいいのだが、有償ボランティアって何?
3社に、それぞれ、有償ボランティアという言葉を使うのはおかしいと、メールを送ったのだが、返事が返ってきたのはNHKだけ。他は無しのつぶて。
番組担当の人が、電話をくれた。
彼によると、そうした活動を行っている人たちが公然と使っているし、他に適当な言葉が見つからず、有償ボランティアという言葉で表現した。とのことだった。
私は、特にボランティアと言う言葉を使わなくても、「スタッフ」で十分ではないか。また、有償ボランティアと言う言葉を使うことで、本来もっているボランティアの使命を脅かしかねないなど、1時間にわたり話した。結局、今後有償ボランティアは使わないよう心がける、と言うことで一件落着はしたが、放送倫理委員会?でもこうしたことの規範をしっかり作ってもらいたいものだ。
厄介なのは、ウェブなどで有償ボランティアは素晴らしいみたいにうたっているところ。これは主に地域通貨などを展開しているNPO等に多いのだが、例えば1回肩たたきボランティアしたら、200円分の地域通貨がもらえて、地域内でいろいろなものと等価分変えられる。と言うものだが、やっぱりおかしい。ボランティアを知らない人が、「ボランティアしたらお金を貰える」と勘違いしてしまう。
今、有償ボランティアという言葉をつかって、何でも片付けてしまおう、見たいな意識が民間も、行政も持っているような気がして危険を感じている。
やっぱりボランティアはボランティアです。
自分達が行っている活動は、ボランティアなのか有償サービスなのか、自分はボランティアなのか有償サービスのスタッフなのか、もう一度考えてみよう。
ウェブでは膨大な数が流れています。
「有償ボランティア」って何?本来ありえない言葉をくっつけた造語。
ボランティアはボランティアであって、有償・無償の言葉をつけること自体間違いなのに、日本人は平気で使っている。
以前、AKTでTBS系の番組を放送していて、地域起こしとか、そんな番組だったと思うが、青森で独居老人への宅配弁当を行っているグループを紹介していた。その中で、時給700円の有償ボランティアが宅配を担当している。と言うものだったが、変じゃあありませんか。これが5年位前
3年前、NHKでは確か、ある団体が仲介して、託児を近所の子育てを終えた主婦が時給800円の有償ボランティアで行っている。これも変。
去年は、フジテレビ系朝の番組はぴふるで同様に託児を時給ウン百円で、有償ボランティアが行っている。NHKもフジも要は保育所などに入れない待機児童が多く、民間のNPOなどが、働く母親の育児を肩代わりしている時代であると言いたいようだ。それはそれでいいのだが、有償ボランティアって何?
3社に、それぞれ、有償ボランティアという言葉を使うのはおかしいと、メールを送ったのだが、返事が返ってきたのはNHKだけ。他は無しのつぶて。
番組担当の人が、電話をくれた。
彼によると、そうした活動を行っている人たちが公然と使っているし、他に適当な言葉が見つからず、有償ボランティアという言葉で表現した。とのことだった。
私は、特にボランティアと言う言葉を使わなくても、「スタッフ」で十分ではないか。また、有償ボランティアと言う言葉を使うことで、本来もっているボランティアの使命を脅かしかねないなど、1時間にわたり話した。結局、今後有償ボランティアは使わないよう心がける、と言うことで一件落着はしたが、放送倫理委員会?でもこうしたことの規範をしっかり作ってもらいたいものだ。
厄介なのは、ウェブなどで有償ボランティアは素晴らしいみたいにうたっているところ。これは主に地域通貨などを展開しているNPO等に多いのだが、例えば1回肩たたきボランティアしたら、200円分の地域通貨がもらえて、地域内でいろいろなものと等価分変えられる。と言うものだが、やっぱりおかしい。ボランティアを知らない人が、「ボランティアしたらお金を貰える」と勘違いしてしまう。
今、有償ボランティアという言葉をつかって、何でも片付けてしまおう、見たいな意識が民間も、行政も持っているような気がして危険を感じている。
やっぱりボランティアはボランティアです。
自分達が行っている活動は、ボランティアなのか有償サービスなのか、自分はボランティアなのか有償サービスのスタッフなのか、もう一度考えてみよう。