このサンダルをいつ紹介しようか考えていましたが、ここ何回か現行品の記事が続いたのでこのタイミングで「一番のイロモノ」を出すことにしました。
その名も「E6ークス(イーロックス)」。
そう、見て一発でわかる通り、秋田新幹線 e6系「こまち」をモチーフにデザインされた、クロ●クスのような形をしたサンダルです。
クロ●クスに名前が似ているのは単なる偶然だと思います。
さてこのE6ークス、ニシベケミカルも良く引き受けたなと思う位の手の込んだ、そして単発でしか発売されないことが最初から確定していた珍品中の珍品です。
私が初めてこれを見たのはニシベケミカル本社のショールーム。
現行品のサンダルが居並ぶ中、異様なオーラ(超・誉め言葉)を出して展示されていたのがこれです。
「え?なんですか???これ??」
と驚いていると、ニシベケミカルの方が簡単に説明してくれました。
なんでも、JR東日本とのコラボ商品でごく少数だけ作られたとのこと。
裏側の「竿灯まつり」のデザインは学生さんの手によるものと聞いたような気がします。
で、家に帰ってから速攻で調べたのですが、作られたのがこの実物を初めて見た2016年をさかのぼること3年前の2013年。
当時の報道資料です。
秋田県で、しかも限られた足数がイベント等で販売されただけで当然現物が残っているはずもなく、
「まぁしょうがない、これはさすがに諦めよう」
と思いつつ、このサンダルのことをツイッターか何かにあげたところ・・。
なんと、ある方が
「飯田さんに譲ります」
とメールを送ってきてくださったのです!!!!!
メールをくださったのはライトな鉄道ファンの方で、特にこれに思い入れがあるわけでもないので飯田さんが持っていた方がいいだろう、ということでした。
しかも、メールをいただいたのが私がタモリ倶楽部に出演して2日後のことでエンドレスな大量の注文が来ており、出荷地獄で不眠不休の状態&驚きと感謝でナチュラルハイになったのを覚えています。
最初にあげた写真のE6-クスの現物は、そのようにして奇跡的に手に入れることができました。今でも感謝しております。
いただいたのは「Sサイズ」で、当初は「そんなサイズ作られていないはずなのにな?」と不思議に思っていたのですが、初回販売の翌年2014年に、これまた足数限定でSサイズが作られたようです。
■Sサイズ発売の報道資料
しかも最初より100円値段が上がっています。
サイズが違うということは「金型が違う」ということで、本来は数千足販売しないと金型代の元は取れないはずなのですが、なんというかお祭りだったんでしょうね。
ということで、JR東日本さんが何かの間違いでまた作ってくれない限り手に入ることはないこのサンダル。
一生ものとして普段は大事に箱に入れてしまってあります。
またリアルなフェスとかできるような状況になったら、展示品としてブースに飾ることにでもしたいと思います。
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