便所サンダル大全

日本製便所サンダルについていろいろ語ります

ニシベケミカル VIC No.1300 エレファン

2020-08-14 12:58:35 | ニシベケミカル(VIC/Charming)
2017年にトップ、アルペンと同時にカタログから姿を消した、VIC No.1300 エレファン。

現在ではこれまたBENCHさんが独占販売しております。(シャークソールとかついてますが)

この調子で「ガードベンハー」とか「ジャンプ」もBENCHで何にもカスタムしないで再販してくれないかと密かに願っているのですが無理ですかね。


手持ちのカタログで確認した限りでは2004年の時点ですでに販売されていたので、結構長い間レギュラー陣だったサンダルです。

※てか、2017年に減らしすぎ・・・。


ということで、金さえ出せば現在でも履くことができるのですが、これもとても履きやすいサンダルだったのでなくなったのは惜しいことです。

とは言え、知名度が無さ過ぎてせっかくウチで取り扱ってたのにあんまり売れなかったサンダルでもあります。(笑)

■ブラック

■メタリック

■チョコブラウン

■オーク


見た目に反してタイトな履き心地で、近いものはPEARLのNo.180あたりでしょうか。

さらに内側がえぐれて土手状になっているので、タイトさで言えばPEARL No.180よりもキツめに感じるかと思います。

でも、No.1200 トップよりはキツくないです。


逆に言えば、ドンピシャではまった時にフィット感は極上で、普段25.5cmの靴を履いている私がLサイズを履くと

・つま先が前にズリ出ない
・踵がズリ出ない
・甲のベルトが全くパカパカしない

という、いわゆる「自分の足に合わせて作ってあるのではないか」という錯覚を起こすくらいのベストフィットサンダルでもあります。

ただ、普段履きができるほど手元に残していない(フェスとかで観賞用以外は蔵出ししてしまった)ので、眺めるだけのサンダルになってしまっています。


さて底面はと言うとトップを踏襲しつつB・Mに似た感じの蹄鉄のようなカカトを持つ、相も変わらず独特なデザイン。


写真で見るとフワフワした履き心地を想像させますが、カカト部分はわりとガッチリしつつも厚みがあるので体をシッカリと支えてくれます。

そして、ただでさえ滑りづらいニシベケミカルのサンダルの中でも、つま先にさらに滑り止めがあるのはこのエレファンくらいなものでしょう。


名前の「エレファン」の由来は、ニシベさんに確認したわけでは無いですが誰がどう考えても

象っぽいから

でしょうね。

象っぽい。


実は、現役販売中でも街中で売られているのを見かけたことが無いサンダルだったので、どのへんで流通してたのかも大変気になります。

ネット上で販売していたのはウチ以外ではおそらくエスコとかアズワンさんのようないわゆる「業界向けの商社さん」くらいしか見当たらなかったので、メインはやっぱり防塵用とか衛生用だったのかもしれないですね。


これがもっとホームセンターとかでガンガンに売られてたら、ニシベを代表するようなサンダルになっていたような気がするんだけどなぁ・・・。



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