昨日の午後、お袋と息子と3人で竹山に行った。
鍬(くわ)、鉈(なた)、鎌(かま)、ノコギリ、ミカンコンテナを軽トラの荷台に積んで準備万全だ。
息子は軽トラの荷台に乗ることを楽しみにしている。
しかし、タケノコは1本も無かった。
昨年の夏が暑かったからか…、この冬がいつまでも寒かったからか…、山の手入れをさぼったからか…。タケノコが顔を見せてくれない。
予定していたBBQの食材が一種類減ってしまった。
竹山から実家に戻ると、息子が砥石で鎌を研ぐ練習を始めた。
息子が研いだ鎌でネギの根っこを落としてみた。
刃が尖ったかどうかは別として、錆びて赤くなった刃先が銀色の輝きを戻す様は、男心をくすぐるものだ。
道具の使い方と手入れの方法、私の持っている技は息子に伝えたいと思っている。