海を好きになると
海の詩が生まれてくる
空を好きになると
空の詩が生まれてくる
心のはたらきは
ほんとうに不思議だ
海が好きなので
ぼくには海の詩が多い
空が好きになったら
空の詩も書けるようになった
いま ぼくは
カモメを好きになっている
これからは
カモメの詩も書けるだろう
海も 空も カモメも
いまは詩の源泉になっている
海辺のひとときには
心に語りかけてくるものがある
こんなにすばらしい日和には
海との対話を楽しんでこよう
海辺のどこかで
太陽の光を浴びてこよう
波打ち際を歩きながら
波の音楽を聴いてこよう
広い大きな景色のなかで
白い波とも戯れてこよう
海辺のところどころには
海を楽しむ人たちがいる
海辺のひとときは
もっとも自然が身近な時間だ
海辺では点景のひとりになって
海との対話を楽しんでこよう
いのちの時間には
出会いのひとときがある
好きなものと出会うとき
ぼくらは生きる歓びとめぐりあう
新鮮な感動と出会うとき
ぼくらは生きる歓びとめぐりあう
生きる歓びとめぐりあうと
世界はひかりに満ちてくる
季節の空や
季節の海にも関心をもとう
季節の花や
季節の鳥にも関心をもとう
海 空 大地は
無限の可能性を秘めている
いのちの時間には
すばらしい出会いのひとときがある
検見川の浜の光る海で
今年初めてのカイトサーフィンを見た
砂浜を歩きながら
青空に浮かぶカイトを眺めた
一人のサーファーの練習風景だが
久しぶりでなつかしかった
カイトサーフィンは
カイトの力で水上を走るサーフィンだ
カイトサーフィンのシーズンになると
海面の疾走やジャンプも見ることができる
ウインドサーフィンに比べると影が薄いが
カイトサーフィンには魅力がある
どんなささやかな情景でも
好きなものと出会うと心がはずむ
新春のまぶしく光る海が
いっそうかがやいて見えた
好きなものを見つけよう
好きなものを発見しよう
好きなものとの出会いは
世界をもっと広げてくれる
好きなものとの出会いは
世界をもっと深めてくれる
カモメを好きになったので
ぼくの日常にも変化が生まれた
カモメの飛翔への憧れから
海辺に出かける機会がふえた
さまざまなカモメ体験から
カモメの詩が生まれるようになった
カモメ 鴎 かもめ
カモメが世界を広げてくれる
カモメ 鴎 かもめ
カモメが世界を深めてくれる
冬になっても
ぼくの海の季節は続いている
日曜日の冬の海では
どんな情景と出会えるだろう
天気にも恵まれそうだから
冬の海を見てきたいと思う
検見川の浜のほかにも
幕張の浜や稲毛の浜もある
３つの浜をひとめぐりしてくるのも
予想以上に楽しいかも知れない
日曜日の冬の海に行くと
大きな変化と出会える場合もある
それぞれ特色のある浜だから
新鮮なひとときをもてるだろう
波の音を聞きながら
日曜日の冬の海も楽しんできたい
海はすばらしい
潮風に吹かれているだけでも
いのちの感覚が甦ってくる
海はすばらしい
波の音を聴いているだけでも
いのちの感覚が甦ってくる
冬の戸外では
落葉樹の冬芽を見るのが好きだ
一月初めの戸外では
こぶしの冬芽とめぐりあった
こぶしの冬芽には
春への憧れが結晶している
ぼくの好きな検見川の浜には
三つの海の突堤がある
長い突堤を歩きながら
海を眺めるのは楽しい
長い突堤を歩くだけでも
海辺のひとときを楽しめる
前方にも海が見える
左右にも海が見える
突堤の先端から振り返ると
浜辺の様子もよくわかる
海の突堤を歩きながら
カモメの飛翔を見るのも楽しい
空の気流に乗って
飛翔するカモメの姿は心に残る
いつか検見川の浜は
カモメ体験の場所にもなっている
海を眺めているとき
生きることは素晴らしいなあと思う
海の眺めには
いつでも無限の開放感がある
カモメを眺めているとき
生きることは素晴らしいなあと思う
カモメの飛翔には
優しい春のイメージがある
花を眺めているとき
生きることは素晴らしいなあと思う
季節の花には
美しいいのちの輝きがある
海も カモメも 花も
いのちの感覚を育んでくれる
海も カモメも 花も
生きる歓びを与えてくれる
海を好きになると
海の情報が集まってくる
花を好きになると
花の情報が集まってくる
鳥を好きになると
鳥の情報が集まってくる
海が好きなので
ぼくは検見川の浜と出会った
花が好きなので
ぼくはペンタスの花と出会った
鳥が好きなので
ぼくはカモメの飛翔と出会った
心のはたらきは不思議だ
心のはたらきはすばらしい
好きなものとの出会いが
新しい世界の扉をひらく
七草の日の検見川の浜で
海の夕陽とめぐりあった
いままで見たどの夕陽よりも
太陽の輝きが鮮烈だった
海の突堤を歩きながら
夕陽の輝きを日没まで眺めた
今年は太陽と海には
特別縁がありそうだ
元旦の初日の出も見たし
七草の日の夕陽も見た
初日の出にも感激があったが
七草の日の夕陽は最高だった
検見川の浜の海の突堤で
鮮烈な夕陽とめぐりあった
ふりそそぐ春のひかり
春のひかりには
まばゆい光のカラットがある
街にふりそそぐ春のひかり
春のひかりには
清らかな透明感がある
海辺にふりそそぐ春のひかり
春のひかりには
ほほえみの優しさがある
春のひかりを想うとき
春のひかりが
一篇の詩に射しこんでくる
ふりそそぐ春のひかり
光の驟雨に
大地も清浄によみがえる
フォトポエムにようこそ！
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「フォトポエム 西尾征紀（Nishio Masanori）」は、閲覧数が135万を突破しました。
1月のフォトポエムでは、フォトポエムと遊ぼうをお届けします。
西尾征紀には、８つの詩のブログがあります。
フォトポエム、夢の飛翔、ポエムワールド、海のフォトポエム、春のフォトポエム、夏のフォトポエム、秋のフォトポエム、冬のフォトポエム。
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西尾征紀 （Nishio Masanori）
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