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帰ってきた「伊坂幸太郎」

2007年11月28日 | 小説レビュー
伊坂さん、「砂漠」以来、約2年ぶりの書き下ろし長編。

其の名は、「ゴールデンスランバー」

早いとこなら明日発売!

「ゴールデンスランバー」出版社のあらすじより

「俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか?」

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たしか、「ゴールデンスランバー」って、ビートルズの曲名だよね?
またそこから引用して、物語をうまく転がしてるのか期待。

ていうか、そこそこネームバリューついてくると、ハードカバーで1680円とかになるから、高いよ。でも、ファンだから買うよ。文庫まで二年ないし三年かかるし。

でも、今週は特にだけど、残業も増え、最近ほとんど小説読む余裕と時間を奪われてるから、これも買ったはいいが、いつ読み切れるんだ? ってなってるね、内心では。でも買うけど。

年末の休み利用して、ゆっくり読も。

まあ、伊坂さんは、最近短編集が目立ってたけど、あれは雑誌で連載してたものを集めたものだから、やっぱり伊坂さんの本領が出てないっていうか、伊坂さん本人も「小説は長編」と言ってるくらい、やっぱ読み応えのある長編で伊坂さんの真の面白さを味わえると思ってるわけで、現に「砂漠」は、伊坂作品の中でも一、二を争うくらい傑作だと思ってるから、そういう意味で今回も楽しみ。

そういえば、「砂漠」も、12月発売で、年末の休みに読んでたっけなぁ。


最近出た「魔王」の漫画版買って読んだけど、伊坂作品のエンタメの要素をストレートにコミカライズした感じで、読みやすいし、面白い。絵はまだ若いけど、「魔王」の特徴である能力者バトルを漫画ならではの描き方に変えているので、これをきっかけに伊坂作品に入っていくというのもアリッちゃアリ。




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