たんぽぽ日和

吠えます。
噛みます。
そんな遠吠え日記。

アップル杯前夜祭~飯田~

2006年10月09日 23時36分34秒 | アクト~ご卒業~
吉宗将軍また長くなっちゃった・・・すみません・・・
7日から9日に延期になってしまった運動会のため、お泊りで行くはずだった飯田に日帰り旅行。しかも、前夜祭に誰も出席しないので一人旅となった。

自慢じゃないけど、運転が大の苦手の私にとって、飯田まで往復というのはものすっごいものすっごいあら行事になりました。行きはなにせ初めての道だからこわい。帰りは絶対深夜になるから更にこわい・・・

今まで、一人で100キロ以上の距離を運転したのは横浜から引越してきたときだけなので自分でもどうなるか、どうしていいのか不安で不安でしかたがありませんでした。しかも、明日は運動会。絶対に途中でトラブルがあって帰れなかったり、事故があってはいけない身。いわば一人の問題ではない。もし万が一、そんなことが起ころうものなら自己責任ではすまない。
なのに、強行突破してしまいました。。。社会人としては自己責任能力に欠けると思うけど・・・

私を助けてくれるのはナビだけ。ナビによると3時間くらいでいけるみたいだけど怖いから6時集合なのに1時半に出ました。

岡谷までは何度も行ってるので和田峠も昼間は平気。
問題は、岡谷から飯田までの高速。
先日大事故があった場所は飯田の近くだったし、初めての場所はほんとドキドキ

そして私を更にビビらすのはマンモス(トラック)とバッタ(バイク)たち。
マンモスがごっつい体でびゅんびゅんとばし、私の横を通り過ぎていくたび
「踏まないで」「近寄らないで」と叫んだり。3連休ということもあり、車も多かったけどバッタの大群もいて、やっかい。てんでやっかい。私をビビらす敵にいっぱい囲まれながら生きた心地しないまま飯田に到着。
着いた瞬間ホッとしてしまった。。。

もういや
なんせ早く出発したので早く着いたけどナビによると「ここまでの所要時間は3時間11分です」と言ってた。がんばった。がんばったぞ。ホテルオオハシにつくと愛知のぶーちんが来てました!1年ぶりだわ。
私は泊まらないのでいる場所がなかったけど、飯田のTYPE-R社長さんがいらっしゃってピアノ弾いたりして一緒に待っててくれました。アリガトシャチョサン


前夜祭では久々の人もいっぱいいたし、なにせ楽しかったです。
いろいろ話せたし、笑った。
伊藤実行委員長「ごはん」「ごはん」とばかり言っててごめんよ。。。
飯田のみんなの心配りにはいつも驚かされます。しかも、まとまってる。仲良し。
ちょいとうらやましかったぞ。

東京にいってしまって寂しかったけど。やまこちゃんにも会えてうれしかったっす。そして、あなたのつっこみ(毒多し)にはいつも笑わせていただいてます。
とても●歳も年下とは思えぬ立ち振る舞い。すてきだわ。ザコちゃんからの愛のこもった写真ぜひぜひ新居に飾るべきだわ!

スーさんはお隣だと思っていたら巡業周りがお忙しそうでまた、こんどゆっくりお話しましょ。

私は、また、手品をしたんだけど、やっぱはじめてのお客さんはうれしいね喜んでくれて・・・うちの園児たちにもあれだけの反応があればいいんだけどね。。「またそれ?」とか言わないしね。。

そして時間はあっという間に過ぎ去りまた、また100キロの道を帰る時間になりました。


TYPE-R社長さんと438が駐車場まで送ってくれました。。ありがとうでも、私の3大大嫌いは「おばけ・飛行機・ココナッツ」だっていうくらい幽霊系がだめで、しかもこれから山の中一人でさびしく運転して帰るという私に

TYPE-R社長は「高速道路でね・・・・」とか「これの話はね、トンネルで」とかいってさんざ!さんざ!!もうさんざ!いやがらせ・・・

覚えてろ。TYPE-R!!ふんづけてやる!!

で。TYPE-R社長さんがまた
和田峠はね・・でるらしいよ・・・和田が」と・・・

くだらんギャグだが、和田峠は出るらしいという言葉だけでもう、私はもう帰るのやめようと思ってしまった。。。でも意外にもその後私を助けることになったのは、このTYPE-R社長さんの「和田峠にはでるらしい。和田が」という言葉でした。

私が和田峠を通ることになったのは仮眠をとってたこともあり3時!深夜3時ごろ。

みなさん。夜中の3時に電波も一切届かない。ひとっこひとりいない。廃墟となったラブホテルが存在する。行っても行っても山道。光がない。トンネル長い。というすばらしいシチュエーションの中一人で立ち向かったことはありますか・・・・これで雨でも降ってたら私は無理だったかも・・・

もし、明日運動会じゃなくて普通の保育や研修だったら朝のおひさまを見てから帰ったかもしれないけど「明日は運動会。一刻の早く安心な場所へ」という思いで人生初のひとりきもだめし。

うしろもまえもよこもななめもどこもかしこも車がない。光もない。正真正銘山の中にひとり。。。
あんなににくかったマンモスやバッタたちも今では心から恋しいくらい。

そして私は言い聞かせた。
「たとえもし何か見えてしまっても。それは和田
http://www.akofc.com




「今まで見たことないけど、もし初めて何か不確かな何か目撃してしまったらそれは和田


「いや。こっちの和田はこわい。アッ子にしよう。アッ子。」と自分の中で
一生懸命思おうとしてました。
「何か見えてもそれは和田」といい続ける自分がおかしくて笑えてよかった。
人間窮地に立たされると信じられない思想になるというのがよくわかる。。
今、思い返すと「何か見えても和田ってのは無理やりだろ」と思うけど、
昨日の私は本気でした。本気で何か見えたら「和田」にしようと思ってました。

見ないようにしてても余計なとこ(廃墟のラブホテルの窓とか・・森の奥とか・・電柱の影とか・・・・)を見てしまい、なんだか見てしまったような、何かを見てしまったような気になっていた。

すると・・・・森と道路の間に明らかに

明らかに・・

動いてる

何かがいる!

何かが・・・・・

「大丈夫。和田だから・・」と思ってても

「やべ!和田じゃない!!」「和田ではない!」

ななななななななんとそれは鹿でした!


「おいおい。生野生鹿かい!すごいな和田」と

その辺にいる鹿っていうのは奈良とか宮島以外で見たことなかったから
なんだか得したような気分になれてよかったです。。

そうこうしてるうちに、なんと!やっとこのきもだめしを一緒に分かち合える車が後方からやってきました!!

涙がでそうなくらいうれしかった
まってたよ!君を待ってたよ!と思いながらものすごっい!遅く運転して彼(仮定)との距離を縮めました。

すると、夜中3時にどこへ急ぐのか私のノロノロ運転をアオリだした彼。

そのアオリが人間の存在を確認させてくれる材料になって私を心地よい安心へと
導いてくれたのです。もっと距離を縮めたいのかしら?

「後ろから アオルあなたに 恋しそう」
(KYANAN:もっとアオって。もっとアオっての俳句)

でも、追い越しされて猛スピードで去っていかれたら困るので、彼の気持ちを踏みながら、つかず離れず二人三脚で和田峠を乗り切りました。


料金所が見えたときはほんとにほんとに涙が出そうだった。。
深夜3時過ぎにこの場所で会える料金所のおじさんにも恋しそうだった。。

料金所が過ぎれば彼は用済みなので、いかにでもしてくれと・・バイバイしたのです。

こうして私の飯田一人旅は終了しました。
フトンに入ったのは4時くらいでしたが、生きて帰れて、何もなくてほんとよかった。

4時近くに帰ると父が起きててくれました・・「心配で起きてたのかな?」とすまぬ父。。ダメ娘でほんとスマヌ。と思っていると
「なー頼んだグラタン買ってきてくれたか?」と。。。。


確かに、頼まれましたよ。「飯田に一人で往復するね」という私に「帰りにグラタン買ってこい」と・・・

・・・・・

でも。きっと心配してくれたんだよね・・そう思います。。。すまぬ父。。


アップル杯は行けなかったけど前夜祭行けてよかったです!
また、こんどアクミーで会えるのを楽しみにしてます。。

あ!イクシー王子。今回の文章いつもより長くてごめんなさい。。
例のタイムの中で読みきれたかしら。。。。
もし、なんだったら1回目・2回目と分けて読んでね

アップルパイはまことぱぱ・片0氏・研0会長に届けてもらいました。。おいしくいただきました。。ありがとう!

来年OBで参加していい??








コメント (10)
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