たんぽぽ日和

吠えます。
噛みます。
そんな遠吠え日記。

パシられ人生

2006年10月23日 23時04分07秒 | 奇想天外な家族のなかで

「世界あまのじゃく選手権」があったらぜひうちの父に出てもらいたい。きっと3位には入るんじゃないだろうか・・・ うちの父は非常に!非常に!非常に!!あつかいにくい・・・じゃない。恥ずかしがりやさんだ。

たとえばおじいちゃんの病院のあと、母とご飯を食べに行こうと言う事になり父に電話

私「いまからご飯たべに行こうよ」

父「だれがいくか。いかない。」

私「・・・・・じゃー食べに行くよ?」

父「勝手に行け」

そして、帰って来て父は妹に電話していた

「お姉ちゃんとお母さんがご飯食べに行っちゃって俺はメシも食わしてもらえねー」

・・・・・・・・そりゃさ。食べに行っちゃったのはいけないかもしれないけど誘ってるじゃん!一緒に行こうと!なんで自分は被害者みたいなことに・・・でもまこんなことは日常茶飯事でほんとにこまったちゃん

そんな父はいまお気に入りのものがある。

それはセブンイレブンの「ベーコンなんとかグラタン」これがすきとなったらとことんはまりまくる父なのでいま、このグラタンが彼の中でものすごい重要な位置をしめてるらしい・・・なぜコンビニのグラタン?わけがわからないがそのグラタン熱のおかげで私は最近パシリだ。

私が外へ出かけてると必ず父から

「おい帰りにグラタン買ってきてくれ」のラブコール

飯田の帰りにさえも(詳しくは10月9日アップル杯参照)グラタン買うために深夜パシられる私・・・

でも、このパシられ生活もそれなりの報酬がある。

基本的にめんどくさがりで財布はもたない父なので、いつもポケットに紙しか入っていない。そうすると290円かなんぼのグラタンを一つ買っていくと、夏目さんもしくは野口さんに変身して帰ってきてくれるのだ。こんな利率のいい銀行はない。

外にいて父から電話があってもでないこともあった意地悪な娘の私だったけど、最近この高い利率につられ「グラタンね」とでるようになった。

先日、いつものようにグラタン電話がなりグラタンを買っていった私に

父「これしかない」と諭吉様で返してくれたのです。

父「つりはいらねー」と。。。。

どんなバイトよりも時給としてはいいのではないか。。。10分で9700円くらい・・

グラタンさまさまだ。またそれをずーずーしくもちゃっかりもらっちゃう社会人のパラサイト娘。

しかし、最近気がついたことがある。深夜など外にいる私に父が「おいグラタン買って来てくれ」のあと

「それでおまえは今どこにいるんだ?」と聞く事。

30にもなる娘を心配していただてるのかしら??

いつも「おめーはそろそろでていけ!」だの「だれも長野に帰ってきてくれなんて頼んでない」だの・・・それはそれは愛を感じるお言葉をちょうだいしておりますが・・・

グラタンかそれともあまのじゃく父心か。

 

 

グラタン>娘だな・・・

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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