日曜日の朝、今日早くからこずえの美容院で髪を切ってもらっているはずの母から寝ている私に電話。
すごい剣幕。
「どうしましょう!どうしましょう!KYANANどうしましょう!お母さんえらいことしちゃった!どうしましょう!あー困ったわ」
そのパニクり具合に私は、とうとう人様を傷つけるような事故を起こしてしまったか、へんな商品を買わされそれが1000万とかで借金背負うことになったとか、その一瞬でいろいろ想像した。でも、母がとりあえず生きてて自分の意識があり、人間としてこれからも生きていかれる状態だというのはその、勢いからわかった。それだけで安心した。
しかし母は「もうね~どうしたらいいの!ちゃぽんしちゃったわ!ちゃぽんよ!」
私「落ち着いてちゃポンってなに?」
母「おとしちゃったのよ!トイレにキーを落としちゃったのよ!」
よく聞いてみるとどうやら、こずえの美容院のトイレに車の鍵を落としてしまい、しかも流れてしまったらしい。
そんでその剣幕。。
興奮してる母は
「いい!よく聞きなさい!お母さんの言うとおり動くのよ。落ち着きなさい!まず立ちなさい。そして歩きなさい。そしてお母さんの部屋へいって!その小さなたんすの!その下の引き出しをあけなさい!そこにもういっこのキーがあるから!」
私はけたたましくわめきたてる母の言うとおり動き、予備の鍵を探した。
そしてあることを伝えると
母「あ~~~~~~あったの?あったのね!!よかったわ~~~それ持ってきて。」がちゃん。
・・・・・・・
持ってきてって簡単に言うけど、私は寝起き。そして、美容院まで小一時間かかる。
あ~あと思いながら。急いで用意して車を飛ばす。
そして、美容院につくと母は寝ていた。
そう、座ったまま、首をかしげグーグーねてた。
「・・・・・・」
こずえが「おつかれさん。T子さん(我が母の名:こずえはそう呼ぶ)お疲れみたいで寝てるよ。あとちょっとかかる」とのこと。
そして、私の気配に気がつき起きる母。
「あら~ありがとう!持ってきてくれた?かぎ!あった?」
「あったからもってきてるんじゃん!」とつっこみたかったがやめて、あったことを伝え、私は待合室で雑誌を読んで母が終わるのを待っていた。
母はこずえに我が姉妹のだめっぷりを愚痴っていた
母「も~ね!こっちゃん(こずえ)聞いてよ!この娘たち!!ほんとひどいもんなのよ!何がひどいかってね・・・・・・」ともろもろ・・・
そして、20分くらい経って一通り終わった母がソファーで雑誌を読む私に
「あら?あなた誰待ってるの?」
慣れてはいるけどあまりの出来事に呆然としてる私。
そこへこずえはちょっとフォロー
こずえ「・・・・T子さん。。KYANANはきっとT子さんとお昼でも食べようかと待っててくれているんじゃ・・・」
そのとおり!!せっかく来たんだから一緒にご飯くらい食べようよ!
すると・・
母「え?お昼?いいわよ!おごってあげるわよ」
私「・・・・・・・」
そして、こずえがまたフォロー
こずえ「なんぼなんでもT子さん。小一時間かけて鍵を持ってきてくれた人にそれはないんじゃ・・・私でもそれはキレますよ・・・」
母「あらそう?ごめんなさい!で。どうする?」
慣れてはいる。もう、慣れてはいる。
今更だ。
しかし、ほんとここまでくると笑える。。
しかも、こずえに詳しく聞くと
まず、美容院についたとたんトイレにいった母が突然
「こ~~~~~~ちゃ~~~~~ん!!こっちゃ~~~~~~ん!」と雄たけび。
接客中だったこずえは、お客さんに「すみません(苦笑)」といって母のトラブルへ参戦。しかし、彼女の興奮は尋常じゃなく。。
毎日こずえがお掃除するホウキの持つほうでなんとかしようとしたり
「ちゃぽ~んて!ちゃぽ~~んて流れていっちゃったのよ!!」と大騒ぎしたり・・
こずえは
「いいんですよ。私はそのホウキで毎日掃除してるなんてそんなこといいんですよ。お客さんがたくさんいて、ある程度のいごこちのいい空間を作ってるつもりとかそんなのはいいんですよ。T子さんが世界一ですから」
と私に告げた。
すまぬ。こずえ。
一緒にごはんを食べにいった私と母。
母「あ~ほんとについてないわ。ついてないことばかりだわ」と・・・・
その台詞そのままお返ししたします。。
ママン。
そんなママンを育て上げた私のおばあちゃんの誕生日4月24日。
生きてたら今日で80歳。すごいな。
おめでとう大好きなおばあちゃん。。
2005年11月より書き続けてきたこの「たんぽぽ日和」
延べ242回書いてきました。
おばあちゃんの誕生日の今日で一回お休みしたいと思います。
そんなこと言いながら毎日書きたいことがいっぱいなのですぐに書きたくなって明日あたり書いていたらすみません。。。。
ここらでちょっくら小休止。
先日、悪党のお父さんからお話をいただきました。
「世界一はやい車で一番大切なのはなにか?」という問いに
『エンジン』と思っていた私でしたが
正解は「ブレーキ」でした。
どんなに早く走るエンジンでも止まれなければ死んでしまう。
止めるブレーキが必要だと。
こんな私のたわごとを毎日読んでくださった方々本当にありがとうございました。
心から感謝します。
たぶん、年大のころには戻ってくる予定なので大げさなんですが・・・
母は毎日母です。
父も毎日父です。
KYANANも毎日KYANANです
そんな当たり前の毎日に感謝しながら。。
みなさんの幸せを祈ってます。。
ありがとうございました。
すごい剣幕。
「どうしましょう!どうしましょう!KYANANどうしましょう!お母さんえらいことしちゃった!どうしましょう!あー困ったわ」
そのパニクり具合に私は、とうとう人様を傷つけるような事故を起こしてしまったか、へんな商品を買わされそれが1000万とかで借金背負うことになったとか、その一瞬でいろいろ想像した。でも、母がとりあえず生きてて自分の意識があり、人間としてこれからも生きていかれる状態だというのはその、勢いからわかった。それだけで安心した。
しかし母は「もうね~どうしたらいいの!ちゃぽんしちゃったわ!ちゃぽんよ!」
私「落ち着いてちゃポンってなに?」
母「おとしちゃったのよ!トイレにキーを落としちゃったのよ!」
よく聞いてみるとどうやら、こずえの美容院のトイレに車の鍵を落としてしまい、しかも流れてしまったらしい。
そんでその剣幕。。
興奮してる母は
「いい!よく聞きなさい!お母さんの言うとおり動くのよ。落ち着きなさい!まず立ちなさい。そして歩きなさい。そしてお母さんの部屋へいって!その小さなたんすの!その下の引き出しをあけなさい!そこにもういっこのキーがあるから!」
私はけたたましくわめきたてる母の言うとおり動き、予備の鍵を探した。
そしてあることを伝えると
母「あ~~~~~~あったの?あったのね!!よかったわ~~~それ持ってきて。」がちゃん。
・・・・・・・
持ってきてって簡単に言うけど、私は寝起き。そして、美容院まで小一時間かかる。
あ~あと思いながら。急いで用意して車を飛ばす。
そして、美容院につくと母は寝ていた。
そう、座ったまま、首をかしげグーグーねてた。
「・・・・・・」
こずえが「おつかれさん。T子さん(我が母の名:こずえはそう呼ぶ)お疲れみたいで寝てるよ。あとちょっとかかる」とのこと。
そして、私の気配に気がつき起きる母。
「あら~ありがとう!持ってきてくれた?かぎ!あった?」
「あったからもってきてるんじゃん!」とつっこみたかったがやめて、あったことを伝え、私は待合室で雑誌を読んで母が終わるのを待っていた。
母はこずえに我が姉妹のだめっぷりを愚痴っていた
母「も~ね!こっちゃん(こずえ)聞いてよ!この娘たち!!ほんとひどいもんなのよ!何がひどいかってね・・・・・・」ともろもろ・・・
そして、20分くらい経って一通り終わった母がソファーで雑誌を読む私に
「あら?あなた誰待ってるの?」
慣れてはいるけどあまりの出来事に呆然としてる私。
そこへこずえはちょっとフォロー
こずえ「・・・・T子さん。。KYANANはきっとT子さんとお昼でも食べようかと待っててくれているんじゃ・・・」
そのとおり!!せっかく来たんだから一緒にご飯くらい食べようよ!
すると・・
母「え?お昼?いいわよ!おごってあげるわよ」
私「・・・・・・・」
そして、こずえがまたフォロー
こずえ「なんぼなんでもT子さん。小一時間かけて鍵を持ってきてくれた人にそれはないんじゃ・・・私でもそれはキレますよ・・・」
母「あらそう?ごめんなさい!で。どうする?」
慣れてはいる。もう、慣れてはいる。
今更だ。
しかし、ほんとここまでくると笑える。。
しかも、こずえに詳しく聞くと
まず、美容院についたとたんトイレにいった母が突然
「こ~~~~~~ちゃ~~~~~ん!!こっちゃ~~~~~~ん!」と雄たけび。
接客中だったこずえは、お客さんに「すみません(苦笑)」といって母のトラブルへ参戦。しかし、彼女の興奮は尋常じゃなく。。
毎日こずえがお掃除するホウキの持つほうでなんとかしようとしたり
「ちゃぽ~んて!ちゃぽ~~んて流れていっちゃったのよ!!」と大騒ぎしたり・・
こずえは
「いいんですよ。私はそのホウキで毎日掃除してるなんてそんなこといいんですよ。お客さんがたくさんいて、ある程度のいごこちのいい空間を作ってるつもりとかそんなのはいいんですよ。T子さんが世界一ですから」
と私に告げた。
すまぬ。こずえ。
一緒にごはんを食べにいった私と母。
母「あ~ほんとについてないわ。ついてないことばかりだわ」と・・・・
その台詞そのままお返ししたします。。
ママン。
そんなママンを育て上げた私のおばあちゃんの誕生日4月24日。
生きてたら今日で80歳。すごいな。
おめでとう大好きなおばあちゃん。。
2005年11月より書き続けてきたこの「たんぽぽ日和」
延べ242回書いてきました。
おばあちゃんの誕生日の今日で一回お休みしたいと思います。
そんなこと言いながら毎日書きたいことがいっぱいなのですぐに書きたくなって明日あたり書いていたらすみません。。。。
ここらでちょっくら小休止。
先日、悪党のお父さんからお話をいただきました。
「世界一はやい車で一番大切なのはなにか?」という問いに
『エンジン』と思っていた私でしたが
正解は「ブレーキ」でした。
どんなに早く走るエンジンでも止まれなければ死んでしまう。
止めるブレーキが必要だと。
こんな私のたわごとを毎日読んでくださった方々本当にありがとうございました。
心から感謝します。
たぶん、年大のころには戻ってくる予定なので大げさなんですが・・・
母は毎日母です。
父も毎日父です。
KYANANも毎日KYANANです
そんな当たり前の毎日に感謝しながら。。
みなさんの幸せを祈ってます。。
ありがとうございました。