キャンドルナイト結果報告。
キャンドルナイトの今日。幼稚園から帰ってきたのはもう9時近かった。
しかし、今日やることに意味があると思い・・・
キャンドルでご飯を食べようとしたら
母に「ちょっと!テレビ見てるんだけど!」と
怒られ。
たとえ、居間の電気がついていようとも自分の部屋だけは
頑張ろうと。
部屋でろうそく。
キャンドルとはとてもいえない普通の
ろうそく。
暗闇でろうそく生活してみるといろいろ発見。
けっこうろうそくの灯は明るく、思ったよりずっと部屋が明るかった。
そして、ろうそくの時間短くあんまりもたない。
「人生と一緒だろうか。」
なんて言ってみつつ・・・
しかし、物思いにふけってても現実はというと、
いろいろしたいときに暗くて動けない。
そこで、よく暗闇で使う
光るブレスレッドを持って移動。
その後は、とにかく「やることに意味がある!」と
たとえ残された時間が短くてもろうそく生活しました。
延長してしました。
部屋で久しぶりに中原中也を読み。。。。(写真)
ダークだったわ。。
温暖化とは関係なかったけど・・・
中原な夜でした。
初夏の夜 中原中也
また今年(こんねん)も夏が来て、
夜は、蒸気で出来た白熊が、
沼をわたつてやつてくる。
――色々のことがあつたんです。
色々のことをして来たものです。
嬉しいことも、あつたのですが、
回想されては、すべてがかなしい
鉄製の、軋音(あつおん)さながら
なべては夕暮迫るけはひに
幼年も、老年も、青年も壮年も、
共々に余りに可憐な声をばあげて、
薄暮の中で舞ふ蛾の下で
はかなくも可憐な顎(あご)をしてゐるのです。
されば今夜(こんや)六月の良夜(あたらよ)なりとはいへ、
遠いい物音が、心地よく風に送られて来るとはいへ、
なにがなし悲しい思ひであるのは、
消えたばかしの鉄橋の響音、
大河(おおかは)
の、その鉄橋の上方に、空はぼんやりと石盤色であるのです。