相変わらず間の抜けた公的保険適応政策です。
結局最後は帰国者接触者相談センターが壁になって、簡単に希望者が検査を受けられません。
真に検査を受けたい人は自費でも受けるはず、タダと言われても実質はノーと言われているようなもの、
これを錦の御旗のように掲げられても国民は納得しないでしょう。
大阪のライブハウスは氷山の一角、国はまだ東京2020に未練を持っているとしか思えません。
あるいは東京の感染者数が少ないと強弁して無理矢理開催に漕ぎ着けさせようと画策し、あわよくばバッハが延期と言い出すときを待っているのでしょうか。
オリンピックよりも世界が日本を見る目を大切にしないと、国家の信用を失うことになります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200306/k10012316931000.html
そんな状態で、保健所以外でも検査ができると公言したところで、検査できると言われた病院は困ります。
材料も器具も用意してから、はじめてどこででも検査できるようになったからどうぞ...というのが順番というものです。
保険適用云々はその後の話です。
結局のところ、スムーズに検査されて感染者が増えるのはまずいという事に根差した詭弁ということでしょう。肺炎を発症してから検査して、治療をする程度の能力が現在の日本の感染症対応ということでしょう。全国で百人少々にしか対応できないとみました。
特に、オリンピック前に感染者が露見して、開催できないとか、開催しても観客・選手が来日しないという状況を避けたいのでしょう