本日、同居人の眼科送迎。
送り届けたのちに、蟷螂はお不動様で護摩修業します。
相変わらずの混雑ぶり、とりあえず親父と、墓じまいされた実祖父の名を書いた彼岸の供養の札も、護摩木と共にお願いしました。
本堂の中へ入ると、もうあらかたの人はノンマスク。
特に30代や40代は無敵、ツインデミックだろうがコロナ後遺症だろうが、矢でも鉄砲でも持ってこい状態で、おっかなびっくりマスクをしているのは高齢者だけ。
で、最初のお話で『持ち物のお護摩焚きをします』とのことなので、『どうしようかな?』と迷いました。
コロナ以降、持ち物の護摩焚きはとんとご無沙汰していたので、していただきたいのはやまやまですが、行列ができるかもしれないので今回はパス。
若いノンマスクが最前列を独占していたこともありますし、前の方へ行って後ろからウイルスをまき散らされるのも嫌だ。
で、蟷螂の前の席に若いノンマスクのアンチャンが座った。
ほぼほぼみんなノンマスク、アンチャンやネーチャンは100%ノンマスクだった。
そこへノンマスクのガイジンがまざると、インフルとコロナがコングロマリットしそうで、超々新型ウイルスが発生しそうで怖い。
勿論蟷螂は人目を気にせずマスクに二重手袋にゴーグル姿です。
本当は帽子もかぶって痛いところですが、本堂内は脱帽なので仕方ありません。
あちこちで痰の絡んだ咳払いが聞こえてきます。
『いやだなぁ』
そして修行が始まりました。半ばまで来たところで住職がサッと手を差し伸べると我先に手提げ袋をもって並びます。
多くの人は財布ですね。
蟷螂がお願いするとすれば『診察券』でしょうか。
斜め前に座っていた若いノンマスクの動きは素早かった。
あっという間にスルスルと席を立って手提げをかざしてもらっています。
ノンマスクだけれどご利益は欲しいんだ。
ああいうアンチャン連と身体を接して並ぶのは嫌だな。
かくして本日の修業は終わりました。
本堂を出るともう同居人がやってきていました。
『左はほとんどいいけれど、右は来週注射だって』
またしても注射です。
まぁ抗VEGF注射は初めは3か月続けなければ効かないそうで、その上硝子体置換手術を受けていると、薬の効き目が悪いそうです。
『左は置換していないから、テノン注射が効いているんじゃない?』
『あ、そうか。なら右も硝子体置換手術前に打ってくれればよかったのに』
『硝子体置換をしたから黄斑浮腫が起きたんじゃない?』
まるで鶏が先か卵が先かの問題のようです。
帰りに薬局によって来週用の抗生剤の目薬を貰ってきました。
漸く涼しくなってきているので、身体の負担は軽減してきましたが、来週も御修行です。
早く良くなってくれるといいなぁ。
現状維持でもいいや。
付き添いることは感心します
近くてまだ助かります。