大谷選手の大リーグを見ていて打席が終わったので、NHKにチャンネルを合わせたら、『奈良で安倍元総理とみられる人物が倒れた』と速報が入ったので、『暑いから熱中症で具合でも悪くなったのか』と思いました。
続報はその直後に『安倍元総理が奈良で演説中に撃たれた』と入り、『安倍元総理は心肺停止状態』と続きました。
とっさに思ったのは『SPって何をしていたの?』ということです。
元総理だから厳重警備の対象人物ではなかったのでしょうか。
同居人はのんきに買い物に行っていて帰ってきたのは12時半、『安倍さんが撃たれた』と話すと、腰を抜かさんばかりに驚いていました。
犯人は3年半海上自衛隊にいたとのこと、理由は安倍氏の態度だそうですが、政治的背景はなかったのでしょうか?
各局で襲撃直前の犯人の冷静そうな姿をとらえた姿が報道されています。
ただ、それらの動画を見ても、警備の重点は対象人物の背後でしょう。
そこに警備のSPを配置していなかったのはどうしてなんでしょうか。
東京から行ったSPはたったひとり。
あとは奈良の警察官が警備にあたっていたということですが、東京から行ったSPがたった一人だったなんて唖然です。
トランプ氏からもお見舞いのツイートがあったみたいだし、世界中に発信されたらしいのですが、あとはプーからのお見舞いの言葉待ちです。
それにしても日本でこのような蛮行が許されたのは、警護の平和ボケがあるのではないかと思います。
アメリカでは銃撃は日常茶飯事、4日にも女装した者が独立記念日のパレードを見に集まった群衆に向かってビルの屋上から発砲した事件がありました。
なのでアメリカではVIPの警護は厳重ですが、日本では総理といっても『元』だしということで、ユルフンだったのかもしれません。
『なぜ』が多い今回の襲撃ですが、普通は警護対象者の背後は一番のキモなのに、誰もいませんでした。
そしてアメリカと違うのは、爆発音がしても、聴衆は逃げることなくその場にとどまっていました。
アメリカだったら蜘蛛の子を散らすように逃げていくのに…
ここはただ、安倍氏のご回復を祈念するのみです。
こっちは夫婦そろって心臓が悪いんだから、あんまり驚かせないでほしい。