帰省の際のこと、
いろいろとハプニングがつきまとう。
山の手線に乗ったときのこと、
ドアが開くなりいきなり変な臭いがする。
明け方まで飲んでいた若者が大声で話しをする。
扉ひとつ分離れていてもアルコール臭が漂ってくる。
ちょいとおっかないので離れている。
新幹線に乗る。
指定席より自由席が空いている。
座席を確保して食事を始める。
おにぎり弁当である。
さっさと食べてさっさと寝る。
着いたら新大阪で乗り越しもない。
前に座った方が頭皮マッサージを始める。
食事の後でよかった。
が、やけに落ち着きのないおっさん。
肩のマッサージ、首のマッサージ
上半身のストレッチと狭い空間で行う。
注意をしても気まづくなるだけと思いそっとしておく。
エネルギーがあまっているのかどんどんエスカレートする。
たまらず反対側の窓の席にすわり静かに眠ろうと思う。
相変わらずにぎやかにしているが、
かろうじて休める状態である。
かかわりたくないのでとにかく休んでいる。
しばらく静かかなと思っていたら、
途中から前の席がにぎやかになる。
ギシギシと音をたてて、
頭をポリポリとかいて、
なんで前にいるんだと思った。
かなり行動が挑発的で動きも大きい。
頭もさらにミシミシと音が聞こえるぐらい揉んでいる。
困ったものだ。
この人はわざわざ何を見せ付けたいのだろうと思った。
とにかく静かに休みたいので、
席をずっと後ろのほうに移動する。
するとその方も元の席に戻ってくれた。
ただ相変わらず不思議な行動を繰り返す。
やっぱりなんかおかしいね。
途中の駅で先に降りてくれたが、
かなり私を意識していたよう。
とにかく静かになってよかった。
帰りの新幹線は何事もなかったが、
社内の温度は28℃近くなっていた。
少し暑すぎるぐらいだった。
山手線に乗ると再びハプニング。
濃すぎる化粧水に気分が悪くなる。
電車に乗りたくない理由のひとつである。
その方が降りた後に若者が座ってきた。
ゴリゴリと体を入れて強引に座る。
遠慮なんか知らない感じだった。
手すり側に少し体を逃がすと、
さらに押し込んでくる。
自分のポジションを決めた後は
ゲームをピコピコと始める。
春はあけぼの、ようようしろうなりて・・・・。
電車はあまり好きでない。