花粉症の季節とあって、テレビでは鼻うがいのハナノアを盛んに宣伝している。ところが私が使った限りでは、この商品は容器を押しつぶす強さや早さの感覚がなかなかつかめず、難しかった。
続いて購入した写真のような商品は、容器をひっくり返して底部のボタンを押すと、通気して食塩水が流れ出す。加減も何も考えずに鼻うがいができる。
これなら毎日、習慣づけられそう。
花粉症の季節とあって、テレビでは鼻うがいのハナノアを盛んに宣伝している。ところが私が使った限りでは、この商品は容器を押しつぶす強さや早さの感覚がなかなかつかめず、難しかった。
続いて購入した写真のような商品は、容器をひっくり返して底部のボタンを押すと、通気して食塩水が流れ出す。加減も何も考えずに鼻うがいができる。
これなら毎日、習慣づけられそう。
もともと小学生の頃から慢性的な鼻づまりがあって(後から気づいたこと)、50歳になるのを契機に内視鏡下副鼻腔炎の手術を受けた。入院は1週間。
ところが、退院前に消毒用に鼻に詰めてあったガーゼを抜いた直後こそ爽快感があったものの、日に日に症状は悪化。足繁く通院したが、2ヶ月を過ぎるともう治療は諦めざるを得なかった。覚悟して手術を受けたのに、元の木阿弥である。抗生剤の種類を変えるだけの治療に、医者として他に何かできることは無いのか!と腹が立ったが、仕方がなかった。
それから約15年経って出会ったのが、本書。表皮に薬を塗ったり吹いたりしても、真皮まで到達させなければ完治に至らないはずと考えていたので、書いてあることがいちいち腑に落ちた。そこで巻末の名簿にあった医院を受診。上咽頭部に中程度の腫れが見つかって、塩化亜鉛を塗布した綿棒で鼻と口から患部を擦り、少々、出血もあった。
それから5日。自宅でできる治療と、鼻うがいを続けている。
喉の奥がぱかっと開いたような爽快感。上咽頭炎の影響は身体のあちこちに出ていると本にあったが、まさにそのことを実感。皮膚感覚やドライアイの改善など、QOL(Quality Of Life=生活品質)が向上している。