↑スイバとギシギシ(5月12日 淀川堤防にて)
スイバよりギシギシの方がノッポさんです。
20日も前の旬の過ぎた画像を引っ張り出してきました。
スイバとギシギシの比較を写真に撮っていたのですが、記事にするかどうか悩やみました。まだまだ勉強不足なので。
でも今日、とれとれピチピチのギシギシを撮ってきましたので、思い切ってUPすることにしました。
↑スイバ(5月12日)
↑ギシギシ(5月12日)
一方ギシギシの花穂はこの時期は緑色。花穂にも葉が付く。姿勢が良い。
◇花穂(かすい)…イネ・ガマ・カンナなどのように、一本の軸の先に、花が穂のように群がってつく花の並び方。俗に「かほ」とも言うが、避けたい。(明鏡国語事典より)
追記:
スイバには雄株と雌株があり、赤くなるのは「雌株」のほうです。横浜のおーちゃんのご指摘で、言葉足らずであったことに気付きましたのでここに追記します。
↑スイバとギシギシの花(5月12日)
ギシギシの花は開き始めです。この後スイバとの違いがはっきりしてきす。
訂正:
上記の画像のスイバは花ではなくでした。「実」そのものでした。
正確には「そう果〔痩果〕(果皮と種が密着して分かれないもの)」です。
花は既に散っているようです。お詫びして訂正します。
横浜のおーちゃん、ご指摘ありがとうございまいした。感謝です。
↑ギシギシ(6月2日)
20日前とは違って、ぷっくりとした実が生っています。
スイバは・・・見つけられませんでした。消えたはずはないと思うのですが。
↑去年(06年)9月のギシギシ
秋のギシギシは赤茶色です。スイバと間違いそうですが、この頃になるとスイバはどこにあるのか私には見当がつきません。
そうそう、今日(6/2)見た車道際のギシギシで、既にこの画像のように赤茶色になっているのもありました。でもほとんどのギシギシはまだまだ生き生きとした緑色です。
↑スイバとギシギシの葉の付き方(5月12日)
一方ギシギシの葉は、茎から枝分かれをするような付き方です。
追記:
スイバの葉は、上部では茎を抱きますが、下部の葉には葉柄(ギシギシのように)があり、茎を抱かないものもあります。草が生い茂っているので下部まで目が届きませんでした。
横浜のおーちゃん、紹介いただいたサイトは大いに役立ちました。ありがとうございました。
地域によって、このスイバとギシギシは呼び方が違うようです。
ギシギシの名は最近まで知りませんでしたが、スイバは子供の頃からスカンポと言っていました。でもギシギシを見てもスカンポと呼んでいたような気もします。
今の淀川は、このギシギシと共に、ドライフラワーのようになったカラスムギと穂を開いたチガヤの競演でまるで秋の風景のように見えます。
堤防の散髪が昨日から始まりました。
刈り込まれた所に野鳥たちがいっぱい群がっています。
実が一杯落ちているのでしょうね。食べ放題。
スイバ・・・タデ科ギシギシ属 学名:Rumex acetosa
ギシギシ・・・タデ科ギシギシ属 学名:Rumex japonicus
スイバはアジア、ヨーロッパ全域に分布しているようです。
ギシギシの学名にjaponicusとあります。日本原産のようですね。
古代人もこのスイバやギシギシを見ていたのだと思うと単なる雑草とは思えなくなるから不思議です。
追記:
ギシギシは「ナガバギシギシ」の可能性もありますが、特定できませんでした。
「ナガバギシギシ」の葉は長く波打っているのが特徴のようですが、日本古来のギシギシの葉にも波打っている物もあるようでしたので。
記事中間違いがありましたら、遠慮なくどんどんご指摘ください。それが勉強にもなりますので。
poloさんは心の広い方で、コメントを読んでほっとしました。
ヒメジョオンは、今淀川で咲き乱れています。堤防の雑草が刈り込まれた後も再び元気よく伸びてくると思います。
ハルジオンは、とうとう見ることはありませんでした。去年はあれほど見られたのに不思議です。
堤防の散歩は、早朝か夕方でないと、もう昼間は暑くてぶっ倒れてしまいますよ。
多摩川の堤防には日除けになる木が沢山あるようですが、淀川の堤防には日除けになる木がありません。
poloさんもどうか無理をされませんように。
私も挑戦し始めたのですが、ナガバギシギシやアレチギシギシまで戦線拡大してしまって、わけが分からなくなりました。
スイバの実は映っているのがそうなのではないでしょうか。
私はきちんと撮れなかったのですが、下記に雄花、雌花、実の解説がでています。参考になれば幸いです。
http://rumex.web.fc2.com/tokushuu/index/sjz/suzu/suiba/suiba1.html
これは、花ではなく、そう果だったのですか。(汗)
花は既に散っているということですか。
わぁ、中途半端な知識での比較はやばい。
教えていただいてありがとうございました。
写真に撮ったギシギシは、ナガバギシギシのような気もしていたのです。葉が長く波打っていますから。でも特定できませんでした。
おーちゃんの知識は、やはり奥が深い。恐れ入りました。
ちゃ~んと名前があったんですね。
それも「スイパ」と「ギシギシ」そちらだけの呼び名と思ったら学術的な名称とはです。
何時もながらの深い観察と、きちっとした比較。
似たもの同士でも、その違いを分かり易く説明 流石です。
この2種はこちらでも多分あると思います。
ウォーキング中気を付けて見ます。
又スカンポってそんな歌がありませんでした
自分の知識の足り無さをこうして補っていただいて感謝しています。
スイバとギシギシは古くからあるようで、ヤマトくんとの散歩途中で必ず見ていると思います。見つけてね。
↓スカンポの歌って、これでしょうか。(すぐに音楽が鳴るので要注意)
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/sukanpo.html
私は覚えがないんですが、知っている人も多いようですね。
ギシギシは載っていませんでした。
これから野川に出たらよく観察いたします。
今まで ぜんぜん知りませんでした。
それにしても あまもりさんの観察力には
驚きますね。
私はあまり気にしないほうで追求型ではないにしてもこんなにはっきりとUPされたらギシギシでなくともギシギシっと書いてみたくなりました。
ギシギシのプッチリ実は一寸食べたいくらい美味しそう!
撮れたてで余計美味しく移っています。
山小屋で粗末な食事をしてきたせいかな?(群馬・長野・山梨3県にまたがる山へ行ってきました)
スイバのほうは矢張り女性がピンクに色付くのですね。
中の種が透き透っているように見えます。
種のでき方も一寸違うのかもしれませんね。
ありがとうございました~
私はスイバもギシギシも、避けて近寄らないようにしていた
植物です。(イネ科の大多数の植物も同様 ^^;)
追記も含めて今初めて読ませていただきましたが、色々なことが
とてもよく分かりました。ギシギシの花も実も初めて見て、あら
意外と可愛いのね~、なんて。避けてばかりいないで、ちょっくら
私も近寄ってみてみようかなという気にもなりましたよ~
ただね、近寄らなくてもウジャウジャがたかっているのがわかる
ようなのが多くて…そこが問題。あはははは~
このサイト(カネゴン先生)は、ほかの植物の観察も参考になり、面白いです。お役にたててよかったです。