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菜の花(ナタネ)に似たセイヨウカラシナが淀川の堤防を覆い始めました。
(セイヨウカラシナと菜の花の違いは去年記事にしました)
ただし、セイヨウカラシナの群生は一時に比べてかなり少なくなりました。
この写真は、淀川右岸でそれも堤防の内側斜面に部分的に群生している場所です。
ここから眺めるセイヨウカラシナの群生は壮観です。私の大好きな景色の一つです。
セイヨウカラシナは桜が終わってから目立ち始めるのですが、
今年は3月の始め頃にはもう花が咲いていました。ソメイヨシノの開花より早かった。
今年は暖冬だった去年に比べ野の花も生き生きしています。
寒い冬、暖かい春、このメリハリが野の花を元気にさせるのかもしれません。
3月始めから中頃までは、ナズナの白い花が堤防の斜面で目立ちましたが、
今はカラスノエンドウやオオイヌノフグリと入れ替わっています。
目立たないけれどキュウリグサも元気に咲いています。
去年見つけたノヂシャはまだ咲いていません。今年は咲くのでしょうか。
堤防での野の花の主導権争いはかなり激しいようです。
そうそう、こちらではホトケノザの群生はあっても
ヒメオドリコソウの群生は見かけません。探すのに手間取るほどの少数派。
それに比べてヘラオオバコの強いこと多いこと。
これから秋にかけてどこにでも顔出すヘラオオバコです。
ちょっとは遠慮しなければ嫌われるよ。
もうしばらく経てば、オオイヌノフグリと入れ替わりに
黄色い小さなコメツブツメグサが咲き始めるはず。
春の長い堤は歩くたびに主役の花が入れ替わります。楽しいですね。
【追記】
アルバム下段(9)のホトケノザのアップですが、上唇(上の花弁)の中に赤く見えるのは雄しべの葯です。その雄しべの下右側に二股に別れているのが雌しべだと思うのですがいかがでしょう。(参考にしたのは「カネゴン先生の植物図鑑」のホトケノザの詳細です。ここの3、4、5頁をご覧ください)
【またまた追記】
雌しべだと思いましたがこれは多分雄しべの花糸でしょうね。トホホです。
うん?西洋カラシナはこちらでも結構いろんな場所で見ることができます。
昨年のカラシナと菜の花の違いをまたまた復習させていただきました~
今度は忘れないぞ~
どちらかと言うとスリムで色もちょっとレモンがかったのが
セイヨウカラシナで、花弁が丸くてちょっと黄色の濃いのが
菜の花だと言うことが。
キュウリグサはワスレナグサとそっくりさん。
毛深いハコベがなんて可愛い~
あまもりさんの節はあたっているように思いますよ。厳冬から
暖かい春のメリハリが植物を元気にしてくれる。
家のパンジーやビオラなど、冬からずっと咲いている花々にしても今年はなんと植物の親の私が見ても綺麗。
野にある花もヤッパリそうなんだと。~納得~
ホトケノザのアングリとした口の中?とても綺麗です。
野の花たちも桜が終わるとまた次の花にバトンタッチするんですね。
人間も季節にメリハリがあるほうがシャキットするのでしょうか?う~ん。。。。
まだちょこちょこと記事内を直しておりやんした。
セイヨウカラシナは徐々に東方面にも進出しているようですね。
多摩川に咲いているのはほとんどセイヨウカラシナだと仰っている方もありました。
花ぐるまさん、菜の花とセイヨウカラシナの違い、ばっちりですね。
セイヨウカラシナはどちらかというとレモン色、これも当たっています。
キュウリグサはほんとワスレナグサにそっくりです。
花はワスレナグサよりうんと小さいですが。
この花を初めて見たのは吹田の万博記念公園でした。
あれから、淀川の堤防にもあったことを確認し、いかにこの小さな花を見逃していたかを知りました。
ハコベの毛深さは肉眼では分かりませんよね。
デジカメのマクロ設定で撮って初めて気づきました。
ホトケノザの口の中の赤いのは雄しべの葯だと思うのですが、以前ヒメオドリコソウのシベを覗いた写真を掲載された馴染みのブロガーさんがいらっしゃって、その人のマネをしてみたのですが、雌しべがどこなのか分からず仕舞いでござんす。
メリハリのある四季があってこそ花も咲き乱れる日本なんだなぁ、なんてちょっぴりそんな感じのした今年の春でした。(春はまだこれからですが)
淀川堤に咲く春の花々を今年も素晴らしい写真と説明文で教えていただき有難うございます。あまもりさんのブログを開いた時、目に飛び込んできた華やかな、明るい花は一瞬、我が千葉県の県花の”菜の花”と思いました。セイヨウカラシナだったですね。両方の違いは昨年のブログで見たことを思い出します。4枚の写真の中で、特にマクロ撮影の花びらは、本当に綺麗です。
ハコベの花、毛の一本、一本が鮮明に写っていて、まるで、子供の頃見た顕微鏡で覗いているような気がします。
ナズナも土手などで群生しているのを見ると雑草と言う気がしますが、マクロで見ると可愛い花ですね。
カラスノエンドウ、これも私は好きな花の一つですが、里山散策で見つけたら座ってじっくり眺めます。愛嬌、色気が何ともいえないです。
下段のホトケノザも田んぼの畦でも沢山見ます。これも群生しているととても華やかな花ですね。アップで見ると花びらにちいさな毛が生えているのが分かりますね。
キュウリグサのアップされた花びらも愛くるしいですね。これの撮影は小さいので大変だったでしょうね。
素敵な野の花を有難うございました。今後も楽しみにしています。あまもりさんは植物学者でもありますね(去年も言ったかな、でも何回も言わせてください)。オオキニ!
トリに夢中になっているから、足下を見ないからかも知れませんが、ヘラオオバコ、カラスノエンドウさえ目に付きません。バランスのとれた知識が欲しいから、もう一度草花の勉強を始めなければなりません。
冒頭のセイヨウカラシナの群生には驚きました。見渡す限りナノハナ畑のようです。2㎜ほどのキュウリクサをよくぞ撮影できました。またまた、窒息状態ですか。
東北育ちで、西の方にしか咲かない花を知らない、と言いたいところだけれど、実際は足もとをあまり見なかったからかな?
⑭の青い小さな花は勿忘草じゃないですか?
狭い範囲の発達した低気圧が東京上空に居座ったかのようです。
大阪は昨日も今日も青空の良いお天気で
関東の悪天候が信じられないぐらい静かな春日和でした。
千葉県の県花は菜の花ですか。
菜の花は(ナタネに限定)元々野の花だと思うのですが、
今や自生しているのは少ないと思うのですがいかがでしょう。
その点、セイヨウカラシナは栽培している方が少なく、
そのほとんどは自生する野草です。
私は、最初この淀川のセイヨウカラシナの群生を見た時、
てっきり菜の花だと信じ込んでいました。
ある野草に詳しい方に教えていただくまで。
歩いていると見過ごし勝ちな小さな野の花も
こうしてマクロで撮ると可愛いですよね。
この中で一番苦労したのは小さな小さなキュウリグサでした。
花の直径が2~3ミリほどなので、風が吹かないことを祈りながら
失神しそうなぐらい息を止めて撮りました(笑)
まだまだ植物のことは知らないことばかりです。
多分死ぬまで植物学者にはなれないでしょう(^_^;)
そうですセイヨウカラシナに比べて菜の花の花びらは大きく重なっていますし、葉もボリュームがありますよね。
西日本を中心に勢力を伸ばしていたセイヨウカラシナは関ヶ原を越え箱根を越えたようですよ。多摩川の土手にはセイヨウカラシナの群生もあると聞きました。
でもpoloさんのテリトリーとする範囲は自然豊かな場所ですので、まだ進出していないのかもしれません。外来種ですので、できたら見ないことにこしたことはないと思います。
小さな小さなキュウリグサは覗き込まなければ見えない花です。
ご明察の通り死ぬ思いをして撮ったのに成功したのはたったの2枚ほどでした。
枯れ草色だった堤防も緑緑し花もいっぱい咲いています。
歩く足元を覗くようになったのは、野草に興味を持ちだしてからです。
興味が無ければ気づかないほどの小さな小さな花ばかりです。
(13)、(14)はワスレナグサに似ていますが、キュウリグサと確信しています。
ワスレナグサの花の直径は7~8ミリはありますよね。
このキュウリグサの花の直径はわずか2ミリほどの小ささです。
以下のブログに両方とも載っています。見てくださいな。
http://nyanko.iza.ne.jp/blog/entry/152477/
セイヨウカラシナの群生、今年も見事。とても綺麗です。だいぶ
減ったということは、少し整理もされたということでしょうか。
春の初めの頃には地面にへばりつくようにして咲いていた草丈の
低い草たちもだいぶ背を伸ばし、それよりもっと背の高い草
たちもぐんぐん育ってきていますね。春は加速度つけて進んで
いるようです。
いまにイネ科の背高のっぽさんたちに取って代わられますね。
そうなる前に、キュウリグサのような可愛い野草たちもたくさん
楽しませてもらいたいですね。(キュウリグサ好きなんです)
もっとも、キュウリグサは茎を伸ばしながら咲き続けて最終的
には結構な背丈になりますが(^^)
「ハコベは意外に毛深い」にはクスリ こちらでは、
もっと毛深いオランダミミナグサもよく見かけるようになりました。
この時期、花木に目を奪われがちですが、足元の野草たちも
負けちゃいませんね。野草の花たちを見るとホッとします。
10年近く前までは200~300メートルぐらい続く群生が断続的にありました。
堤防の内側だけじゃなく外側にも。
堤防の外側は車道になっていて、そこをたまたま通った時、
わぁ菜の花畑だ~と(笑)
それ以来黄色い絨毯を見たくて通勤コースを淀川の堤防沿いに変えたのでした。
ところが年々黄色の絨毯が減って、最近は帯ではなくて、バラバラって感じ。
堤防の内側の斜面は写真のような群生がまだところどころに残っているので、休みの日に堤防に上って黄色い絨毯を楽めるということです。
これは堤防散髪隊が調節しているのか、自然にそうなったのかは分かりません。
そうそうちょうど今頃が背の低い草花が見つけられやすい時期で、もう少し経つと背高ノッポさんがどんどん増えてくる。その頃に堤防散髪隊の出動となって丸刈りされるということですね。
キュウリグサの花はほんと小さくて撮りにくい。デジカメ泣かせ筆頭の花。
キュウリグサの葉を揉むとキュウリの匂いがするらしいけど、少ない葉っぱをちぎって確かめる気にはちょっとならないです。一生懸命生きている姿をみたら。
おっ、ポージィさんの辺りではもう阿蘭陀の耳菜草ちゃんが咲いていますか。
この写真を撮った日は気づかなかった。
今度行く時はきっと咲いているに違いないですね。
この毛深い草は2年前の今頃にポージィさんが記事にしてくれていたので名前が判明した草でした。もうあれから2年も経ってるんですね~。