去年の秋に梅田スカイビル北側にある街中の里山を紹介しましたが、その里山に春の野の花がいっぱい咲いていました。
たまたま里山の手入れをされている職員さんと出会い、里山らしさを出すためにいろんな野の花の配置に苦労されているお話を伺いました。
都会の中に再現された里山を維持するには大変なご苦労があるようです。
でもとても楽しそうにお話をされていました。好きなんですね。
小さな花を愛でながら私も楽しませてもらいました。
↑まずは最初にその職員さんい教えていただいたワスレナグサ(勿忘草)
左上にオランダミミナグサ、右上にオオイヌノフグリの花が見えます。
↑ワスレナグサの花をズーム
ロープで囲われた中にあり、入ることができないので花の直径は目測ですが1センチ近くあるように思います。(オオイヌノフグリと比べての推測)
花の形はキュウリグサにそっくりですが、キュウリグサよりうんと大きい。
そのキュウリグサも里山にありました。↓
↑日本タンポポとキュウリグサ(下の小さな青い花)
花の直径はわずか2ミリほどの小さな花です。
↑キュウリグサの花
里山ではキュウリグサの花のマクロに失敗。前回の記事から持ってきました。
小さな花はほんとデジカメ泣かせ。(腕の悪さはこの際考えない)
↑キュウリグサの小ささを確認するために登場させたタンポポは日本タンポポ
↑花のガク(総苞片の外側)が反り返っていません
花の構造に(構造にも)詳しくない私は、単純に花のガクが反り返っているか反り返っていないかで在来か西洋かを判断しています。
この里山では在来のタンポポだけを植えているようです。
↑ミヤコワスレの株が盗掘された跡(土が見えているところ)
土が剥きだしになった場所を指差し、ミヤコワスレを盗掘されたと職員さん。
ぽっこりと空いていた穴を今埋めたところなんですよと。
訪れる人々に楽しんでもらおうと苦労して植えた花を盗むとは!
こんな不届きなヤカラに花を愛でる資格はない。
↑盗掘された脇にかろうじて残っていたミヤコワスレの花
上の写真をトリミングしたので、画質が落ちました。ご容赦。
↑タチイヌノフグリ
花はオオイヌノフグリとそっくりですが、うんと小さな花です。花の直径は2ミリほど。
オオイヌノフグリのように花柄を伸ばさず花は直接葉っぱから出ています。
去年、奈良の吉野山でこのタチイヌノフグリと間違えたフラサバソウより小さい。
淀川や神崎川で今やほとんど見ることのないこの花が里山ではいっぱい咲いていました。
↑シャガの群生
竹藪近くに白い花の群生。なんだろうと近づくとシャガでした。
↑木道の下の池にはメダカがいっぱい泳いでいます
六月頃になるとヘイケボタルの乱舞も見られるということです。
ビルの谷間でホタル見学。一度は見てみたい。
他にヒメオドリコソウの群生やホトケノザ、カラスノエンドウにオオイヌノフグリ、ハコベにナズナ、オランダミミナグサ、菜の花や白い桃の花等々を撮りましたが、長くなるので割愛します。(もう充分長いがな)
下ばかり見ながら歩いて、可愛いさえずりにふと見あげると木の枝にヒヨドリが。
キーキー声のヒヨちゃんも恋の季節は歌がうまくなるようです。
田舎でも里山の維持は簡単ではありませんが、大阪の真ん中では大変なことでしょう。スタッフの方たちのご苦労は一方ではありませんね。
私が見たことのないタチイヌノフグリもあるとはうらやましい場所です。
ミヤコワスレは園芸店で買うこともできるのに盗掘とはセコイ話ですね。
盗掘する”ヤツ”に限って何にも知らず、絶対根付く事の無い花を盗むンですよね。こうなると殺人ならぬ殺花だわ。
ましてや人が苦労して育てているものを何たること!
胡瓜草と勿忘草の違いは大きさだけでなく分かりました。
胡瓜草の花びらには産毛がありますね。
この花カナダにもあるのかなぁ。
いいですね~
木道もあって ホタルも乱舞ですか~
シャガの群生みごとです。シャガ大好きなんです。
日陰の貴婦人と思っています。
このようなところでも盗掘があるなんて信じられません!
何を考えているのでしょうね。
ブルーと黄色のお花でまとめられましたね。
ここに行きたいと思いながらまだ実現していないことを思い出しました。
あれは秋でしたね。栗やたわわに実った稲、案山子もありました。
春は春でこんなにも自然がいっぱい。
しかもこの自然は、放置されたものでなく手入れされしかもさりげなく自然を醸し出している。
あまもりさん、さっそく職員さんとコミュニケーションとって情報収集。さすが一流ジャーナリストだわ。
たんぽぽ、日本たんぽぽだけを植栽されているんですか。
けっこう苦労が多いお仕事かと推察できますね。
私も 今日でかけました。
梅田に出たときは ちょっと散歩してお花を見るだけでほっとします。
ここのタンポポはいいですよね。やさしいタンポポの色ですが、関西タンポポでしょうか?
シャガの花も今が満開ですね。上ばかり見ていないで 私も見て・・・と言っているようでした。
あまもりさんは野草を大切にしておられますね。やはり大阪の自然の見張り人ですね。
いつか ぱたりと会うかもしれませんね(でも わからない?)
木道の下を水が流れてメダカが泳いでいる、随分と手を入れていますね。あまもりさんにとっては、”花園”のような場所でしょう。これからも、季節によって違った花が出てくるでしょうから、私にとっての昭和記念公園のような存在でしょうね。
シャガの群生はとても珍しいと思います。あまり好かれていないのか、チラホラと見る程度ですよ。
キュウリグサの撮影には驚きました。その小さいこと、2㎜ですか。鼻息だけでも相手は揺れるでしょうから、よほど条件が整わないと撮影できませんね。
ニホンタンポポだけ集めているのには感心しました。おそらく、屋根もあるだろうから、外から西洋タンポポが侵入することがないのでしょう。
いいですねー。
梅田スカイビル北側にある街中の里山の春を見せていただき有難うございます。今回も都会の真ん中にあるとは信じられないくらい、本当に里山を歩いているような気がしますね。
里山の手入れをされている職員さんも花を心から愛しているのでしょうね。
アップされたワスレナグサの鮮明なな青が目に入ります。特にズームされた花が素敵です。
タンポポと一緒に撮られたキュウリグサもワスレナグサに似ていますが、小さくて可愛いですね。綺麗に撮れていますよ。
直径2mmとは、撮影にはカメラがぶれないように息をするのを暫くやめるなど、苦労されたでしょう。
ミヤコワスレの紫は目に優しいですね。この花を盗掘する人がいるのですか、信じられません。心が歪んでいるのでしょうね。
タチイヌノフグリはオオイヌフグリより背丈が大分高いようですね。あまり見たことがありません。
シャガが満開ですね。我が家はやっと一輪咲きました。
小川にはメダカがいるのですか。メダカは清流にしか棲まないとのことですから、ここの水は澄んでいるのでしょう。
素敵な都会の空間を有難うございました。オオキニ!!!
ウメダメダカ??
梅田スカイビル北側にあるこの里山は貴重な存在ですね。
キュウリグサは勿忘草よりもっと小さいと言うのにきれいな写真。
私の家ではワスレナグサが繁茂しています。
可愛らしいのでこれはいくら繁茂しても大丈夫。
しかしながら、シャガだけは繁茂すると他の花に影響するので
昨年暮れにぐいぐいと引っ張って抜いた結果、今年の花は極端に少なく、いじけています。
タチイヌフグリは珍しいですね。
こちらではあまり見かけないので、今度は注意して散策してみることにしますね。
折角植えたミヤコワスレを抜いていく人がいる。。。
私がかかわっている花壇でも花を抜いていく人が
居るんですよ。
本当に葉菜を愛するなら、そういうことはしてほしくないですね。
この梅田スカイビルにある、里山のめだかさんを今度はズームしてください。
色んな生物が安心して住める素晴らしい場所ですね。
華やかな園芸種で埋め尽くして作業は庭師にまかせたほうが資金的にも楽なはずと。
この里山を管理しているのは梅田スカイビルのオーナーでもある積水ハウスですが、ここを守っていらっしゃる職員さんはボランティアかなぁとも思いました。
私も貴重種ともいえるタチイヌノフグリをここで見られるとは思いませんでした。
たいへんな努力をして里山を再現している方々の気持ちを踏みにじる盗掘者。
どこでも手に入れられるミヤコワスレを根こそぎ盗んだヤカラに罪悪感はないのかもしれません。でもこれが一番始末が悪いですよね。