↑シナノキ
近所のお寺に植えられていた木ですが、プレートには「菩提樹」とありました。
お寺によく植えられている菩提樹は中国原産のシナノキだそうです。調べてわかりました。インド菩提樹は「桑科」で、シナノキは「科の木科」。
花はまだ固い蕾ですが、6月になると開くのでしょうか。ヘラ型の黄緑の葉は包葉で、花の芽を保護し、また種子を飛ばす羽の役目もするとか(Web調べ)。
釈迦が、悟りを開いたのは菩提樹(インド産)の下。
涅槃、つまり亡くなったのが沙羅双樹(さらそうじゅ)の下。
私は長い間、菩提樹は、沙羅双樹とも言うのだと思っていました。
でもこれは私の、ああ勘違い
いにしえの高僧が中国(宋)に渡り、そこで見つけた菩提樹に似た木を見つけ、菩提樹と思い込んで、日本に持ち帰ったのがシナノキ。
いにしえの高僧の、ああ勘違い。
平家物語には、「沙羅双樹の花の色」と出てきますが、これはナツツバキのことらしい。
ある僧侶が、山の中で見つけたナツツバキを沙羅双樹と思い込んだとか。
別名「沙羅(しゃら・さら)の木」と名付けられたのはこのため。
いにしえの僧侶の、ああ勘違い。
シューベルトの名曲「Der Lindenbaum」を日本語に「菩提樹」と訳したのは、日本で菩提樹と呼ばれているシナノキに似ていたから。
訳した音楽家の、ああ勘違い。
同じ「科の木科」であるこのリンデンバウムはセイヨウボダイジュとも言われるようになった。
インド菩提樹は、東京の小石川植物園。沙羅双樹は新宿御苑の温室にあるようで、どちらも熱帯の大木。日本の気候では育たないということです。
↑シャラノキ(沙羅の木、ナツツバキ)
同じお寺に菩提樹(シナノキ)の対として植えられていたシャラノキです。蕾のツヤがあまりにもきれいなので撮りました。
夏頃に大きな白い花を咲かせるそうです。
【追加】
上のシャラノキが「ナツツバキ」、沙羅の木だったことがおーちゃんのヒントで分かりました。
いにしえの僧侶が沙羅双樹と勘違いしたナツツバキが、このお寺では、菩提樹(シナノキ)と対に植えられていたのです。
菩提樹ばかりに気を取られ、「シャラノキ」はプレートに書かれているままで、調べもせずにUPしました。
最後に私の大きな大きなボケを入れての、ああ勘違い。でした。ちゃんちゃん。
私の頭は、ティと聞いたら即、紅茶と変換してしまうのです。
ハーブティですね。了解!
リンデン・ティは、最初は利尿効果のほうが強いけど、飲み続けると精神安定により効果が出てくるということですね。
私はコーヒー党で、ハーブティはほとんど飲みませんが、リンデン・ティは、このあわてんぼにも効果があるかも・・・(笑)
城南宮には沙羅双樹が。
シナノキとナツツバキは、勘違いして名付けられた日本の菩提樹と沙羅双樹ですが、お寺にとっては縁の深い樹木なんですよね。
もう一度見たくなったと言ってくださって、嬉しいです。
この両方の花が開くのがますます楽しみになりました。
シナノキの花を干しただけです。
ああ勘違い!!!
ちょっと干草っぽい香りがしますが、今では好きなハーブティの一つです。
先日ボタンを見た「乙訓寺」に大きな菩提樹がありましたので、すぐにでもいってみたくなりました。もうひとつ、しだれ梅を見た「城南宮」に沙羅双樹」がありましたが 6月の末か7月のはじめに咲くころにいってみよう!
なんだかそわそわしてきました。
あまもりさんの記事を読んでいたら、もう一度じっくりみてみたくなりました。
ただ菩提樹という名前に惹かれて写真に撮ってみたのです。
仏教者が、仏教にとって縁の深い菩提樹や沙羅双樹に憧れ、日本版ができたいきさつがなかなか面白かったので、ついついそちらのほうに力が入ってしまいました(笑)
いまから石神井に行ってみます。
日本の菩提樹と沙羅双樹。
これが違うのでものなのでややこしい。
インドの熱帯の大木は中国や日本では育たないということを知っていたら、こんな勘違いはなかったかもしれない。
でもそれほど、菩提樹と沙羅双樹は、仏教者の憧れだったということでしょうね。
ちょっと大きなお寺には植えられてあるようですよ。
私も菩提樹(シナノキ)として認識して見たのは初めてで、沙羅の木にいたっては、写真に撮っていてもそうとは気づかなかった。
本文中にもナツツバキは「沙羅の木」とも言うと書いているのにね。
こんなもんです、私の頭は。付け焼き刃だということが分かったでしょ(笑)
すでにlignpontoさんちのブログに書いてきてます。
来週こそ勝負! です。
役に立ちました? 嬉しい。
でも私の場合、Web検索の受け売りで付け焼き刃ですからね、底が浅いです。
でも記事をUPするためにいろいろ勉強ができて、Webはほんと貴重な図書館です。
正誤混濁(私の造語)ですけどね。
リンデンティですか。
初めて知りました。紅茶はじつに色々なもので作ることができるのですね。
serenaさんにとっては、利尿効果のほうがより効き目があったということですか。
聞いている方は、面白話になりますが、ご本人にとっては目の下に熊を飼うことになったのですね。
薬草はやはり充分に気をつけなければならないという教訓にもなりますね。
私も「シナノキ」が「科の木」の漢字だと知りませんでした。
最初中国の木だからかとか。
あっ、この名前は某都知事が口にして批判されていましたね。
書かんとこ。
花は楽しみにしてくださいね。必ずUPします。
どちらのナツツバキの開花が早いか競争しましょ(笑)
愛しのナツツバキ?
ん、なんか訳ありですか?知りたいなぁ。
またポージィさんちで教えてね。
カンガルーは確かに、ああ勘違いの代表ですね。
でもシュークリームは知りませんでした。
これも、ああ勘違いの命名なんですか?
でも菩提樹の花をすくうような形のへら型の葉っぱが気になって、Web検索したのです。
するとすると、意外な事柄が出てくる出てくる。
なるほど、へぇそだったのか、おお勘違いからこんなことに・・・
しょっちゅう勘違いをしているので、大いに溜飲を下げたといったところ(笑)
寒い高野山なら、多分ナツツバキでしょうね。
この写真を撮らせてもらったお寺も、仏教に縁の深い菩提樹と沙羅双樹として門の入り口に植えたのだと思います。
菩提樹(シナノキ)と沙羅の木(ナツツバキ)の花が咲いたらまたUPしますね。
バラの名前はあれで正解?よかったぁ。
私もねトゲのないミニバラがとても印象に残っていたんです。
1度ではよくわからず、何度も読んでしまいました。
おもしろい話ですね。
シナノキもシャラノキもどんな花だったか思い出せず。花が咲いたらまた見たいな
私は、もう決まりました。
今回は、穴狙いかな??
おさえるところはおさえましたが。
この違いをハッキリさせてくださってアリガトウ、オオキニ!
菩提樹の方が詩的でいいやとばかりに私は勝手に菩提樹派だったのですよ。
シナノキについて以前持っていたホームページに書いたことがあるのですが、消してしまったのです。
このはなを乾燥したのがリンデン・ティです。
花の頃街路樹から摘んでいる人を見かけることがあります。
このお茶は利尿効果があるとか。神経安定剤の効果もあるというので私のフランスの友人姉妹は毎晩飲んでいました。私も飲まされたけれど、利尿効果の方が大きくて、眠れませんでした。
インド菩提樹→桑科
シナノキ→科の木科
メモに書いてみて、やっと理解。立派な蕾
ですね。どんな花が咲くやら、今から楽しみ
です。
知っていましたが、菩提樹もそうだったんですね。
こちらは初めて知りました。菩提樹って見たことないかも…
「シュークリーム」や「カンガルー」も勘違いがそのまま
名前になっちゃったのではなかったかしら?(^^;)
わがやのナツツバキの蕾も、あまもりさんの写真と
同じくらいになってます。愛しのナツツバキです(*^^*)
数々の勘違い。
そのまま後世に伝わっているのですね。
でも、それを「古人の勘違い」と教えて下さるこのブログ、これってあまもりさんだからこそのブログですよ。きちんと調べて、(名札の名前を鵜呑みにせず)下さったからこそ・・・
沙羅双樹の木、高野山だったかどこかのお寺で見たような。白い花が咲くと聞きました。
秋だったので実際の花はなかったですけど。
それから、トゲのないバラの名前を教えて下さってありがとうございました。
ラベンダーKさんの所へ行って参ります。
一度UPしてから、また編集しなおしたり、文を追加したりしている最中でした。
私も実際に日本で菩提樹と呼ばれるこのシナノキの花は見たことがありません。開花したらまたUPしますね。
「シャラノキ」とプレートにあったので、そのまま載せましたが、「シャラ」の木なんですね。「沙羅の木」!!
これがナツツバキなんですか!
訂正文をいれます。
シャラは蕾もとても可愛いですね。近所のも見てきます。