あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

蛇と雉

2008年05月26日 | 身近な自然






2年前に神崎川の河原で初めて見たオキジムシロ(雄雉蓆・バラ科・Potentilla supina)。
次の年(つまり去年)は花の裏側も確かめてオキジムシロの特徴を確認。
そして3回目の今年は最初に間違えたヘビイチゴとの比較です。
比較するならキジムシロやミツバツチグリのほうが適しているでしょうが、
その二種とも身近で見ることはできません。
ヘビイチゴはたまたま梅田スカイビルの里山で見つけました。
ヘビイチゴは誰でも知っている野草らしいですが私は知りませんでした。
いや一度だけ、とある田舎の山道でヘビイチゴを教えてもらったことがありました。
これがノイチゴ、これがヘビイチゴ、これがウルシと。
全て忘れてしまいました。植物に興味が無かった頃でした。
街中の里山でヘビイチゴを見た時、若くして彼岸の旅に出てしまった教えてくれたその人のことを思い浮かべたのでした。

↓おまけ
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↑ヤマトシジミ?(マウスオン+ワンクリックの3枚組です)
街中の里山は今小さな青い蝶々がヒラヒラと舞っています。
正確には紫っぽい青色の蝶です。
ヒラヒラ飛んでいる時は青く(2枚目)、
花に止まって羽をたたむと薄茶色(3枚目)。
表と裏が違う色です。
シジミチョウかもしれないと検索すると最初に引っかかったのはムラサキシジミ。
似てるけど、ちょっと違う・・・もう少し調べてみてヤマトシジミだろうと。
間違っていたらご指摘ください。
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30 コメント

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Unknown (pole pole)
2008-05-26 18:18:53
すごいですね~
3年がかりのお仕事されたのですね~
おっしゃるように キジムシロとミツバツチグリはわかりますが オキジムシロは初めてなので 出会ったら同定困難!
花のつき方と葉っぱの形でしょうかね?
チョウの方まで 手が回りませんでした~
なので 調べていませんです。
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蛇と雉とは??? (花ぐるま)
2008-05-26 19:43:41
何事?と思ったら~
片一方は苺。これは到底食べられそうに無い苺。
よく見かける花ですね。
葉っぱに特徴があり、これは苺だ~と思います。

然しながらキジムシロは何でこんなに色の悪い
実なんでしょう!!
これを食べたら、きっとあの世行き、と言うような色をしている。
葉っぱもよく似てはいるものの苺とは少し違って長く
茎が伸びた上に葉っぱがついているようですね。
今度の原を歩く時に見つけたい。

あまもりさんのように神崎川が近くに無いので
私は野原で見つけます~

このヒラヒラチョウチョウサン、ヤマトシジミでしょうね~
日本生まれ?なんでしょう。
紫シジミは羽を広げるともっと紫色をしていたような記憶があります。
綺麗に撮れていますね~流石名カメラマンです。
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こんばんは (横浜のおーちゃん)
2008-05-26 20:52:33
この実を見ればヘビイチゴでないことはすぐ分かりますね。私はまだ見たことがありません。
このあたりではたいていキジムシロのような気がしますが、見分ける自信がありません。
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解り安い説明のしかたですね。 (sakura)
2008-05-26 21:23:53
ヘビイチゴとオキジムシロの
花と、実と、葉っぱと
写真で分けて
解りやすく説明をして下さって有難いです。
これなら見やすく解りやすくナカナカ良い。
ひょっとしてあまもりさんは何処かの大学の
教授かな~~~??
親しくお喋りさせていただいちゃってぇ~、、
これがブログのいいところですね。フフフ・・
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アウトドアのススメ (酔歩)
2008-05-26 21:44:23
今回はちょっと優越感に浸っている。
ヘビイチゴは知ってたよ~。
野山に行くと出会えるのだ!!
もうひとつ知っているのは、このヘビイチゴの色を黄色に変えたらキイチゴになるのだ
酔歩会の山歩きで道端で見つけて口に頬張るのはごく自然な行動です。
アケビを採ったりもしましたからね。
しかし都会に住んでいるかぎりお目にかかることはまず有りません。
できるだけたくさんの人に野山で歩く事をお薦めしたいですね。

この蝶も子供の頃にはよく見かけました。
通称でシジミチョウと呼んでいました。花にとまっている時に指で捕まえたものです。
そう言えば最近は見ないなぁ。

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タイトルに吃驚! (高花六無斎)
2008-05-27 10:54:47
あまもりさん こんにちは!
こちらは爽やかな五月晴れになりました。続いて欲しい天気ですが・・・

”蛇と雉”と言うタイトルに吃驚しましたが、相変わらず素敵な画像と文章に魅了されました。実は”蛇”と”雉”の文字で瞬間でに思い出したのは、あの綺麗な雉のご馳走の一つが蛇だそうです。田舎で育った私ですが、自分では見たことが無いのですが、長老の話では、雉が蛇を食しているのを何回も見たそうです。つまらない話で相済みません。

そうですね、ヘビイチゴの花とオキジムシロの花はよく似ていますね。田舎育ち(2回目)の私は子供の頃ヘビイチゴはしょっちゅう見ていました。美味しそうにみえましたが、両親からは毒があるから絶対食べてはいけないと言われました。長じて、食べられることを知りましたが、食べたことはありません。食べた人に聞いた所、矢張り美味しくないそうです。
オキジムシロですが、見たことがあるような、無いような、そんな花ですね。オキジムシロの実は、どう見ても食べれそうに無いですね。
ヤマトシジミは小さくて、可愛いですね。我が家の猫の額ほどの庭にも時折挨拶に来ます。いままで花ぐるまが載せたことがあると思います。
いつも素晴らしい画像とセンス溢れる文章オオキニ”です。
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pole poleさんこんにちは(あまもり) (pole poleさんへ)
2008-05-27 11:43:53
オキジムシロかもしれないと思ってから毎年注意するようになりました。
最初の年はヘビイチゴ?(これは実が赤くならないのですぐに解決)から雄の付かないキジムシロ?それともミツバツチグリ?あれれカワラサイコってのもあるんだ~。
Web検索で調べた限りそのいずれにも該当しませんでした。
花びらの形や幅、木の枝のように上に伸びる茎、葉の形や付き方まで。
浅薄な知識の私なりにこれはオキジムシロだと断定したんですが、植物に詳しいpole poleさんに、出会っても同定困難と言われて今またその自信がぐらつきました。3年どころかこれから何年も観察は続きそうです。ポージィさんに魔のキジムシロ属ワールドと言われましたがまさにその通りのようで。
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花ぐるまさんこんにちは(あまもり) (花ぐるまさんへ)
2008-05-27 11:44:20
花ぐるまさんは、やはりヘビイチゴは一目で分かるんですね。
街中の里山でそのヘビイチゴをじっくり見たので、私も覚えました。
でも、花も実も無い葉っぱだけの時期となると自信無しです。
おっ、さすが花博士。オキジムシロの茎が伸びていることに気づかれましたね。
そうなんです、ヘビイチゴは地面を這うように伸びますが、オキジムシロは横に這わずに上に伸びます。
ただ、私なりにオキジムシロと断定したんですが、今また自信がぐらついています。
まだこれからもこの植物に悩まされそうです。はぁ~。
花ぐるまさんも、花がヘビイチゴに似ているこの植物を見つけてください。
そして私の写真と比べてもらえたら嬉しい。

蝶々は私もほぼヤマトシジミだと思っています。
幼虫が好物だというカタバミの周りにいっぱい飛んでいましたし。
ムラサキシジミはもっと紫色をしてるんですね。
模様もネットで見る限りちょっと違うようでした。
でね、下の六無斎さんのコメントを読んで、花ぐるまレストランのお客様にもヤマトシジミが居たと知り、今花ぐるまさんのブログに飛んでブログ内検索をしたら去年写真をUPされていたんですね。
花ぐるまさんの写真のほうが鮮明で綺麗ですよ。さすがシェフです。
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おーちゃんこんにちは(あまもり) (横浜のおーちゃんへ)
2008-05-27 11:44:49
ヘビイチゴをこの目ではっきりと見ることができましたので、ヘビイチゴでないことは分かりました。
おーちゃんも、キジムシロとオキジムシロの違いを見分ける自信が無いと。
フニュ~、どうしましょ。
この植物をオキジムシロと断定するのはまだ危険でしょうか。
Web検索して花や葉を見た限りでは、キジムシロ、ミツバツチグリ、カワラサイコとは違うと思ったのですが。
ふ~、確かにポージィさんが仰ったキジムシロ属ワールドは深い闇のようです。
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sakuraさんこんにちは(あまもり) (sakuraさんへ)
2008-05-27 11:45:15
比較写真は、植物に(植物も)関してほとんど知識の無い私の比較ですので、ヘビイチゴをよくご存知の方にとっては、比較しないまでも分かるものだと思います。
それにオキジムシロと断定した植物も今自信がぐらついてきました。
大学の教授ならこんな単純な比較なんて作りませんよ。
大阪のしょうむないおばちゃんですよん。
私こそsakuraさんと友達感覚でお付き合いさせていただいて感謝しているんですよ。
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