多重バックと言えば、6-1-3、7-1-2のフォーメーションが、ほとんど
でしょうか。
最近はさらに、6-0-4や7-0-3との対戦もありました。
現在のゲームの特性上、中盤がなくともDFからFWへしっかりとボールがつなが
ります。さらにそこに黄金連携が加わると、前線に矢のようなパスが供給され、
最小限の手数でさらに効果的に試合を進めることが可能となってしまいます。
前線の3人のうち特に両サイドは、ウェア、アンリ、ロナウド、ロナウジーニョ
等がこちらの右サイドを攻め、トッティ、ジェラード、カカといったテクニカル
な選手達が左サイドを襲ってきます。
中央突破の際は、こちらの中盤の底の選手が。サイドアタックの場合はサイド
バックの出来が非常に重要になります。
昨日、多重バックと対した時の攻略ポイント書きます・・・などと偉そうに書きま
したが、実のところシステマティックな対策というものは、無きに等しいと思うよ
うになりつつあります。
結局は、中盤の底の選手やサイドバックの個人能力頼みというのが現実です。
”インテル”チームでは、コルドバの快速&まとわりつき守備が効力を発揮し、
パヌッチの堅実な守備が機能して初めて、勝利に結びつきます。
万全を期すため、モチベーションを常に高いところで維持する必要もあります。
逆に、パワー不足の感がある両名が弾かれるようなことがあれば、ほとんど勝機
はありません。ある意味、勝ち負けが非常に分かりやすくなっています。
DFにはなるべく自陣内で守備をさせるべく、あまり機能しないとは言え、中盤
の守備的選手達よる相手攻撃を遅らせる動きも必要です。
ただ、ここで注意しなければいけないのは、プレスボタンによるDFの過度の
押し上げです。
ここでDFを釣り出されてしまうと、強力FW達の格好の餌食です。
仮にサイドバックが振り切られても、CBのヘディングクリアやGKの飛び出し
による守備も、選択肢として持っておかなければなりません。
いろいろと考えることが多すぎます(笑)。
~続く~