
(三門)
身延
4月初め、身延山久遠寺を訪ねまし
た。
甲府から身延線に乗り、1時間20分
程。身延駅で下車、バスで身延山まで。
久遠寺は日蓮宗総本山。
1274年(文永11年)、甲斐国の
波木井郷の地頭南部実長が、佐渡での
流刑を終えて鎌倉に戻った日蓮を招き
ました。
日蓮は身延山をインドの霊鷲山に見立て
、信仰の山として位置づけました。

(菩提梯)
空・無相・無願の三つの門をへて、覚り
に至ることから、本堂にいたる正面の門
は三門といわれるそうです。
三門からの全287段の石段は、菩提=
覚りと梯=かけはしを表わします。

(本堂)
本堂は1875年(明治8年)の大火で
焼失しましたが、昭和60年再建されま
した。
天井画「墨龍(ぼくりゅう)」は加山
又造画伯の力作です。

(五重塔)
現在の五重塔は、3代目で2008年
竣工。

(祖師堂)
祖師日蓮聖人をお祀りするお堂です。

(しだれ桜)
樹齢400年を経た枝垂れ桜。

(御真骨堂)
拝殿の奥に、白亜の八角堂があり、
日蓮聖人の御真骨を奉安する御真骨
堂です。

(草庵跡)
18メートル四方で、日蓮聖人が
1274年から1282年までの
9年間、厳寒や飢餓に耐えながら、
法華経の広宣流布と門弟の教育に
明け暮れた聖地です。
身延山久遠寺発祥の地です。
久遠寺の裏山が身延山で、山頂は
1153m。
足しげく登頂し、故郷である千葉県
小湊の亡き両親と師である道善房を
追慕したとのことです。
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