matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

身延山久遠寺のしだれ桜

2018-04-14 10:21:14 | 古刹・名刹



  (三門)

 身延

 4月初め、身延山久遠寺を訪ねまし
た。

甲府から身延線に乗り、1時間20分
程。身延駅で下車、バスで身延山まで。

久遠寺は日蓮宗総本山。

1274年(文永11年)、甲斐国の
波木井郷の地頭南部実長が、佐渡での
流刑を終えて鎌倉に戻った日蓮を招き
ました。

日蓮は身延山をインドの霊鷲山に見立て
、信仰の山として位置づけました。


  (菩提梯)

空・無相・無願の三つの門をへて、覚り
に至ることから、本堂にいたる正面の門
は三門といわれるそうです。

三門からの全287段の石段は、菩提=
覚りと梯=かけはしを表わします。


  (本堂)

本堂は1875年(明治8年)の大火で
焼失しましたが、昭和60年再建されま
した。

天井画「墨龍(ぼくりゅう)」は加山
又造画伯の力作です。


  (五重塔)

現在の五重塔は、3代目で2008年
竣工。


  (祖師堂)

祖師日蓮聖人をお祀りするお堂です。


  (しだれ桜)

樹齢400年を経た枝垂れ桜。


  (御真骨堂)

拝殿の奥に、白亜の八角堂があり、
日蓮聖人の御真骨を奉安する御真骨
堂です。


  (草庵跡)

18メートル四方で、日蓮聖人が
1274年から1282年までの
9年間、厳寒や飢餓に耐えながら、
法華経の広宣流布と門弟の教育に
明け暮れた聖地です。

身延山久遠寺発祥の地です。

久遠寺の裏山が身延山で、山頂は
1153m。
足しげく登頂し、故郷である千葉県
小湊の亡き両親と師である道善房を
追慕したとのことです。


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