ブラックアウト

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太陽光発電投資に未来はない。

2015-04-25 | 日記

自然エネルギーは、今も昔も、天候や地形に左右される為、安定供給は難しい。

また、日本における自然エネルギー利用は、日本全体の発電量の10%程度、

そして、水力を除く、太陽光発電などの比率はたったの2%台に過ぎない。

 

太陽光発電は、日照が得られない為、夜間は発電量はゼロである。

自然エネルギーは、イメージほどクリーンではなく、電力も安定しない。

そして、自然環境にも少なからず、悪影響を与える。

 

投資目的としての利用が一時流行ったが、

補助金や買取制度があってのもので、2015年3月をもって、うまみは減っているばかりか、

最終的な廃棄まで試算に入れ、売電して得られる利益の財源がどこから出ているのかを考えれば、

環境問題をまともに考えることができる人間なら、手を出さないであろうと思う。

 

投資目的で、太陽光発電システムを導入する人に限って、

自然エネルギーを有効利用しているなどという大義名分を持ち出してくるので、困ったものである。

パネルのリサイクルは、現状のさまざまなリサイクルシステムを見ても、費用の面から(リサイクルすればするほどお金がかかる)難しいと思う。

使用済み太陽光発電パネルは、今も昔も産廃扱いである。

投資を目的とするなら、補助金などを当てにせず、もっと投資家らしい振る舞いをした方が良いと思う。

補助金乞食という言葉があるくらいなのだから。

 

参考:
太陽光パネルにごみ問題 不正処理で汚染懸念

再エネに冷や水浴びせる電力会社の契約中断

太陽電池の補助金・・・もう止めよう、みっともない!

補助金は技術者の恥

 

自然エネルギー白書 2014 - 環境エネルギー政策研究所

 

余談ですが、

過去に太陽光発電システムに関係していた技術者として、唯一、今後の未来がありそうと思うのは、

条件の揃った新築物件※で、大きすぎない発電システム。

日中、電力を自家消費してしまうくらいのシステムが適当かと思う。

※新築とするのは、角度、方位の問題、屋根の防水の問題に適切な対処ができるからです。


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