『ちょっと今から仕事やめてくる』、観ました。
原作は同名小説で原作はわりと明るい軽めな印象なのですが、
映画は設定もストーリーもちょっと変えてよりリアルでシリアスになっていて感情移入して観てしまいました。
もう少し会社側も職場の労働環境を良くするということも考えないといけないですね。
部下に横暴なあんな上司はどこにでもいるんですよね。
本人は緊張感があっていいと思っているのかもしれませんが、上司の言葉ひとつで会社の空気はガラッと変わりますから。
気になったのは仕事を辞めた後の展開で故郷に帰る実家の葡萄農家を継ぐっていうふうにした方がより現実的だったかな。
日本の若者の一番の死亡理由は自殺だそうです。
今時の若者は簡単にすぐ仕事を辞めると言われるけど、今の生活が心を病むほど息苦しいなら別の環境に自分を置いてみるのもいいと思う。
実際自分の子どもが仕事を辞めると言ったら主人公の両親のようにそう言えるかなとか考えてしまいました、
実際に仕事が原因で命を落とす人もいるのでやっぱり仕事を辞めるという選択肢があるのではと思います。
この映画で救われる気持ちになる人もいるのでは。
ただ会社を辞めた後のことはよく考えて貯蓄をしたり準備をして、次の仕事を決めてから辞めた方がいいと思います。