『くちづけ』、観てきました。
宅間孝介さんが原作・脚本を担当し、堤さんが監督。
宅間さんがある新聞記事を読んで、書き上げた作品だそうで、
以前舞台化されたものを今回映像化。
知的障害のある娘を持つ漫画家が娘とグルームホームに住み込みで
働くことになるんだけど、ある時自身が病気で余命が短いことを知り・・・。
もっと落ち着いたアナウンサーを使ったら良かったのではないか、
人の頭を何度も叩いたりはしない方がいいんじゃないか、
吐血シーンはちょっとホラーみたい、
あのグルグルのシーンはもっと別の撮り方があったんじゃないかとか思ったけど、
観に行って良かったです。
ラストはとても辛いです。
父親の娘を残して逝くことはできないという気持ちは分かる気がするけど、
子どもは親も持ち物ではない。
でも、残された娘はどうするのかとかいろんな思いが胸をよぎった。
ちょっと立場は違うけど、先日大阪で亡くなった母子のことを考えたりした。
沢山の人が泣いていた。
『グッバイ・マイ・ラブ』の歌詞がリンクしていて、とても印象的だった。
いい歌ですね。
また聴いてみたいです。
いろんな立場の人がいろんな評価をしている作品ですが、
多くの人がこの映画を観ていろんなことを考えたり思ったりすればいいのではと思う。