『戦火の中へ』を観に行きました。
1950年8月、北朝鮮の猛攻にさらされた韓国軍は、ソウルを失い、
最後の砦となる洛東江の戦線を守りぬく為、全兵力を投入しようとしていた。
それに伴い軍事司令部が設置された浦項女子中学校は、
戦闘経験のほとんどない71人の学徒兵に託された。
71人の少年は、なぜ圧倒的な装備を誇る敵の襲撃から
逃げることなく戦い抜いたのか。
その絶望的な攻防のさなか、まだあどけない彼らの胸にはいったい何が残ったのか。
(チラシから抜粋)
監督は『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』のイ・ジェハン。
キャストはBIG BANGのT.O.P、クォン・サンウ、チャ・スンウォン。
この映画は実際の戦闘で命を落とした少年兵が母親宛てに綴った手紙を基に
制作された作品。
戦闘シーンはリアルで、これが実話で少年達が実際に体験したものだと思うと
胸が痛くなった。
少年兵が死を覚悟した時、少年が「お母さん」って言うんです。
国は違っても母親に対する気持ちは同じなのだと思った。
エンドロールに生き残った人がコメントしていた。
あの厳しい戦いの中で生き残った人がいたんですね。
こういうことがあったということをもっと沢山の人に知ってもらいたいと思った。
戦闘シーンは激しいので目を背けたくなるのですが、
観に行って良かったです。
上映館はあまり多くないようですが、近くであったら観て下さい。
http://www.intothefire.jp/