東野圭吾さんの『希望の糸』を読了。
或るカフェの店主が店で亡くなっていた。
彼女には離婚歴があり、刑事は元夫に会いに行く。
彼女の店に客として通っていた男性にも話を聴きに行く。
そして、驚きの事実が判ってくる。
冒頭に一組の夫婦の話があって、それがどう関わってくるのかなと思ってたんだけど、読み進めていくとそれが少しずつ判ってきました。
加賀恭一郎シリーズのサイドストーリーのような作品で加賀恭一郎の従兄弟の松宮が中心になって話が進んでいき、松宮の出生にも触れていました。
殺人事件があって胸が痛むけど登場する女性たちの複雜な気持ちが切ないです。
でも、ラストは救いがあるように描かれていていました。
これもいつかドラマ化されるのかな。