『ラ・ラ・ランド』、少し前に観ました。
監督は『セッション』のデイミアン・チャゼル。
音楽のジャスティン・ハーウィッツは『セッション』の音楽も担当しているのですが、監督の大学の同級生で一緒にバンドをやっていていつか映画音楽をという夢を語っていたそうです。
この映画のように夢が実現できて良かったですね。
夢を目指す二人の話で、派手な演出はないのですが、夢を叶えていく二人にじんわりと感動しますね。
この映画は賛否両論あるみたいで、それもなんとなく分かります。
前半はちょっと間延びしていたかな。
全体的にサラリとした印象ですが、それがこの監督の持ち味なのかも。
でも、車の上で歌うシーンは壮観だったし、二人で歌いながらタップを踊るシーンは素敵でした。
エマ・ストーン、可愛かったですね。
企画当初は『ハリポタ』のエマ・ワトソンに決まっていたらしいのですが、ミュージカルでジャズだとヒットしないとか言われて資金が集まらずなかなか撮影できずエマ・ワトソンはスケジュールの都合で辞退したそうです。
彼女の乗っていた車が日本のきれいな車で、それがちょっと気になりました。
アルバイトをしながら女優を目指しているんだったら、もう少し古い車の方がリアリティがあったかも。
二人は夢は叶えたもののちょっとほろ苦いラストにはウルッときました。
この映画を観たのはちょっと前なのですが、公開前からテレビで話題になっていたせいか人が多かったです。
それでちょっと賑やかなおばさま三人がいて、ちょっと映画に集中できなかったということがあったかも。
後ろの方に座ってて途中トイレに立たれるんです。
トイレに立たれるのはいいのですが、お話しながら。
映画がエンドロールになったらMAXで旅行の話を始めて、最後には周囲の人に「外で話して下さい」って言われていました。
もっとじっくり観たら、感想も違っていたかも。
もう一度観ようかな。
賑やかな楽しい映画だったらいいですが、こういう映画はできれば静かに観て下さい。
お願いします。
チャゼル監督の次回作は来年秋公開の『ファーストマン』で、
主演はライアン・ゴスリング。
宇宙飛行士の伝記映画だそうです。
楽しみですね。