初盆

やたらと立派な初盆飾りでしょ。九州人、特に筑豊人は見栄っ張りなんです(笑。
炭坑節を生んだ筑豊人ばい！。よそんヤツからバカにされるようじゃダメち！！。
で、僕は大阪人ですが筑豊の血がやたらと濃いき、やっぱり見栄っ張りでくさ(笑。
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こんばんは、九州へ帰っていたはやぶさです。
このお盆、あなたはどんな過ごし方をしてますか。僕は、今年の初めに叔父がなくなってその叔父の初盆の送り迎えと、僕を溺愛していた祖父ちゃんと婆ちゃんの墓参りの為、故郷の筑豊田川は川崎へ帰省しておりました。
小倉から日田彦山線に揺られる事１時間。実家の最寄り駅である豊前川崎に降り立った時、いつも大袈裟なくらいの熱烈さで歓迎してくれたあの叔父が居ない。僕がまだ幼かった頃、心を砕いて世話をしてくれた叔父が居ない。学生の頃、跡取であることを忘れて散々グレて親戚一同に嫌と言うほど迷惑をかけ、それでも僕の考えを理解してくれた叔父がそこに居ない。叔父を失ったことに対してずっと実感をもてなかった私ですが、この時初めてもう会うことが叶わない人なのだと悟り、とても悲しくなり…人目を憚らず涙しました。息子がなかった叔父は僕を親以上に溺愛しとても可愛がってくれた。それを嫌と言うほど肌で感じていた僕は、叔父が出迎えてくれないことに途方もない寂しさを感じ、川崎の駅から実家まで重い足取りで向う事になりました。今頃になって失ったものの大きさを実感しています。

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おいちゃん、今年も元気に帰ってきたばい。
とても自慢できるや甥じゃなかとやが、帰ってきたち。
いや、今年もどーにか筑豊の土を踏めて幸せたい。
でも、でももうおいちゃんはここにはおらんたい…。

えらく寂しい。おいちゃんの面影が沢山詰まったこの川崎ち。おいちゃんの面影さ感じるきね…。思い出が沢山あるんたい。
でも、もう逢えん。さびしかァー。

それでも時は進んで行くっちゃ。一歩一歩確実に…。なァ、おいちゃん。
ボタ山もなくなってくさ。おいちゃんものうなって、ホントつまらんたいね。

おいちゃんに逢えん事なって大きい悲しみさ感じてくさ、それでもワシャ生きて行かんならん。
時は非情たい。とても残酷たいね。
でも気張るんばい！、おいちゃん。あんたが注いでくれた愛情ば、決して忘れん。

また来年、お盆には迎えに行くきね。川崎に帰って来て下さい。親戚一同心よりお待ちしております。

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という事で叔父の初盆は、僕の思いとは裏腹に？親戚一同が集まってのドンチャン騒ぎとなりました。流石に青年団主宰で毎年行っている、初盆を迎えた各家庭を周る昔ながらの盆踊りもはやぶさ家は辞退しましたけど。でもしっかり叔父を送り迎え出来たのじゃないかと、ホッと胸を撫で下ろしています。お寺さんに来てもらってお説教を聴いて心を洗われました。
いずれにせよ、滅多に顔を合わさない一族が揃って、叔父と祖父母を送り迎え出来た事は幸いでした。

ところで突然ですが、僕の実家は川崎の奥谷という所に在るんですが、そこに変な鳥が居るのです。前々から気になっていたんですがなんと言う鳥か解らずずっと悩んでました。で、今回は折角なのでカメラを持って行きました。案の定、朝方、以前から気になっていた鳥が叔父の家の周りで盛んに鳴いてました。早速カメラで捕らえてみました。結構思っていた以上に撮れてます。あまりにも話が変わりすぎて恐縮ですが、この鳥の名を知りたいのです。お恥ずかしながら、はやぶさ家で知っている者は居らず、皆、首を傾げつつもその愛嬌ある鳴き声を楽しんでいます。どうやらいつもツガイで呼び合っている様でまるで会話するかのように鳴く鳥なんですが…ご存知の方がいらっしゃればご教示いただければ幸いです。写真を下に上げておきます。


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ってことで、これから晩夏、そして秋、冬と進んでゆく本年ですが、皆様、残暑厳しい中どうぞご無理をなさらずお過ごし下さい。

本年後半もどうぞよろしく！！。