blue deco design lab

ついに本格ブレイクか!北川景子

以前書いたブログで、好きな女優のトップ10に入っている北川景子のことに触れたが、最近彼女の活躍がかなり目立ってきており、いよいよ待ちに待ったブレイクの兆候が出ているので再び取り上げてみたい。

北川景子を最初に見てすっかりファンになったのは2003年頃だが、彼女が「セーラームーン」の実写版で、セーラーマーズを演じていた時に偶然TVで見かけて、「この子はきっと近い将来ブレイクする!」と予感したものだった。北川景子は現在21歳。所属事務所はStardustで、沢尻エリカと同じである。

セーラームーンでの活躍後、雑誌「セブンティーン」のモデルとして活躍していたが、2006年にモデルを卒業。しかしその後TV、ドラマ、CMなどではあまり目立った活動も無く、”僕の見込みは外れたかあ”と一時落胆していたものだ。しかし、昨年くらいから彼女の活躍が目覚しくなったのだ。まずは映画だが、Yoshi原作の小説「Dear Friends」の映画版に堂々の主演。その後、映画「その時は彼によろしく」にチョイ役で主演すると、今度は「ヒートアイランド」にも主演。CMでは、NTTドコモのDoCoMo 2.0 CMシリーズに主演 (但し、あまり目立つ役でも無かったし、CM自体の評判もあまり良く無いのは残念)。

そして、セーラームーン以来の主演ドラマとして、現在10月-12月の第4四半期クールのドラマ、「モップガール」に抜擢。葬儀社で働く、「死者の過去が見えてしまう」桃子役を好演中。ちょっとドジな天然系の可愛い女の子という設定だ(ちなみに、この死者の声や過去の出来事が見えてしまうという超能力者的な設定は、アメリカの人気ドラマ「Medium」からヒントを得ているのでは無いかと思われる)。彼女はこれまで、その鋭い眼光に分厚い下唇が何とも言えず魅力的だったが、「モップガール」での北川景子は、これまでの真面目な役とは違い、ちょっとコミカルな役にトライしている点で彼女の新しい魅力が満載の作品でもある。ちなみに、このドラマの主題歌は同じ事務所の沢尻エリカ(ERIKA)が歌っているので、所属事務所としても気合が入った起用である。

このように、北川景子のここ1年は物凄い快進撃が続いている。ところで、彼女主演の映画、「Dear Friends」は本仮屋ユイカとの共演で、「Deep Love」などの大ヒット小説で一躍有名になったYoshi原作の映画化なのだが、この映画での北川景子も実に魅力的だ。まずはストーリーだが、完璧な容姿を持つ女子高生のリナは「友達は必要な時に利用するもの」と、友達という存在を必要とせず、自由奔放に生きていた。しかし、ある日リナは自身がガンに侵されている事を知り、絶望の淵に落とされる。そんな時、彼女の前に現れたのは小学校の同級生・マキだった。当初はマキの事は自身の記憶になかった為、彼女を冷たくあしらっていたリナだったが、マキの優しさに次第に心を開く様になるというもの。前半、完璧な容姿の女子高生で、クラブなどに通うシーンは実に色気があって魅力的だし、後半にガンでの闘病生活で苦しむ設定もまた実にうまく演じており、演技力の幅を要求される役であったが、それを見事にこなしていたと思う。

さてCMに関してだが、DoCoMo 2.0のCMに続き、12月からカネボウの新しいトータルライン化粧品となる「コフレドール」のCMに常盤貴子、沢尻エリカ、中谷美紀、柴咲コウと共に北川景子も主演することが決まった。最近、こういう女優の多重層的なCMが多いが、これも資生堂のマキアージュに対抗したもので、カネボウ過去最高の300億円を広告宣伝費に鰍ッるらしい。ちなみに、このCMに主演予定の5名の内、沢尻エリカ、柴咲コウ、中谷美紀、北川景子の4名が同じ事務所(Stardust)所属だが、まさにStardustの美人を総動員したプロジェクトである(同じ事務所の駐煬去qが既に資生堂のTsubakiのCMに主演しているところは興味深い)。

そもそも、僕は日米のタレントや女優を早い段階から目を付け、やがてビッグになることを予想しながら応援するのが好きだが、これまで日本のタレントだと松嶋奈々子、駐煬去qの券\界大ブレイクなどを早くから予想して的中。海外だと、これまた以前のブログで触れているグウェネス・パルトロウは初期の彼女にすっかり惚れてしまいファンになったが、その後アカデミー主演女優賞などを受賞して、すっかり大物女優になってしまった。今回のドラマ「モップガール」での主演は大きなステップアップだが、このドラマはまだゴールデン枠では無いので、今後の目標はゴールデン枠ドラマでの主演、そしてCMでもより露出度の高い、メジャーなCMに”単独”で主演することだろう。早く北川景子も大ブレイクして、これら大女優の仲間入りをして貰いたいと思う反面、正直あまり大物になってほしく無い気持ちもあり、割と無名時代から密かに応援してきた彼女の発掘者としては、結構複雑な心境である。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「TVドラマ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事