そんな中、この杏沙子のメジャーデビューアルバム『フェルマータ』が2/13にリリースされたが、前からとても気になっていたこともあり、早速ダウンロードをして聴いてみると、これが何ともャbプで素晴らしいアルバム。そのクオリティーの高さに驚いた。
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アーティスト杏沙子を調べてみると、本名は連佛(れんぶつ)杏沙子というらしく、鳥取出身の21歳。連佛という名字は鳥取に多く、なんと全国で100人くらいしかいない珍しい名前なのだが、まさに本名が鳥取の“連佛姓”だという。そこで浮かぶのが同じく鳥取出身の女優、連佛美沙子。美沙子と杏沙子、名前まで良く似ていることから、どうやら業界では杏沙子は美沙子の妹ではないかともっぱらの噂だ。連佛美沙子は24歳、杏沙子は21歳。確かに姉妹としてはちょうど良い年齢差かっもしれず、この噂もかなりの信ぴょう性がありそうだ。
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鳥取は僕にとっても所縁のある場所。昔仕事で頻繁に通っていたこともあり、自分にとっては国内でのアナザースカイ的な場所でもあり、とても思い出深い県だが、当時の取引先の方に連佛さんという方がいるが、なんと連佛美沙子は親戚だということが後で判明した。如何に連佛という名字が少なく、一族が鳥取に固まっているかが良くわかる話だ。つまり、この杏沙子も恐らくその連佛さんの親戚という可能性が高いということである(一度連佛さんに確認してみようっと!)。
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杏沙子は、まずルックス的には木村文乃にも似たショートヘアで、なかなか可愛くてキュートだ。これも人気に火が付きはじめている理由の一つだろう。そして彼女の歌声は、クリアで弾けるような元気さがあって、ちょうど初めて大原櫻子のデビューアルバム『Happy』を聴いた時にも似た衝撃を受けた。そしてアルバム『フェルマータ』は、凄くャbプで爽やかな魅力が一杯詰まったアルバムとなっているのだ。
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アルバム『フェルマータ』には下記11曲が収録されている。
1) 着ぐるみ
2) 恋の予防接種
3) ユニセックス
4) チョコレートボックス
5) よっちゃんの運動会
6) ダンスダンスダンス
7) アップルティー
8) 半透明にさよなら
9) 天気雨の中の私たち
10) おやすみ
11) とっとりのうた
この中でまず耳に残るのが、インディーズ時代にヒットした曲の再録音版、7曲目の『アップルティー』。とてもアップテンモナノリの良いラブソングだ。そして同じくPVも公開されていて話題となった『恋の予防接種』も歌詞が可愛くキャッチーなメロディーで、高いクオリティーのラブソングに仕上がっている。僕が個人的に一番好きなのは3曲目の『ユニセックス』。冒頭のシンセサウンドがとても耳障りが良く、80年代の松田聖子の曲にも通じるような、歌謡曲の懐かしい雰囲気が最高だ。4曲目の『チョコレートボックス』は、あのアカデミー作品賞に輝いた映画『フォレスト・ガンプ』に登場する名セリフ、”Life is a box of chocolate. You never what you’re gonna get”をサビにそのまま取り入れた可愛い曲である。そして、鳥取県人である杏沙子が、故郷鳥取のことを歌ったラスト11曲目、その名も『とっとりのうた』は、“ここには何も無い、そう言って離れたくせに、ここへ戻ってくると、やっぱりこの場所で息をしている”、と歌うサビは、故郷への思いと哀愁を歌った切ないバラードとなっている。
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どの曲もキャッチーで、味わい深くて。。。あまりにも良いアルバムだったので、もっと聴きたくなり、昨年リリースされていたミニアルバム、『花火の魔法』も思わず勢いでダウンロードしてしまった。こちらは下記5曲を収録。
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1) 天気雨の中の私たち
2) マイダーリン(re-recording)
3) クラゲになった日の話
4) 流れ星
5) 花火の魔法
『関ジャム』でも話題になっていたインディーズ時代のシングルヒットとなったタイトル曲『花火の魔法』が入っているが、こちらの曲のサビ、“花火の魔法にかかってしまえ、私の病を患ってしまえ~”という歌詞が何とも上手い! 1曲目の『天気雨の中の私たち』は、『フェルマータ』にも収録されているが、この曲もャbプで楽しくなるような1曲。そしてインディーズ時代に話題になっていた『マイダーリン』もこのミニアルバム用に再録音されているが、この曲も杏沙子を代表する1曲となっている。
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杏沙子はまだ本格ブレイク前のような状態とも言えるが、これも嵐の前の静けさか・・・。恐らくこれからメディアでの露出が増えてくればかなりブレイクしてくるのではないかと思われる。その可愛い歌声とキュートなルックス、そして巧みな歌詞のラブソングを繰り出す見事な作詞力は、ヒットアーティストとしての条件を全てクリアしていると思われ、ひょっとすると西野カナ不在の今、後継者、或いは新時代のラブソング女王としてのャWションを充分狙えるのではないかと思えてしまうほどの存在感である。
僕は鳥取が好きということもあって、鳥取県人はついつい応援したくなってしまうということもあるが、これからの杏沙子の活躍と本格ブレイクを楽しみにしたい!
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