鉄道カメラマンなので、基本的に鉄道の写真なのだが、単に鉄道マニアが撮っている鉄道写真ではない。代表的な作品を見て貰うとわかるが、確かに鉄道は写っているので鉄道写真とも言えるが、鉄道の姿は写真の中にさりげなく取り入れられており、一瞬鉄道写真とはわからないようなものも多い。鉄道が写っていなくても、駅だったり、踏み切りだったり、線路だったりと、鉄道を連想させるものが捉えられていて、やはり立派な鉄道写真なのである。
中井精也は１日１枚、鉄道の写真を撮ることを心鰍ｯており、自分のブログ、『1日1鉄』にアップしている。また１年の大半を日本全国旅しながら、写真を撮ることに費やす。小さなキャンピングカーで全国を走りながら旅していて、寝泊りや雑誌のコラム連載や写真の編集など、仕事もこのキャンピングカーでするが、まさに理想的な究極の移動オフィスなのである。
写真集なども過去に出したりしており、彼の写真は時刻表や鉄道雑誌の表紙なども多く飾っている。
特に気に入っている写真を幾つか載せたのでぜひご覧あれ。
