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感動の韓国映画、『ただ君だけ』

今週、昨年11月以来のシンガメ[ル出張に出鰍ッた。
出張では機内で見る映画が楽しみの一つだが、
いつも僕が注目して見ているのは、
アジア映画のラインアップ。
大作ではない場合、
例えシネコンで上映されていても
余程の話題作で無いと見過ごしてしまうことが多い。
特にアジア映画はなおさら
目に触れる機会が少ないだろう。
その意味で、機内では良い作品をやっていることが多いし、
これまでにも感動的なアジア映画に機内で
多く出会ってきた。

今回すっかり虜になったのが、『ただ君だけ』という
韓国映画。2011年に公開された作品らしいのだが、
元ボクサーと、視覚障害を持つ女性の間に描かれる
切なくも悲しいピュアなラブストーリー。
ソウルの片隅で孤独に生きてきた二人が、
悲壮な運命に迄Mされながらも
純粋な愛をはぐくむ姿が、
切なくも温かなタッチで映し出されていく。



物語は何とあのチャールズ・チャップリンの名作
「街の灯」(1931)をモチーフにしている作品。



かつては将来を有望視されたボクサーだった
チョルミンは、過去のある事件がきっかけで
心を閉ざして生きていた。
そんなチョンミルの前に、目が不自由だが
明るく愛くるしい女性ジョンファが現れ、
チョンミルは少しずつ心を開いていく。
やがてジョンファが失明した事件と
自分の過去の行動に接点があったことを
知ったチョンミルは、ジョンファの目の手術代を
稼ぐため別人になりすまし、
高額な賞金が得られる賭博試合に
出場することを決めるが……。

ソ・ジソブが暗い過去を持つ
元ボクサーのチョンミルを。
そしてハン・ヒョジュが視覚障害という
ハンデを抱えながらもけなげに振る舞う
ヒロインのジョンファ役を熱演している。



ハン・ヒョジュはちょっとデビュー当時の
中森明菜にも似た感じの女性で、
なかなか可愛い。



しかし、韓国ドラマや映画は、本当に
視覚障害、記憶喪失ものが好きである。
そして悲壮な運命ものも実に多い。
この映画もまさにこれらテーマに当てはまる
韓国映画の王道作品と言える。
しかし、最後はハッピーエンドになる点が
この作品を何とも後味の良い作品にしている。



またまた感動的で素晴らしい韓国映画の傑作に
出会ってしまった。
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