やっぱり旅行には地元グルメが大きな楽しみの一つ。今回もお目当てのグルメを幾つか満喫することが出来たので、ご紹介したい。
まず鳥取旅初日の金曜日は、ランチとして鳥取に向かうスーパーはくとの車内で食べるお弁当を大阪駅で“姫路城鶏のり弁“を購入。鶏肉と卵焼きが入った、何とも僕好みのお弁当である。しかもパッケージが魅力的で、飛び出すグリーティングカードのように立体的な姫路城がデザインされているので、旅の気分が上がるお弁当だ。ちょうどスーパーはくとで姫路駅を通りながらこのお弁当を食べたが、とても美味しかったしボリューム感も大満足で、買って大正解であった。
到着後は鳥取城や鳥取商店街などを散策した後、夜は鳥取市内にある有名店、“たくみ割烹店”を訪れた。食べログでも3.65の名店である。このお店の隣には昼間に立ち寄って延興寺窯の湯飲みを1つ購入した地元の陶器などを売る“たくみ工芸展“が併設されており、お店の建築と共に味わい深い。たくみ割烹店の店内には鳥取の陶器が飾られており、また料理の器としても使われているので、味も見た目にも楽しいし、鳥取の文化を楽しめるお店だ。
注文したのは鳥取和牛バター焼き。ポン酢に漬けて食べるのだが、これがお腹にも比較的ライトでかなり美味しかった。
最後にデザートとして梨が出てきたのは驚いた。通常梨が食べられるのは夏の終わりから初秋にかけてなので、3月に梨が食べられるとは知らなかったが、味も美味しかったのでダブルで驚きであった。鳥取と言えば二十世紀梨が有名なのだが、今回食べたのは同じく鳥取の王秋(おうしゅう)梨という品種らしく、秋まで比較的長く楽しめる品種らしい。
翌日の朝は、前回も立ち寄った駅前商店街にある古い喫茶店、Café deチャップリンでモーニングを注文。ここは朝7時から開いているので、朝型の僕に向いている喫茶店だ。いつも出張や旅行に行くと、地元の喫茶店でモーニングを楽しむことを楽しみにしているが、ここも何だか時間の流れが止まったかのような、落ち着く空間である。
ランチは、地元のB級グルメとして有名な“ホルモンそば”を食べに、市内から徒歩10分の場所にある“まつやホルモン店”を初めて訪れた。何ともB級で渋い店構えと店内なのが凄くいい。昼時でもあり、かなり混んでいたが、僕はカウンター席に座った。目の前でホルモンそばを焼いてくれるが、そのままお好み焼きのように、鉄板から皿に取って、濃い味噌ダレに漬けながら食べるホルモンそばはかなり美味しかった。味の濃いそばが好きな人には最高である。
同日土曜日の夜は、いよいよ今回の鳥取旅行のメインイベントでもある、鳥取三洋メンバーとの飲み会。やっぱり鳥取の冬と言えば“松葉カニ”だろう。昔は出張の際に良く食べたものだ。今回、鳥取三洋のメンバーと計14人で賀露港にある観光地、“かろいち”にある海陽亭というお店でカニ料理を食べた。今月でカニシーズンも終わりを迎えるが、何とか間に合って良かった。カニの美味しさもさることながら、昔の仕事メンバーと一緒に飲み食いするのが何ともpricelessで楽しいひと時であった。
最後におまけになるが、鳥取には長らく”スタバ”ことスターバックスが無かった。国内で唯一スタバの無い県という時期が結構続いていたのだ。しかし、これを逆手にとって、鳥取砂丘が有名なことにひっかけて、”すなば珈琲”というカフェが鳥取では人気だ。駅前にも1店舗あるので行ってみたが、割と寛ぐことが出来る良い空間である。
次回、鳥取旅行シリーズPart 6に続く・・・・。