Eggs Benedictとは、半分に割ったイングリッシュマフィンの上に、カナディアンベーコン又はスモークハム、更にその上にメ[チドエッグを乗せ、仕上げにHollandaiseソースという魔法のソースをかける。トマトなどを乗せることもある。このHollandaiseソースがEggs Benedictには欠かせないが、この作り方や中にどのような調味料を混ぜるかでEggs Benedictの味が大きく変わってくる。以前LAのHyatt Rgencyに入っているホテルで食べたEggs Benedictは、Hollandaiseソースに唐辛子が少し混ぜて有り、これはこれでピリ辛な感じがとても美味しかったのを良く覚えている。Hollandaiseソースは、マヨネーズのような感じでもあるが、本来は卵の黄身をバターと混ぜて、レモンと塩を加えて作る。
Eggs Benedictの作り方:
http://cookpad.com/recipe/302645
Eggs Benedictの名前の由来についてはいろいろな説があるようだが、どうやら独立戦争(1775-1783)の時にイギリスに寝返ったアメリカの将軍で、アメリカ最大の裏切り者言われているArnold Benedict (1741-1801)にちなんだ名前だという説が有力。つまり、イギリスのイングリッシュマフィンなどを用いて作った邪道なアメリカ料理という皮肉を込めたもののようだが、由来は別としてEggs Benedictは文句無しにうまい。
今回NY、Austin (テキサス)、LAに出張で訪れたが、AustinとLAでEggs Benedictを食べた。やはりレストランによって同じEggs Benedictと言っても見た目や味がかなり違う。
AustinのDoubletreeホテルで食べたEggs Benedictは見た目には結構華やかであったが、正直味は今ひとつ。恐らくHollandaiseソースがちょっとチープな味がしたからだろう。しかし、付け合せのャeトはかなり好きなパターンである (苺やフルーツが付け合せとなることも多い)。

一方、LAのAvalon Hotelのプールサイドで食べたEggs Benedictは見た目にシンプルながらかなり美味しかった。Hollandaiseソースも、あまりソースっぽくなく、黄身がそのままかかっているようなソースでこの黄身の味付けが絶妙であった。

この前の米国出張でサンノゼのValencia Hotelで食べたEggs Benedictもかなり美味しかった。

旅先で色々なEggs Benedictを食べ比べるのが出張の楽しみの一つになっているが、これからも究極のEggs Benedictを求めて食べ続けたいと思う(今度自分で作ってみることにもチャレンジしようかと)。